SUGO GT CHAMPIONSHIP
10.24 sat / 25 sun - SportsLand SUGO

10.24 - Qualify

1st Qualify (AM)

44 アペックスDLモモコルセMR2
新田守男「ピーターが2セットとも使ってアタックしました。予選はそんなに重要視していないんですけどね。暫定ポールは鈴鹿以来ですか。クルマが跳ねる感じが直っていなくて、午後はこの辺をトライしてみたいです。最終戦ですから勝ちたいけど、ちょっとでもミスが出たら落としちゃう。スタートはこれまでボクのほうが多いんですが、今回は作戦を変えるかもしれません」



19 ウェッズスポーツセリカ
織戸 学「トップを獲りたかった。マックスがいない分がんばろうと思ってたんです。トップかなと思ったら、ラストに新田さん(No.44 アペックスDLモモコルセMR2)のところにいかれた。タイヤはもう1セットあります。勝ってオールスターに出たいですね」



25 つちやMR2
舘 信吾「午後はタイムが上がると思いますよ。路面状況にもよりますけど。午前中はとりあえずこれで十分でしょう」
鈴木恵一「もう1セット残ってるんで、まだいくよ。まあこんなもんでしょう」



7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
山路慎一「思ったよりクルマのフィーリングはいい感じですが、クリアラップが取れなかったし、自分もミスしてる。2回目はもうちょっといけそうです」
松本晴彦「昨日の状況では1分27秒台に入るなという感じでした。自分はコンスタントラップを走ったんですが、感触はなかなかいい感じです」



18 TAKATA童夢無限NSX
金石勝智「ボクは昨日、今日と10周くらいしか走ってないんで…。でもポンと乗って1分22秒そこそこでは走れるから問題はないんじゃないですか。クルマは順調ですよ。タイヤはもう1セット残っているんで、午後はもう1回、寿一がいくと思います」



16 Castrol無限NSX
道上 龍「午後はまだいきます。大幅なタイムアップはできないとは思いますが、あとコンマ数秒くらいは…。1分20秒台前半までいきたいですね。今の走行では、最後、ブレーキローターが割れるトラブルがあったんですが、交換すればまったく問題はありません。ウェイトハンディの40kgはそれほど気にならないですね」



64 Mobil 1 NSX
トム・コロネル「1発のタイムは出るんだけど、ウエイトハンデのせいでタイヤがすぐに終わってしまう。フロントタイヤを維持するためにブレーキングのしかたを変えるとかなにかしないければならないんだ。レースを完走するためにね。ブレーキも辛い。昨日満タンで走ってみたけど、もう…。それに、十分注意しないとタイヤにフラットスポットを作ってしまう。ボクらのクルマはABSがついていないんだ。とくにダウンヒルがきびしい。ただ、クルマの信頼性は高いからレースでは表彰台を目指していくよ。エリック(コマス)はようすを見ながら待ちのレースができるけど、こちらはベストをつくして走らなければならない。トップから1秒離されているけど、90kgのウエイト積んでいるからね。それを考えればグリッド5位なら悪くないし、やるだけだよ」



37 カストロール・トムス・スープラ
ケルビン・バート「今朝はエンジンもよかったし、クルマのバランスもすごくよかった。タイヤはもう1セットあるので午後もアタックする予定だけど、朝のうちに2セットを使ってアタックすべきだったかもしれない。ウエイトハンディを積んでいる関谷さんとほとんど同タイムだったけど、こちらは積んでないから本来ならもう少し速くなければいけない。何ヶ所か詰められるところがあるから、午後はトライしてみる」



44 アペックスDLモモコルセMR2
ピーター・ダンブレック「足回りがソフトで、とくに2コーナーと最終コーナーで激しくバンプするし、ロールする。大変なんだ。でもそれ以外は悪くないよ。GT300 で最速ラップをマークできてうれしい。第2セッションで速くなるとは思わなかったので、もう2セット使ってしまった。だから午後はアタックしない。今からはF3でポールポジションをとることに集中する。同じ日にGTとF3をドライブするということはもちろん大変だけど、ドライバーにとっては新しいクルマにすぐに適応できるという意味だから、これはいい経験だよ。両方でポールを獲れたら最高だ」



16 Castrol無限NSX
道上 龍「このまま2回目雨が降ってくれるといいんですけどねェ(笑)。今日は、昨日と全然タイヤの温まりかたが違いました。昨日の感じだと、2周目ぐらいにタイムが出るかと思ったんですけど。僕の温めかたがゆっくりだったせいもあるのかな? でも、やっぱりちゃんとクリアラップが取れると、このコースで20秒台が出るんですね」



100 RAYBRIG NSX
飯田 章「クルマが昨日と同じで、あんまり決まってない感じなんですよね。今ひとつシックリ来ないというか、満足いくレベルには仕上がっていないんです。ベストタイムを出したときはクリアラップを取れましたが、その後は引っかかってしまいましたしね」



