SUZUKA GT300km
3.21sat / 22sun - SUZUKA Circuit

3/22 - free session




64 Mobil 1 NSX(フリー走行総合トップ)

山西康司「今のはボクが出したタイムです。満タンでした。満タンでのクルマの動きはいいようです。決勝のペースはまだわからないですね。タイヤが後半どうなってくるか、よくわからないですし。スタートは今回はトムのほうです。2戦目以降は変わってくるかもしれませんけど」


100 RAYBRIG NSX(フリー走行総合2番手)

飯田 章「朝のセッションは満タンでのタイムです。決勝でも5秒台かって? いや、もっと速いかもしれませんよ、最初のうちは」


44 アペックスDLモモコルセMR2(フリー走行GT300クラストップ)

新田守男「燃料満タンでのバランスはあまりよくないですね。もっと軽くなったときにペースを上げられるように仕上げてくれてますから。スタートはボクがいきます。いくだけいきますよ。ただ、はじめはペースアップできないから、ストレートが速いクルマに逃げられるかもね。ピットインはギリギリまで引っ張る予定です。マージンを作って渡したいですね。壊さないことを祈るだけです」


910 ナインテンポルシェ(フリー走行GT300クラス2番手)

砂子智彦「クルマのバランスは悪くない。予選と変わらない。まあ大丈夫でしょう。決勝は自分がスタートかな。今、ピットレーンでスピード違反しちゃったみたい。入り口だけじゃなくて、中間でも計測してた。つい、再加速しちゃいました」


12 カルソニックスカイライン(フリー走行総合3番手)

星野一義「今朝は満タンでもよかったね。決勝では、タイヤのこともあるからガンガンにとはいかないかもしれないけど、結果的にはガンガンになっちゃうだろうな。スタートはダンゴになっていくだろうけど、そこをうまく抜け出せれば上位を狙っていけると思う。トップに離されることはないよ」


25 つちやMR2(フリー走行GT300クラス3番手)

鈴木恵一「金曜日に、フリー走行で出ていってすぐにハーフスピンしたら、同じチームの田嶋がよけきれずにぶつかって、右足にケガしてしまった。まあ、ボクがスピンしたのが悪いんだけど…。骨折はしていないんだけどヒビは入ってるかもね。アクセル踏むには問題ないんだけど、ブレーキがちょっとつらい。そんなわけで、予選のアタックは信吾にやってもらった。朝のフリー走行は二人で乗ったよ。二人とも17秒台前半で走れているのはウチくらいじゃない? まあ、あんなもんでしょう。決勝は信吾にスタートから引っ張ってもらって、普通にいけば…。もちろん勝ちたいけど、ポイント取って帰りたい。結果がどうついてくるかでしょう。(予選でのNo.44アペックスDLモモコルセMR2との差は)ウチが失敗したから。テストでは2日目にドライバーのほうでミスって走れない状態でテストしきれなかったし、今回も雨から入って、信吾もボクもスリックで走ったのは昨日の予選からだからね。1回目はセットアップで、2回目もいろいろやってみて、今朝不具合を直したんだ。きちんとできてればあそこ(アペックス)までいくと思うよ」


23 ペンズオイル・ニスモGT-R(フリー走行総合4番手)

エリック・コマス「今朝は4ラップして6秒0でコンスタントに走った。クルマのバランスは悪くないよ。たぶん知らないだろうけど、ボクらはブリヂストンユーザーのなかで唯一ハードコンパウンドを選んだんだ。クルマは新しいし、ブリヂストンの新しいタイヤのロングディスタンステストはどこもやっていない。だから安全策をとってハードを選んだんだ。それはボクらだけだった。ほかはみなソフトを選んでいる。ソフトコンパウンドだと15、18ラップ、20ラップで終わってしまうだろう。25ラップしなければならないんだ。純粋にクルマの性能でいうと、今の段階ではホンダNSXが昨年から開発しているので若干いいだろうけど、こちらはドライを走るのは今日が3日目だからね。ポールポジションはムリでも、大事なのはコンスタントに走ることなんだ。そのためにはタイヤの選択は非常に重要だ。それで10ラップ後でもいいタイムを維持できるようにハードを選んだというわけだ。おそらくソフトを選んだチームはタイムが落ちてゆくだろう。もちろんまだわからないけどね。ハードで今のタイム差は満足している。スタートはマサミがやる。彼はそんなに乗っていないけどよく走るし、今朝のウォームアップでもいいタイムを出しているんだ」



