NICOS CUP GT ALLSTAR 98 - ALL DRIVERS
GT500

2 ZEXELスカイライン
鈴木亜久里「シーズン中とクルマの調子は変わらない。上位は難しいかな? まあ、楽しくレースするよ」
影山正彦「どこまでいけるかわからないけれど、ファンの皆さんに楽しんでいただけるレースをしたいと思います」


3 ユニシアジェックススカイライン
長谷見昌弘「みんなハンディなしで闘う久しぶりのレースだから、そういう意味で気合いが入るね」
田中哲也「オールスターでは毎年成績がいい。勝てばもちろん気分はいいので、今年も優勝をねらってます」


12 カルソニックスカイライン
星野一義「ハードなレースになりそう。琢弥に先にいってもらうけど、オレも表彰台に上れるような走りがしたい」
黒澤琢弥「シーズン中に優勝できなかったから、来年につなげるためにも優勝したい。今回はNSXやっつけるよ」


16 Castrol無限NSX
中子 修「スカイラインもタイム的に変わらないし、とくにNSXがこのコースに合うという印象はないね」
道上 龍「エンジンにちょっと問題があって思ったタイムまではいかなかった。28秒前半はいけると思います」


18 TAKATA童夢無限NSX
金石勝智「菅生が残念な結果だったので、悔しさを晴らすべくがんばります。応援よろしくお願いします」
脇阪寿一「今回はウェイトも下ろしたんで(笑)、オレは土曜の朝から全開。もちろん優勝を目指しています」


23 ペンズオイル・ニスモGT-R
エリック・コマス「コースとの相性は土曜に走った感触ではそんなに悪くはない。ただブレーキに厳しい」
影山正美「優勝してオーストラリア行くぞ! ウェイトを下ろしたからクルマはすごく軽やかです」


30 NICOS PORSCHE
山田洋二「ここはN1のシビックで走ったことがある。でも覚えてない(笑)。楽しめるようがんばります」
岡田秀樹「クルマはこれ以上いじりようがないからね。まあ、今あるもので、できるかぎりがんばります」


36 カストロール・トムス・スープラ
関谷正徳「もちろん優勝はねらうけど、トップに立ってどんどん、とはいかない。チームワークで勝負だね」
ノルベルト・フォンタナ「土曜日に好タイムが出たのはいろいろなタイヤをテストして、それがうまく行ったということ」


37 カストロール・トムス・スープラ
鈴木利男「MINEあたりからだんだん良くなってきている。菅生でも表彰台に立って辻褄合わせができた」
ケルビン・バート「選手権ではうまくいかなかったのに、ここでは(土曜に)いきなり上位。どうなってるんだろうね」


38 FK/マッシモセルモスープラ
竹内浩典「お遊びの気はまったくない。選手権と変わらずやっています。スポンサーへの恩返しもありますし」
野田英樹「ちょっと狭いところがあるけど、ヨーロッパ的なレイアウトでおもしろいコースです。 」


39 デンソーサードスープラGT
土屋圭市「ここは年に1回くらいは走ってるけど、抜くのが難しい。タイムはNSXの1秒落ちかな…」
谷川達也「クルマはもうひとつしっくり来てない。でも、タイヤはタレないんで、コンスタントにいければ…」


50 ARTAスカイライン
本山 哲「クルマはあまり決まってないけど、表彰台を目指して、最後まであきめずにがんばります」
土屋武士「シリーズ中と同じテンションで来たら、みんなお祭り気分でした。でも、気は抜きません」


55 STPタイサンバイパー
松田秀士「クルマは(第7戦時に)ハーネスとかコンピューターとか全部燃えたけど、よく直してくれたよね」
木下みつひろ「とにかく暑いクルマ(笑)。ストレートはスカイラインより速いですね。乗りやすくはないです」


64 Mobil 1 NSX
山西康司「オールスターは参加していること自体が楽しいです。画面にいっぱいうつるようにがんばります」
トム・コロネル「ウエイトなしのドライブはやっぱりいいね。今回は山西でスタートしてボクが後半を担当する」


100 RAYBRIG NSX
高橋国光「このコースはグループAで走って以来。クルマはコンスタントラップでは走りやすいですね」
飯田 章「クルマはMINEくらいから調子がよくない。16号車にストレートでおいていかれちゃうんだ」


GT300

7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
山路慎一「コーナリングでタイムを稼いでいます。コンスタントラップは悪くないのでしぶといレースをしたい」
松本晴彦「コースの印象は意外というか、けっこうおもしろい。決勝では表彰台に上れるようにがんばりたいです」


15 ザナヴィシルビア
近藤真彦「今回は青木君に任せたのでがんばってほしい。コースは、意外に高速コーナーが多いという印象です」
青木孝行「シリーズは終わったとはいえレースはレースですから。同じ気持ちでやるつもりです」


25 つちやMR2
鈴木恵一「オールスター戦といえども遠慮はせずに、どこまで勝てるかやってみる。土曜の感触ではいけそう」
舘 信吾「ウエイトを外したんでもっといけるかと思ったんですが、ちょっと速くなったというていどですね」