18 TAKATA童夢無限NSX
脇阪寿一「昨日とバネレートを変えて、フロントをちょっと硬めにしたら、どアンダーになってしまいました。でも、午後は20秒台を狙っていきますよ」



23 ペンズオイル・ニスモGT-R
エリック・コマス「トム(コロネル)は5位に入っているけど、こちらも70kgのウエイトハンディは軽くはないからね。一方では満足しているけど、トヨタが来ているのが気になっている。クルマのコンデションは悪くない。良くなっているので、午後、もしドライならトップ10以内に入れると思うよ」



2nd Qualify (PM)

100 RAYBRIG NSX
飯田 章「2回目のアタックは1周足りなかったですね。タイヤが全然温まらなかったんでもう1周いきたかったんですけど、20分になってしまって。でも、やっぱり遅い。クルマに全然再現性がなくて、フロントがどうもおかしいんです。基本的にアンダーがスゴイんですよ。でも原因がわからない。だからもう帰りたいぐらい。フテ腐れ状態です」



18 TAKATA童夢無限NSX
脇阪寿一「1回目の予選の最後にクラッチが壊れてしまったので、2回目は最後の20分しか走れなくて残念でした。2回目は午前中に出ていたアンダーを解消する方向でいったら、だいぶ乗りやすくなりましたよ。最後のスピン? あれは攻めすぎです」



39 デンソーサードスープラGT
土屋圭市「コマス(No.23 ペンズオイル・ニスモGT-R)に引っかかってしまった。あれがなければ1分21秒4までいってたね。でもセルモ(NHo.38 FK/マッシモセルモスープラ)には届かない。セルモはトップスピードが速いもん。3km/hくらい違う。まあ、BSはソフトだから予選で負けるのはしょうがないよ。昨日から出てたクルマが跳ねる症状はまだ残ってる。それがなければ21秒2〜3くらいはいけたかもね。ウチのタイヤはミディアムだから決勝はいいはず。後半になってもタイムの落ちが少ないからね。前回みたいに、それで最後は表彰台っていうのをねらってるんだけどね」



38 FK/マッシモセルモスープラ
竹内浩典「野田くんがアタッカーです。ウチとしては4位は上デキでしょう。他のスープラとの差もけっこうあるので、この調子でNSX勢の一角を崩したい。決勝は、今ミーティングを1時間近くやって、出た結論は『出たとこ勝負』だったんですが(笑)、まあ、クルマのバランスがいいんでトラブルが出ないのを祈るだけです」
野田英樹「今朝はそこそこアタックして、もう1周いきたかったんですが、20秒入るかどうかのところでピットから『十分タイムが出た』と言われたんです。2回目は、20秒は絶対出そうと思ったらブレーキトラブルが出たんです。結局GT500クラスのセッション中は改善できなくて、ラストの混走の20分でいったんですが、クリアが全然取れませんでした。トヨタ最上位ですし、NSXも食ったんで、今までと比べればいい結果でしょう。チームだけじゃなくスポンサーやトヨタの期待を背負ってるんで、明日は表彰台、できれば勝ちたいです。スタートはボクがいきます」



44 アペックスDLモモコルセMR2
新田守男「精一杯やったけど、午後はやられた。クルマはきちんとは決まってないけど、悪いほうにはいってない。決勝は二人のタイムが変わらないんで、淡たんといきます」



81 ダイシン ダンロップ シルビア
大八木信行「アタックは福山さんです。1回目はセットを探りつつ午後にいこうと思っていました。3番手ですが、自分たちのペースでそれなりの走りをしたい」



No.19 ウェッズスポーツセリカ
織戸 学「やられました。でも、レースはどうなるかわからないので、これからミーティングで作戦を考えます。できるだけ上位でチェッカーを受けたいですね」
山本勝巳「まだクルマには慣れていませんが、最後まで走ればいいとこいけますよ」




POLE POSITION


16 Castrol無限NSX
道上 龍「今年最後のシリーズ戦ですし、ポールポジションが獲れてうれしいです。9月のテストではいまひとつでしたが、金曜日は1番でしたので、今日は獲れる自信はありました。NSX同士で20秒台の争いになると思ってましたから、タイム的には予想どおりです。午後もアタックしたのですが、気温が高くなったせいかタイヤが早めに終わってしまいました。それとクラッチにトラブルが出てしまって、あまり攻め切れませんでした。でも、No.18ほど酷くはないので走行は続けられました。今晩には直せるはずですから、決勝は問題ないでしょう。決勝は、できたら逃げて、逃げ切りたいですね。(決勝で注意するのは?)やはり同じNSXのNo.18、No.100でしょう。チャンピオンは関係ないですが、最後は勝って終わりたいです」
中子 修「インタビューはいやだから2番手で良かったのに、道上に注意しとくの忘れました(笑)。予選では、自分は本番用のセットをやってました。その点では、他の3台のNSXに較べて良くなかったので…。だから、ウチとしては天気はあまり良くないほうがありがたいんですが。ハンデの40kgはさほど感じない。ほかに90kgも積んでいるところがあるんですから、それに比べればね。でも長距離走ってないから、タイヤ的にもちょっと不安ですね。まあ、一番前が有利であることはまちがいないので、あとはこれを生かしていきたいです。No.64とのホンダとしてのオーダーですか? それはこのあとのミーティングでなにか言われるかもしれませんね。まあ、あるとしてもラスト何周かになって、それが必要な状況になったら、でしょうけど」