GT500クラス最高速度(決勝日フリー走行;協力TRD)

2ZEXELスカイライン261.3km/h
3ユニシアジェックススカイライン257.6km/h
55ZIGEN SUPRA261.3km/h
6ESSO Tiger Supra256.3km/h
8FET SPORTS SUPRA262.6km/h
12カルソニックスカイライン261.3km/h
16Castrol無限NSX259.7km/h
18TAKATA童夢無限NSX261.5km/h
23ペンズオイル・ニスモGT-R262.8km/h
36カストロール・トムス・スープラ260.5km/h
37カストロール・トムス・スープラ260.8km/h
38FK/マッシモセルモスープラ263.6km/h
39デンソーサードスープラGT261.5km/h
50ARTAスカイライン260.5km/h
64Mobil 1 NSX263.4km/h
88ディアブロGT-1265.4km/h
100RAYBRIG NSX263.9km/h






3/22 - Race




天気:晴れ 気温:14度  湿度:46% 路面温度:25度

入場者数:3/22−43,000人(3/21−15,000人)





◎リタイヤ原因(GTインサイドレポート班調べ)

No.Machine原因周回数
17東京科芸専REロードスターオーバーヒート5L
7RE雨宮マツモトキヨシRX7コースアウト6L
27TFCJ フェラーリF355駆動系7L
6ESSO Tiger Supra他車とのクラッシュ10L
18TAKATA童夢無限NSXスロットル系11L
88ディアブロGT-1電気系12L
81ダイシンシルビア燃圧12L
2ZEXELスカイラインミッション17L
60TOYOTA CAVALIERドライブシャフト12L
21ダンロップ-BP-BMWミッション20L
16Castrol無限NSXアクセルワイヤー23L
12カルソニックスカイライン他車とのクラッシュ45L
30綜警PORSCHE他車とのクラッシュ45L
100RAYBRIG NSX駆動系45L



◎ペナルティ

36カストロール・トムス・スープラピットロードのスピード違反ピットストップ10秒
64Mobil1 NSX黄旗無視ピットストップ10秒








23 ペンズオイル・ニスモGT-R(総合優勝)

エリック・コマス「たいへんうれしい。チームが頑張っていいレースにしてくれた。新しいスポンサーであるペンズオイルのためにもたいへんよかった。レースは先の見えない展開だったが、いい結果を出すことができた。予選後の記者会見でも『レースは何があるかわからない』と言ったが、そのとおりになった」


影山正美「とにかくうれしいです。これで、いいシーズンのスタートができたので、このままシリーズをとおしていい結果を残したい」



64 Mobil 1 NSX(総合2位)

トム・コロネル「No.16とNo.18がアクセルワイヤにトラブルが出ていたことは知っていた。だから、アクセルをジワーっと踏むようにしていたんだ。だから、前のクルマを抜くことができなかった」

山西康司「2位という結果ですけど、いろいろミスがありましたから…。NSXでは唯一最後まで残ったんで勝ちたかったんですが…。申し訳ないです。残りのレースで結果が残せるようにしたいです。ただ、トムもボクも初めてのGTですし、そういう意味では2位という結果はよかったと思います。終盤、タイムが安定しなかったといわれましたが、クルマにはとくに問題はありませんでした。フォーミュラと違って周回遅れが多かったからだと思います」

中嶋 悟監督「黄旗は痛かったね。でも、デビュー戦で2位だから、よかったです。ほかのNSXはみんなリタイアしちゃったからね」


39 デンソーサードスープラGT(総合3位)

