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2024.12.11
Honda Racingが2025年のGT500参戦体制を発表。Astemo REAL RACINGに小出峻が昇格!

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 12月11日、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は2025年の四輪モータースポーツ体制発表会を開催した。これによるとSUPER GTの来季2025年GT500クラスの体制は、今季と同様にCIVIC TYPE R-GTを4チーム、5台が参戦する。またドライバーラインアップは1チームで変更があり、Astemo REAL RACINGにGT300クラスのNSX GT3で2シーズン活躍した小出峻が昇格になった。

※写真は2024年ドライバーランキング2位のNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT

 


 発表されたリリースでは『SUPER GTシリーズにおいては、今季GT500クラスにCIVIC TYPE Rをベースとした「CIVIC TYPE R-GT(シビック タイプアール ジーティー)」を新たに投入して戦い、STANLEY TEAM KUNIMITSU(スタンレー・チーム・クニミツ) 山本尚貴選手/牧野任祐選手組が年間2位の成績を収めました。来季チャンピオンを獲得すべく挑戦を続けます』と今季の活躍を評価し、来季タイトルの獲得意志を表明している。

 なお、この発表会で紹介されたのが、来季のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦する太田格之進だった。2022年にGT300クラスにNSX GT3でデビューし、翌年から今シーズンまでGT500クラスで活躍。今季はNo.17 Astemo CIVIC TYPE R-GTを駆り第2戦富士ではQ1で1位を獲得し、CIVIC TYPE R-GTの初ポールポジションに貢献した。

 海外レース進出の太田に代わって2025年のAstemo REAL RACINGのCIVIC TYPE R-GTをドライブすることになった小出峻は、2022年のFIA-F4でチャンピオンであり、翌2023年にNo.18 UPGARAGE NSX GT3でGT300クラスに参戦を開始。初参戦の第1戦岡山ではデビューウインを達成して、この年は2勝を記録。2024年も3位表彰台に上る活躍を見せた。その活躍が評価されて、待望のGT500クラスへの昇格となった。

 なお今回の発表では各チームの車番とタイヤメーカーが明記されておらず、2台を参戦させるARTAでは各車のドライバーコンビネーションも示されていない。

 

 

 

 

■2025年のHonda Racing、GT500参戦体制
以下はHRC「2025年Honda Racing四輪モータースポーツ活動計画」より抜粋。
https://honda.racing/ja/features/honda-racings-2025-four-wheel-motorsports-activity-plan

 

 

 

◆SUPER GT<GT500クラス>

チーム名

ドライバー

年齢

国籍

2024年戦績

ARTA
(エーアールティーエー)

野尻 智紀
(ノジリ・トモキ)

35

日本
(茨城県)

GT500
9位

松下 信治
(マツシタ・ノブハル)

31

日本
(埼玉県)

GT500
9位

大津 弘樹
(オオツ・ヒロキ)

30

日本
(埼玉県)

GT500
12位

佐藤 蓮
(サトウ・レン)

23

日本
(神奈川県)

GT500
12位

Astemo REAL RACING
(アステモ・リアル・レーシング)

塚越 広大
(ツカコシ・コウダイ)

38

日本
(栃木県)

GT500
10位

小出 峻
(コイデ・シュン)

25

日本
(大阪府)

GT300
14位

Modulo Nakajima Racing
(モデューロ・ナカジマレーシング)

伊沢 拓也
(イザワ・タクヤ)

40

日本
(東京都)

GT500
13位

大草 りき
(オオクサ・リキ)

25

日本
(神奈川県)

GT500
13位

STANLEY TEAM KUNIMITSU
(スタンレー・チーム・クニミツ)

山本 尚貴
(ヤマモト・ナオキ)

36

日本
(栃木県)

GT500
2位

牧野 任祐
(マキノ・タダスケ)

27

日本
(大阪府)

GT500
2位

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