Hi-land GT CHAMPIONSHIP
6.27 sat / 28 sun - SENDAI Hi-land RACEWAY

6.28 - Race


FREE PRACTICE

No.100 RAYBRIG NSX

飯田 章「昨日は、タイミングを外しただけ。そういうこともある。誰かがオイルまいたのが原因。無意味だし、みんなに迷惑かけたでしょう。今回は、テストと違うことやってるから、しっくり出ないところもある。詰めないと。淡々と行きますよ。トラブルなく走りきるのが先です」



No.3 ユニシアジェクススカイライン

長谷見昌弘「予選は、天候とクリアラップのタイミングがうまく行かずでした。出てったらオイルが出てた。アタックは田中がやってた。NSXはミドシップでタイヤの負担が少ないから、タイムが落ちないんですよ。GT-Rは一発のタイムは出るけど、タイムが落ちてくる。維持できない悩みがあるんです。今年のクルマは素性がよくないんで、いろいろやってます。スカイラインとスープラはいい勝負でしょう。NSXはパワーアップしてるしストレートもコーナーもみんな速い。そろそろ、規定を変えないといけないでしょう。今回は、予選、スタートと田中に任せてるんで彼次第です。ただ心配なのは、スタートがラインまで抜いてはいけないんで、1コーナーまでに団子になって、はじき飛ばされるんじゃないかって思うんですよ。1コーナーをうまく抜けれればいんですが、JTCCなんかでも後ろから“ドーン”とぶつかられてスピンした経験があるんで、スタートシーンでは今回かなりあるでしょうね。スタートラインで、クルマがぎゅっと詰まった状態になりますから。クルマのモディファイは年がら年中やってますよ(笑)。基本的に速いクルマは、どこに行っても速い。富士で速くて、低速のサーキットで遅いのはおかしい。来年、R34の新型に代えたとしてもすぐに速いかというと、かならずしもそういうわけではないんですよ」


No.50 ARTAスカイライン

土屋武士「タイヤを持たせる方向でセッティングを進めてきました。今回、スタートはボクなんで、じっくり行って本山さんに渡します。GT-Rのいい点はブレーキですね。それと信頼性かな。まあ、予選の順位が後ろなんで、どうなりますかね」




☆タイヤメーカーに聞く

ブリヂストン
「今日は完全にドライの用意をしてます。ドライのコンパウンドは2種類。ソフトとハードです。テストでソフトがメインかな、と決めてきたんですが、安全策をとってハードも持ってきました」

ヨコハマ
「ドライ用としては、GT500を5種類持ってきました。使うのはNo.39 デンソーサードスープラGTがミディアムソフト、No.13 エンドレスアドバンGTRがミディアムです。事前テストは今日より路温がちょっと高めだったんですが、ソフトでも大丈夫でした。ただ、タイム差がなくて、摩耗の点で少し有利だったので、ミディアム系を選択しています。GT300は4種類持ってきています。No.15 ザナヴィシルビア、No.25 つちやMR2、No.77 クスコスバルインプレッサは一番ソフトなコンパウンド、ほかはミディアムソフトを選択してます。ソフトは交換が前提になります。ミディアムソフトは交換なしでもいけますが、各チームの判断で、最低2輪は交換するのではないかと思います。レインは、テスト用にコンパウンドで4種類、構造で2種類、パターンでいうと2種類持ってきてます。今日は、一応スープラ用にソフト、スカイライン用にハードを用意しています。GT300は全車ミディアムです。ウチとしては雨は降ってほしくないですね」

ダンロップ
「ドライはGT500は4種類、GT300は3種類持ってきています。そのなかからテストでよかったものを選んでいるんですが、GT500のソフト系は十分なテストができなかったので、これまで実績のあるややハード寄りのミディアムを選択しています。GT300はソフトとミディアムの2種類あって、チームによってどちらかを選んでいます。GT300のソフトは交換することになると思いますが、ミディアムは無交換でいけます。レインは、GT500はコンパウンドが2種類、溝で2種類あります。GT300は1種類です。でも今日はGT500はドライの用意しかしていません。雨、降りませんよね?」

トーヨー
「ドライ用はソフトとハードの2種類あります。テストのときに性能を確認して、ソフト用を選んでます。テストのときより温度が低いんですが、問題はないと思います。レイン用はインターミディエイトとノーマルレイン、ヘビーレインの3種類です。インターミディエイト・レベルの雨ならまあまあなんですが、ヘビーは未確認なんです。今日も、一応雨の用意だけはしています」



RACE
☆決勝スタート直前情報(午後2時)

天気:曇り 気温:26度 路面温度:27度


レース中のおもなできごと(インサイドレポート班調べ)
2L18最終コーナーでスピン、復帰
9L8コースアウト
12L16ピットイン(ハーフシャフトトラブル、リタイア)
12L64ピットイン(クラッチトラブル、リタイア)
16L50ペナルティストップ(違反スタート)
23L77コース上でストップ(電気系?)
24L51コース上でストップ(ドライブシャフトトラブル)
25L18スピン、リアクラッシュ、リタイア
25L13パワーステアリングトラブル
27L12ピットイン(エキゾースト?、復帰)
28L38ピットイン(ターボトラブル、リタイア)
31L70エキゾースト破損、リタイア
32L81ターボトラブル、リタイア
42L3接触によりオイルクーラー破損、リタイア
44L100
6
1コーナーで接触、ともにリタイア
52L50他車と接触、コースアウト、リタイア



No.15 ザナヴィシルビア(クラス2位)

近藤真彦「序盤に抜かれたのは、まだクルマが重かったのと、タイヤにちょっと問題があった。ただ、後半はタイヤがたれなかったんで抜き返せた。青木君には2位か3位で渡せた。ポール・トゥ・2位だけど、(表彰台に立てて)よかったです」

青木孝行「ちょっと首を痛めたのと、左手も上がらなくなってシフトミスしちゃいました。ラストまでなんとか乗れてよかったです」



No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7(クラス3位)

山路慎一「予想どおりのしんどいレースでしたが、みんな同じ条件ですからね。ツキもあったみたいですが、結果オーライです。もうちょっとで前も見えてきました。課題も見つかったのでこれをはずみにしたいです。表彰台は去年の5月の富士以来ですね」

松本晴彦「タイヤがフレッシュだった前半はよかったんですが、徐々に後ろからGT500の速いクルマが来るのでタイムが落ちるんです。抜かせ方がうまく行かなくて…。クルマがよくなっているんで表彰台に上がれました。後半戦は尻上がりに行きたいですね」

No.2 ZEXELスカイライン(総合2位)

鈴木亜久里「2位はうれしいけど、またエリックたち(No.23 ペンズオイル・ニスモGT-R)にやられちゃったのは悔しいね。それと、No.50 ARTAスカイラインがリタイアしちゃったのが残念です」



No.36 カストロール・トムス・スープラ(総合3位)

関谷正徳「今日はすべてメカニックのおかげです。徹夜で頑張ってくれたんですよ。ボクはなにもしてないよ。クルマもタイヤもまったく問題なかった。次のレースでは、もっとよくなると思います」












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