土屋圭市「なんだか知らないうちに3位になってました(苦笑)。クルマとタイヤと相談しながら、走りきることだけを考えていました。谷川先輩(笑)から引き継いで、それをちゃんと保って走っただけですよ。終盤の田中(哲也 No.3 ユニシアジェックススカイライン)とのバトルは楽しかったですよ。マナーがよかったんで、いいレースができた。お客さんにも楽しんでいただけたんじゃないかな」

谷川達也「今日はF3とのダブルエントリーで、チームや土屋さんには迷惑をかけてしまいました。初めてスタートドライバーを務めさせてもらったし、正直、3位という結果にはホッとしています。(次は昨年優勝した富士ですが? という問いに、隣りに座る影山正美を見ながら)正美さん、よろしくお願いします(笑)」






25 つちやMR2(GT300クラス優勝)

舘 信吾「勝つとは思わなかったんです。普通にいって2位でしょう。テストではタイヤが温まっていなかったときにコースアウトしてしまったんです。運が強いというか、こちらに傾いてくれたと思います。(鈴木恵一さんが、シーズンはじめに『親父さんへの恩返しで信吾君を育てたい』と言っていたことに対して)そう言っていただけるとうれしいです。父に感謝します。富士は、まだ走ったことないからわからないんですけれど、運をつなげて自力でポールポジションを取って勝ちたいですね」

鈴木恵一「テスト中にトラブルが出て、土屋さんに迷惑をかけたんで、勝てて非常にうれしい。ラストは正直言って(足のケガで)きつかった。アペックスが勝ってたらムリにでも抜いたんだけど、必要なかったから。富士は行くよ! 3戦目から同じMR2のニューカーにしてもらう予定です」


51 コブラポルシェ(GT300クラス2位)

袖山誠一「残り5周でガス欠症状が出て、調整してチェッカーうけた。レース距離があと500mあったらFTOに行かれてる」

池谷勝則「2位死守。ほっとしました。新しいスポンサーを迎えて表彰台に立てて、大変にうれしいです」


61 テイボン・トランピオ・FTO(GT300クラス3位)

中谷明彦「なんのトラブルもなかった。3位は上デキ。富士では今回よりももっといいクルマに仕上がってると思うんで、ねらいたい」

原 貴彦「テストではロングのレースラップの走りはしていなかったんで、メンテナンスの強さが出たと思います。クルマは、初戦とは思えないすごくいい状態でした。グループAベースのエンジンで戦闘力のあるように仕上がっていました」





2 ZEXELスカイライン

鈴木亜久里「4速から5速に上げるときにおかしかったんだ。で、結局5速がダメになった。ミッションケースの中でバラバラになったかもしれない」


7 RE雨宮マツモトキヨシRX7

山路慎一「2コーナーで前にいたフェラーリが急に失速した。僕は右によけたんだけどフェラーリが寄ってきて押し出される形になった。クルマは昨日の不調も解決して、朝も良かっただけにツイてないです」


12 カルソニックスカイライン

黒澤琢弥「テグナーで前のNSXについて周回遅れを抜こうとしたんだ。で、NSXはすんなり抜かせたんだけど、後ろを見てなかったのか僕が入っていたときによってきて追突してしまった」


44 アペックスDLモモコルセMR2

新田守男「最初のピットインで燃料がちゃんと入らなかった。で、余計なピットインをすることになってしまった。チームがまだ1年生だから勉強しないといけませんね。あまくないなぁ。クルマの信頼性はよかった。夏場を迎えるとちょっと考えないとね。次は優勝できるよう頑張ります」


100 RAYBRIG NSX

高橋国光「デフかドライブシャフトじゃないかと思います。S字のあたりでクルマの挙動がおかしくなって、最初はスローパンクチャーか、タイヤかすでも拾ったのかなと思ったんです。最後までなんとかもたせようと思ったんですが、ストレートで完全に止まってしまいました。それまでクルマはたいへん調子よかったんですが…」


3 ユニシアジェックススカイライン

田中哲也「最後はちょっとトラブルがあって順位を守りきれなかった。どんなトラブルかって? いや、いろんなトラブルです」


8 FET SPORTS SUPRA

田中 実「最後はスピンした。それだけですわ。ミスです」













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