25 つちやMR2
舘 信吾「午前はクルマが決まらなかったんです。オーバーステア気味で最終コーナーやSPでアクセルを踏みきれなくて、ストレートでスピードがのらなかった。午後、セッティングを変えたんですが、これは完璧でしたね。アタックしたあとも少し走ったんですけど、コンスタントラップでも悪くなかったです。決勝はいつものようにボクがスタートです。それでタイヤに合わせていけるところまでいくと思います。コンディションは今日ぐらいならだいじょうぶです。気になるといえばセリカとアペックスのMR2ですか。シルビアとアペックスはタイヤが保てば速いと思いますが、この前のMINEみたいに保たなければ逃げきれるかなと思います」
鈴木恵一「金曜も悪くなかったんで、信吾なら26秒台でポールもいけると感じてました。たぶん、F3の予選のうっぷん晴らしをしたんじゃないですか(笑)。これだけ勝っているんで、ウチのMR2は速いクルマだと言われますが、けっして乗りやすいクルマではないんです。ただドライバーががんばればそれだけタイムが出るんです。でも、ちょっと気を抜くとタイムが落ちてしまう。ウェイトハンディをこれだけ積んでますが、チームがつねに重量を積んだときのバランスを考えてうまく対応してくれてますんで、その点ボクらは一生懸命走ることだけですみますから、いいんだと思います。ボクらはすでにチャンピオンを決めたわけですが、これでいいとは思っていません。まだ、GTオールスター戦もありますし、ボクらはレーシングドライバーですから、もちろん勝つつもりでいきます。そう、オールスター戦はハンディがなくなるから、その状態でこのクルマがどこまで走るかも楽しみですね」



チャンピオン決戦を前に


23 ペンズオイル・ニスモGT-R
エリック・コマス「トヨタ勢も速くてホンダ勢とバトルを展開しそうだけど、それは我われにとってはいいことなんだ。我われはポイントを考えながら待ちのレースができるからね。トム(コロネル)は表彰台に上がらなければならない。彼らが3位でもこちらは9位、2位でも7位に入ればいいんだ。向こうが優勝するとちょっと辛くなるけどね。午後のセッションもアタックしたけど、午前中のタイムを更新することはできなかった。ただ、スカイラインのなかではボクらのところだけがミディアムを履いていた。だからNo.50(ARTAスカイライン)に続いての2番手だったんだ」
影山正美「タイヤを含めたクルマのセッティングが今イチ決まっていないので、明日の朝もまだセッティングを詰める。問題なのは前後バランス。チームプレイ? それはないでしょう。今までのセッティングのデータやレース内容、それにピットワークと有利な要素は多い。普通のレースをすれば普通に結果は出ると思う。そうすれば11点差という有利さはあるし、答えは出るでしょう。自分としては、今まではいつも追う立場だったけど、今回は追われる立場。その意味でのプレッシャーはある」


64 Mobil 1 NSX
山西康司「ペンズオイル(No.23)の動向を見ながらのレースになると思うんですけど、チャンスは十分あると思います。たぶん3位くらいになるんじゃないかと思う。ペンズオイルしだいというところは大きいけど、3位以内に入れば…。ウチとしては、作戦的にも明日は暖かくなったほうがいいですね。マシンはやはり重いぶん挙動が乱れますけど、あきらめないですよ。すごいチャンスだし、慎重にいくべき部分は慎重にいくつもりです。完走することは絶対条件だし、完走すれば3位くらいに入ると思うし。チャンピオン獲りたいです。明日はがんばります」
トム・コロネル「今だから言うけどほかのホンダ勢はソフトコンパウンドだったけど、ボクらはハードで走ったんだ。それでも5ラップもするとドライビングがものすごくむずかしくなる。もちろんソフトほどではないけどね。ほかのホンダ・チームとのチームプレイ? いや、中嶋さんからそれはないと聞いている。自分としてはやってほしいけどね。ボクらがチャンピオンになるためには、それが少し必要だから。でも、どのチームも自分たちのレースをするはずだ。今のところそう聞いているよ。エリックは楽な状況にある。完走すればいいんだから。ボクらは攻めに攻めて、みんなに勝たねばならない。勝つためにはほかにトラブルが出るか、チームプレイが必要になるんだけど…。でも自力でがんばる。きっと明日は我われにとっていい日になるよ」








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