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2024.06.02
The Voice_03:決勝上位コメント/GT500

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【The Voice_03】
決勝上位コメント/GT500

 

 

 

 

2位
No.14 ENEOS X PRIME GR Supra

 

大嶋和也
勝てたレースだと思うので、全然うれしくない

「勝てたレースだと思うので正直、全然うれしくないです。こんなふうに速く走れるレースってなかなかないと思うので、そのチャンスを逃したのはツライですね。ただ、今年になってミスが続いてチームに迷惑をかけてしまっていたので、今回いい走りができて悪い印象は払拭できたかなとは思っています。
 (最後のスティントの福住選手の走りについて)僕たちのクルマはストレートが速いわけじゃないので抜くのは簡単じゃなかったと思うんですけど、最後はよく抜いてきてくれたなと思います。
 今回、チームのミス(アンセーフリリース)がありましたけど、次にまた同じことを繰り返さないように改善してくれるチームだと思っています。
 前回の富士ではピットスタートからトップと変わらないタイムで追い上げることができましたし、今回のレースペースがあれば優勝できると思っているので、次の富士でも予選でしっかり上位に入って、次こそはノーミスでチームみんなで勝ちにいきたいと思います」

 

 

福住仁嶺
ペナルティがあったけど、2位まで獲り戻せたのは良かった

「スタートしてからすぐに16号車(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)を抜くことができたので、そこからの展開としては楽になりました。タイヤのパフォーマンスが落ちてからも37号車(Deloitte TOM’S GR Supra)と差がない感じだったんですけど、ある程度マージンをもちながら大嶋選手にバトンを渡しました。大嶋選手も37号車にプレッシャーを与えてくれたので、向こうも精神的には苦しかったんじゃないかなと思います。
 最後のスティントで僕に代わって、アウトラップもすごく良くて、37号車に対してマージンがある状態でトップに立てたんですけど、アンセーフリリースのペナルティが出てしまい、一時は4位に落ちてしまいました。ただ、そこから2位まで獲り戻せたのは良かったですし、ここから巻き返せるポテンシャルはあると思っています。
 36号車(au TOM’S GR Supra)という強敵もいますし、次の富士はサクセスウェイトが少し重くなりますけど、強いレースをしていければ自分たちにもチャンスがまわってくると思うのでがんばりたいと思います」

 

 

 

 

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3位
No.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16

 

大津弘樹
表彰台に立ちたいという気持ちで走った

「スタート直後から数周で(No.37 Deloitte TOM’S GR Supraの)前へ出たかったのですが、意外と僕のペースも上がらなくて、あまり抜くチャンスを作れずにいるところに14号車(ENEOS X PRIME GR Supra)が来て……。もう、ペースの差が歴然でしたね。ただ、抜かれたくなかったので少し抵抗しちゃいましたが、14号車が前に(出てしまった)。で、出られてからは、とんでもないペースで前に行かれちゃいました。マシンのバランス的にもちょっと曲がらずかなり苦戦していたし、ペースも上がらないので、早めにピットに入って(佐藤)蓮に繋ました。
 その蓮も、マシンバランスで苦戦しながらも順調に走ってくれて、ある程度、前後車両とのギャップを築いたまま僕にバトンを渡してくれました。僕の(最後の)スティントでも、とにかくコンスタントに走ってゴールまでマシン運ぼうということをやっていたんです。でも、残り10周ぐらいになってから、結構ドンと一気にペースが落ちてしまいました。そこでうしろの12号車にかなり迫られて、あぶなく抜かれるところでしたが、蓮と組んでまだ3戦目のなか、僕たちとしてはなんとしてでもまずファーストステップとして表彰台に立ちたいという気持ちで走りました。
 スタートからは順位を落とすことになりましたが、チームとしては全員がミスなくやってくれたことで結果に繋がったとは思います。こういうレースを続けることで勝てるチャンスも出てくると思うので、今回の内容をしっかり振り返り、次戦に繋げたいと思います」

 

 

佐藤蓮
表彰台に乗ることができたので、ひと安心

「今まで結構トラブルとかあったなかで表彰台に乗ることができたので、ひと安心することができました。でも、まだ満足できる結果ではないですね。決勝でも、我々の足りない部分が忠実に現れた結果になってしまったので、この表彰台をバネに次戦は富士で優勝を目指して戦えるよう、チームといいクルマを作っていきたいですね。
 一方、レースでの戦略としては、状況に合わせてしっかり対応することがでいたので、いい戦略を採ることができたのかなと思います。まずはしっかりポイントを獲ることができたので、そこは良かったかなと思います。
 最後、大津さんの後続車とのバトルはほんと、お祈りしながらモニターを見ていました」

 

 

 

 

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