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Race Report
2024.04.14
Rd.1 決勝:優勝記者会見

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第1戦 岡山国際サーキット:優勝記者会見

GT500 Class

No.36 au TOM'S GR Supra

 

坪井 翔

「みんなの力で勝ち取った勝利だと思う」

(昨シーズンの第7戦、第8戦から年をまたいでの3連勝となるが)3連勝ってGT(SUPER GT)でまずできることじゃないんで、ここまでできたのはチームと相方である山下(健太)選手とみんなの力で勝ち取った勝利だと思うので、今回の勝利はすごく良かったと思います。

 僕のスティントでは、セーフティカーが出たタイミングのリスタートで多分3秒くらい離したのかな? あれがかなり僕のスティントでのハイライトだったかな。そこで結構余裕が生まれて、ペースも良さそうでした。最初にチームと山下選手から「(後続を)20秒はちぎってくれ(離してくれ)」と言われていたので(苦笑)、がんばったんですけど10秒ちょっとしかちぎれなかったので、あとは山下選手に頼むというところでバトンタッチしたような感じでした。

(今シーズンは)幸先いいスタートが切れて、(サクセスウェイトを搭載するので車重は)重くなるんですが、富士は3時間ですか? 36号車は長いレースが強いので、重くても富士だったら……だし、3時間という長いレースだったら多分なおさら追い風なのかなと思うので、開幕2連勝を目指したいと思います。

 

 

 

山下 健太

「わりと余裕をもって走ることができた」

 本当に内容的にもいいレースで、チームにも坪井(翔)選手にも感謝しています。自分のスティントは坪井選手が10秒くらい(の差を)築いてくれたこともあって、わりと余裕をもって走ることができました。

 スティントが長い……50周くらいあったので、チームからは「タイヤをしっかりマネージメントしてね」と言われていたこともあり、かなりマネージメントしていたんですけども、ちょっとなんかやりすぎて、10秒差を4秒差まで詰められる場面もあったんです。最後10周くらいになって、「もういいかな」と思ってペースを上げて、また10秒ぐらいまで差を広げられたので、組み立てとしてはちょっとペースを落としすぎたところはあるかもしれませんが、良かったと思います。

(坪井選手と同じく)目指すのは(開幕)2連勝。個人的にはちょっと今回の予選がうまくいかなかったので、しっかり予選からちゃんと速さ出して、レースで抜いていきながら勝てるようにしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

GT300 Class

No.2 muta Racing GR86 GT

 

堤 優威

「少しの“スキ”も見せられない展開で非常に疲れました

 (優勝したことを)まずは非常に嬉しく思います。昨年は2位ばかり3回だったと思うんですけど、勝てないシーズンが続いたので、2024年のシーズン開幕戦で勝てたことは非常に良かったです。

 レース展開としては、チームから「(タイヤ)無交換でいく」と聞いていたんですけど、正直、乗っていても結構キツかったです。ライバルとしては52号車を目安として見ていたんですけど、タイムがどんどん落ちていくなかで、どうやれば速く走れるかを自分なりに試しながら走って、なんとか65号車に追いつかれずに勝つことができました。平良選手からもらったギャップがあったのでちょっと楽には走れたんですけど、少しの“スキ”も見せられないようなレース展開で非常に疲れました。

 去年獲りこぼしたレースではトラブルやチームワーク、ドライビングのところで直せる部分がたくさんあったので、今年はそこを全部修正して、獲りこぼしがないように頑張ります。

 

平良 響

「非常にいいタイミングでピットに入れたのかなと思います

 初優勝ということで非常に嬉しいです。去年は悔しい2位が何回もあって“今年こそは”と挑んだシーズンだったので、優勝で始めるシーズンは非常に流れがいいのかなと思います。

 スタートしてからは65号車を追っていくかたちだったんですけど、僕たちには最初から「タイヤ無交換でいくぞ」という作戦があったので、タイヤを痛めず、タイヤを残したまま堤選手にバトンパスができるかなというところでした。最後ちょっと周回遅れというか、後方の集団にひっかかったタイミングでピットインできたので、非常にいいタイミングでピットに入れたのかなと思います。その辺はチームとうまく連携できましたし、僕の判断も良かったのかなと思います。

 去年逃した富士で、しっかり獲り逃したところを獲り返しにいきたいなと思います。ゴールデンウイークにしっかり優勝して終わりたいと思います。
 

 

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