◎童夢レーシングチーム(No.18 TAKATA童夢無限NSX)リリースより抜粋
「<略> 童夢レーシングチームと致しましてはこの判定の正当性を認めていませんが、現行レギュレーションにおいて、主催者の権限は絶大であり、控訴は形だけの無意味なパフォーマンスとなるだけですから断腸の思いながら控訴は断念します。
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1回目の予選終了後、唐突にこのエアリストリクターの検査が始まりました。今までこんな検査が行われた事もありませんし、この検査ではNG車も多かったのですが、技術委員は「来期導入に向けての事前テスト」と説明していましたのでチームに動揺はありませんでした。
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また、この検査方法を採用するにしても使用するゴムボールの材質もサイズも、測定時の接触圧も、エンジン回転数も、いったい何秒で停止すれば良いのかさえ規定されていませんし、土曜日午前の予選後の検査でNGだった車両の予選タイムは抹消されていない訳ですから、この時点では「来期導入の為の事前テスト」で非公式な検査だったはずです。それがチームに対して何のアナウンスも無く、いったいいつの時点で公式採用となったのでしょう。
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今年一年、童夢を応援して頂いた関係各位には大変に申し訳ない結果となりましたが、日本のレース界では勝っている間は絶えずこの種の問題が発生する事になっていますので、強者を称える勲章の一種だとご理解頂ければ幸いです」
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