ありがとう&おつかれさま!
前日の予選でチャンピオンが決まったGT500クラスも、タイトル争いを今日の最終戦まで持ち越したGT300クラスも、ともにとても見応えのある素晴らしいレースとなりました。寒いなか、その舞台となった鈴鹿サーキットまで足を運んでくださったみなさまをはじめ、今シーズンもSUPER GTを応援してくださったみなさまにお礼申し上げます。ありがとうございました!
来年もますます魅力的なSUPER GTをお見せできると思いますので、引き続き、応援をよろしくお願いします。
そして、今シーズン限りでSUPER GTでの活動を終えるロニー・クインタレッリ選手には心からの「おつかれさま!」を伝えたいと思います。我々取材班に対しても、常に真摯な態度で取材に応じてくれました。
レース後には監督やドライバー仲間から花束や自身の活躍を1枚にまとめたパネルが贈られ、最後にはチームのみなさんが揃っての記念撮影が行なわれました。ロニー選手の人柄が表れているかのように、みなさんが笑顔で、とても素敵な1枚になりましたね。
2025シーズンは4月12~13日、岡山国際サーキットで開幕予定です。
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熱気に包まれたグランドフィナーレ
予選日よりも気温が下がった決勝日。それでも、レースでは寒空を吹き飛ばす白熱の戦いが展開され、その行方を見守るファンの皆さんはつねにドキドキハラハラだったはず。その余韻もあったのでしょうか、レース後の「グランドフィナーレ」は、熱気に満ち溢れていました。
メインストレートに準備された特設ステージに集結した全ドライバー、そして坂東正明GTA代表が登壇し、ファンの声援に応えるとともに、シーズンを通して尽力いただいた大会関係者はじめ、スポンサーそしてファンの皆さんへ感謝の意を表しました。とくに今シーズンは天候不順の影響を受け、異なる状況下でのセッションも少なくなかったのですが、ファンの皆さんからはいつも温かい応援とサポートをいただきました。あらためてお礼申し上げます。
続いて、オートバックス賞の贈呈式では、SUPER GTのタイトルスポンサーである株式会社オートバックスセブン 特別顧問の小林喜夫巳様がプレゼンターとして今シーズンのチームチャンピオンとなったTGR TEAM au TOM'S(GT500クラス)およびJLOC(GT300クラス)に、それぞれ1000万円の賞金ボードを贈呈されました。
GT500クラスでは、TGR TEAM au TOM'Sの伊藤大輔監督、坪井翔、山下健太両選手が、また、GT300クラスでは則武功雄監督、小暮卓史、元嶋佑弥両選手が存在感あるボードを満面の笑みで高く掲げました。
さらに、今大会をもってSUPER GTでの活動終了を表明したロニー・クインタレッリ選手が息子の伶央(レオ)さんと揃ってステージ中央に。坂東GTA代表から花束が贈呈されました。
クインタレッリ選手は坂東GTA代表、GTAに感謝の言葉を述べ、また、シリーズチャンピオンに輝いた36号車と88号車の4選手へ賛辞を送りました。寒いなか、セレモニーに残ってくれたファンの皆さんを気遣いながら、幼い頃、テレビで観たF1鈴鹿GPの舞台である鈴鹿サーキットで、35年後に自身が大勢のファン前で活動終了のセレモニーに立つとは思いもしなかったというクインタレッリ選手。「人生ってすごいですね。何が起こるか本当にわからない。辛いときもがんばればいいことがあります」と感慨深げに語りました。さらに「全8戦のレースで誰がチャンピオンになるか、最後の最後までわからない。ファンにドキドキ、感動を与えるレースはないと思います。僕もチャンピオンを獲るなかでいろんな仲間もできて、幸せでした!」とSUPER GTの魅力を”力説”。伶央さんに約束した5度目のタイトルは果たせなかったことを謝る一方で、「応援してくれたファンのあなた達が僕の5度目のチャンピオンです。永遠に皆さんのサポートを(心に)残します!」とファンへの感謝で締めくくりました。
そして、エンディングではドライバーからシーズンを通して応援してくれたファンの皆さんにプレゼントが投げ込まれ、大いに盛り上がりを見せるなかで大団円を迎えました。
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI | |
12/07-08 | Round5 SUZUKA |