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Race Report
2024.12.07
Rd.5 鈴鹿サーキット ポールポジション記者会見

Rd.5 鈴鹿サーキット ポールポジション記者会見の画像

第5戦 鈴鹿サーキット:ポールポジション記者会見

GT500 Class

No.36 au TOM'S GR Supra

※ドライバー掲載は予選走行の順としています。

 

山下 健太

「ちょっと微妙なアタックだった」

 まず、ポール(ポジションを)獲れてほんとにうれしいというか、ホッとしたというか。 ポールを獲ったらチャンピオンが決まるっていうのはもうわかっていたので、ポールを獲りたいなとは思っていたんですけど、ちょっと午前中の練習走行では、自分が思ったよりなんかうまく走れなくて。自分のなかで若干不安を抱えた状態で予選に行ったんです。

 そのなかで、こういう状況だとなかなか……やっぱりチャンピオンが懸かっている予選って、なんですかね。120%のアタックっていうよりも、なんか“四脱(よんだつ:四輪脱輪)”しないようにとか、その辺をちょっと気遣いながら走った感じで。で、そのなかでもうまく(アタックが)まとまったかっていうと、自分的に思い当たるミスはふたつぐらいあるんで、ちょっと微妙なアタックではあったんです。トップとの差は100分の6秒差ぐらいで3番手だったので、最低限のことはできたかなというふうには思ってはいるんですけど、本当はトップが良かったなっていう思いは持ってます。

(決勝では)この状況から6番手フィニッシュとかになっても、ちょっとすごい白けるので(笑)、しっかり最後勝って気持ちよく…。今年最後のレース……インタープロトがありますけど、ほぼ最後のレースなので、勝って気持ちよく終わりたいと思います。

 

 

坪井 翔

「予選で(チャンピオンを)決めたいというところはあった」

 見ている方にとっては若干“空気が読めない”結果になってしまったという状況ではあるんですが、やっている側としてはやっぱりSUPER GTは最後まで何が起きるかわからないので、予選で(チャンピオンを)決めたいというところはありました。まずはしっかりポール(ポジション)を獲ることができてよかったです。

 ただ、Q1もQ2も、山下(健太)選手が言ってましたけど、僕もかなり“置きに行った(無難にアタックする)”予選になってしまって…。攻めようとは思ってたんですけど、やっぱりいつもの予選のようには気持ちよくアタックはできなくて。心当たりが何ヶ所かあるような予選でQ2の3番手、合算(タイム)ではポール(ポジション)ですけど、ふたりとも3位、3位で、合算(タイム)のありがたさを改めて感じました。多分、各々思うところはたくさんあった予選だったとは思いますが、でもチャンピオンを獲る上ではそういうことが大事になってくるので、しっかりリスクマネジメントできたかなと思います。

 開幕戦もポール・トゥ・ウイン、ノー(サクセス)ウェイトのレースで勝ち切ることができたので、今回もポール(ポジションが)獲れたので、ノーウェイトのハンデがないレースでしっかり勝つっていうのは大事になってくると思います。チャンピオンを獲りましたけど、チャンピオンらしいレースを最終戦でポール・トゥ・ウインで飾れるようにがんばりたいと思います。

 

 

 

 

 

GT300 Class

No.88 VENTENY Lamborghini GT3

 

小暮 卓史

「ポイントも縮まって、モチベーションはすごく高い」

 クルマの状態がすごく良くて、Q1トップで通過することができました。シリーズ(チャンピオン)争いをしているのですごく重要で落とせない予選でしたけど、Q2の元嶋(佑弥)選手もすごくいいタイムでしたし、総合トップということで明日に向けてポイントも縮まりましたし、モチベーションはすごく高いですね。

 明日は力を全部出し切りたいなと、すごくいいレースをしたいなと。その結果、どうなるかっていうのは結果次第だと思うんですけど、ひとつ言えるのは自分たち、僕と元嶋選手がいいレースをすれば結果がついてくるんじゃないかという予感がしていますので、がんばりたいですね。あとはヨコハマタイヤさん、則竹(功雄)会長、チームには本当に感謝したいですね。ここまでこられたのはみなさんのおかげかなと思っていますので、がんばります!

 

 

元嶋 佑弥

「前回の宣言通り、小暮選手に助けられてポールを獲れた」

 前回のオートポリスの記者会見の時に「予選で小暮(卓史)選手が僕を助けてくれるだろう」と言ったと思うんですけど、その通りになりました。小暮さんが速くて、それに助けられてポールポジションを獲れたので(小暮選手に向かって)「ありがとうございます!」。僕はミスなく、自分の出せる精一杯で走りました。結果、ポールポジションで本当に良かったです。

 明日は僕がスタートを担当することになると思うんですけど、この2戦、十何番グリッドから人に嫌われるんじゃないかっていうくらいプッシュして追い上げていたレースが多いので……、今回は第2戦みたいに先頭からスタートできるので、レース自体も楽しみながら走りたいですね。

 なにより(JGTC時代から)30年レースをやってきた則竹(功雄)会長にチャンピオンをプレゼントしたいですし、ヨコハマタイヤさんもここまで押し上げてくれたので、そういうみんなのがんばりを小暮さんと一緒に形にして、チャンピオンを獲れたらいいなと思っています。

 

 

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