スポーツランドSUGOはコースサイドは緑豊かで、ちょっとしたピクニック気分でも行ける。また、仙台駅からの直通バスで約1時間(開催中に運行)、クルマなら東北自動車道の菅生スマートインターから5分、村田インターからは15分弱とアクセスも良好だ。
山間のコースなのでアップダウンがきつく、さらにコース後半は中高速のコーナーが多いのが特徴。全長は約3.6kmと短めで、参戦台数の多いSUPER GTでは、マシンの競り合いもコースの各所でひっきりなしで発生し、見る方も走る方もスリリングだ。それだけにレース展開が読みにくく、ファンのみならずドライバーや関係者からも『SUGOは何が起こりやすく、ドラマチックな展開になる』と言われている。
注目の観戦ポイントだが、まずはホームストレートに沿ったグランドスタンド、そしてピットガレージ上の観戦スペースだ。決勝スタートでは40台以上のGTマシンがエンジンを全開にする迫力をぜひ味わってほしい。また激戦の末のゴール&表彰、その感動シーンも見られる。そしてコース後半の導入であるSPインとSPアウト、2つの中速コーナーが目前で見られるSPスタンドも好ポイントだ。ここはマシンのダイナミックな動きも楽しく、席に座ってカメラで撮影するレース写真初心者にもお薦めしたい。またハイスピードからのブレーキングとバトルが観たければ、1コーナースタンドが最良だ。この他にも立ち見の観戦エリアがいくつかあり、時間の長い公式練習でいくつか回って候補を定め、予選やレースの時間中はその1、2個所を移動して見るというのが良いかもしれない。
コースデータ | ||
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コース全長 | 3,586m(2輪シケイン除く) | |
コース幅 | 10〜12.5m | |
高低差 | 69m | |
コースレコード | ||
GT500 | ||
1'09.413 | 大湯都史樹/No.8 ARTA MUGEN NSX-GT | 2023年 第6戦予選Q2(9月16日) |
GT300 | ||
1'16.834 | 山内英輝/No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT | 2019年 第7戦予選Q2(9月21日) |
2023年 第6戦 優勝 | ||
GT500 | No.8 ARTA MUGEN NSX-GT | 野尻智紀/大湯都史樹 |
GT300 | No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT | 吉田広樹/川合孝汰 |
2023年 第6戦 ポールポジション | ||
GT500 | 大湯都史樹/No.8 ARTA MUGEN NSX-GT | 1'09.413 |
GT300 | 高木真一/No.96 K-tunes RC F GT3 | 1'17.098 |
優勝回数 | |
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ドライバー (今大会参戦ドライバーのみ) |
GT500:山本尚貴(2勝) |
GT300:高木真一(3勝) | |
GT500 メーカー別 | トヨタ/レクサス:11勝(スープラ:7勝*、LC500:1勝、RC F:1勝、SC430:2勝) *現行のGR Supraは未勝利 |
ホンダ:9勝(NSX:7勝、HSV-010 GT:2勝) | |
日産:6勝(フェアレディZ:1勝、GT-R:5勝) | |
その他:3勝(マクラーレン:1勝、ポルシェ:2勝) | |
GT300 最多勝車種 | スバル BRZ(2勝) ※現行車種以外:トヨタセリカ、ポルシェ RSR(3勝) |
ポールポジション回数 | |
ドライバー (今季レギュラードライバーのみ) |
GT500:ロニー・クインタレッリ(2回) |
GT300:山内英輝(5回) | |
GT500 メーカー別 | ホンダ:12回(NSX:12回) |
トヨタ/レクサス:9回(スープラ:5回、RC F:2回、SC430:2回) | |
日産:6回(フェアレディZ*:1回、GT-R:5回) *現行のNissan Zは未獲得 |
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その他:2回(マクラーレン:1回、フェラーリ:1回) | |
GT300 最多ポールポジション車種 | スバル BRZ(5回) |
4/12-13 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/27-28 | Round3 SEPANG | |
8/02-03 | Round4 FUJI | |
8/23-24 | Round5 SUZUKA | |
9/20-21 | Round6 SUGO | |
10/18-19 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/01-02 | Round8 MOTEGI |