61 テイボン・トランピオ・FTO
中谷明彦「クルマは煮詰まってないわけじゃないけど、今年が初めてだから、MR2とはどうしても差がある」
原 貴彦「調子はいいが、FFの特性とこのコースは合わない。ただ、ブレーキはいいので簡単には抜かせない」


77 クスコスバルインプレッサ
小林且雄「TIは路面がバンピーで、コースのどこでも跳ねるような動きをしてる。完走して結果を残したい」
玉本秀幸「予選は小林選手に任せる。1勝したのは実力だということを見せるために表彰台に上がりたい」


81 ダイシンダンロップシルビア
福山英朗「まあ、選手権かかってないしパーッといこうや。それがオールスターの良さでしょう」
大八木信行「ここはプライベートテストもたくさんやってるんで、まあホームコースみたいなもんですわ」


各メーカー、有力チームに来季の構想をきく
TOYOTA トヨタ自動車・モータースポーツ部/柘植和廣主担当員
「今年のモデルは、スカイラインに対してはボチボチ、NSXに対しては大幅に負けてるな、と思います。そういう状況のなかで(来年に向けて)いろいろなアイディアをスタートさせています。去年から今年までは正常進化版でした。NSXが速くなることは予想していましたけど、チームの総合力で対抗できれば、と思っていたんです。ただ、思った以上に(NSXが速かった)…。来年はエンジン、駆動系、シャシーすべて、ガラッと変わったもののほうがいいかな、という議論のもとに製作しています。今の作りかたとは違うアプローチで行うということです。
 具体的にはまずボディ剛性ですが、これをもう少し上げます。今でもそんなに悪くはないので、基本的にロールケージ(の改良)で行います。空力はガラッと変わります。まだ最終的には決定していませんが、中速コース用と高速コース用と2種類考えないといけないかな、と思っています。サスペンションは、もともとTS010 のアップライトを使ったりしていたんですが、時代もだいぶ変わって来ているのでこれも全部変えます。接地性とか、サスペンション剛性とかいろいろな部分で見直すところがあります。エンジンは今のものを踏襲して、それを改良して、ということになります。排気量が少ないのはつらいですが、軽量コンパクトなのは有利です。低重心で慣性モーメントをいかに小さくするかというのがレーシングカーの基本、というかクルマの基本ですから。燃費などでは厳しい条件になっていますが、2リッターのままでやろうと。以前はいわゆる“ドッカンパワー”というヤツだったのですが、今ではかなり改善されています。燃費も改善しようということでやっています。年内にシェイクダウンしたがったのですが、ムリですね。
 図面を引くのも空力も基本的にTRDです。台数は全体的には今年と同じくらいになるのかな、と思っています。ただ、開幕戦までに間に合うのは2〜3台ですかね。レースは勝ったり負けたりの世界で、負けたり負けたりじゃ…。チャンスがあれば勝てる、というところにいないとね。そういう意味では今年はうまくいかなかったなと思っています。来年は、失敗するかもしれないけどチャレンジしよう、と。現在のマシンは基本を変えないまま4年来ているんです。ここで大きく変えようかな、と。改良ではなく、思いきったことを入れ込んでいかないと勝てないな、と思っています。来年はNSX、スープラ、スカイラインの三者が絡み合った展開になるようになると、もっとおもしろいレースになるんじゃないかなと考えています」


NISSAN ニスモ技術部/岡 寛監督
「相手のいなかったGTC初年度の94年を別にすれば、全日本のチャンピオン獲得はグループCカー時代の92年以来です。実はいちばんほしかったタイトルなんです。シーズン当初から、今年はシリーズを獲るということでやってきて、そのとおりになったので良かったな、と思っています。たいへんでしたけどね。結果として23号車と2号車の間に差が出てしまったんですが、これにはふたつ理由がありました。ひとつは(2号車に)ツキがなかったこと。もうひとつはシーズン後半で2号車のアンダーステアの度合いが大きくなってしまったことです。現在(アンダーステアの原因を)調べているところですが、まだ対策はできていません。ツキがなかったというのは、2号車は緒戦でギアボックスが壊れてしまい、もてぎでは接触して遅れた。一方23号車は接触が少なかったし、最終戦で接触していますけど大事には至らなかった。その意味で2号車にはツキがなかったということです。2台でワン・ツーというつもりでやってきているんですけど、こういう結果になってしまった。来年に向けてフィードバックしようとは思っていますが、ドライバーには申し訳なかったと思っています。
 来年の体制についてはまだはっきりしていないんですが、後退はしない方向で進めています。ただ、現在GT-Rで参加しているチームのスポンサーの問題もあるし、ほかにもGT-Rでやりたいというチームもあるので、台数については現状ではなんとも言えません。ともかくスカイラインファンががっかりするようなことのないようにニッサン/ニスモとしても努力していきたいと思っています。
 ニスモ・チームとしては、データも分散してとれるし、いい意味での競争もできるので、今年同様に2台体制でやりたいと思っています。ただ、増やすことはできません。
 来年はR34型のスカラインGT-Rになるわけですが、今年はスープラとは互角だったものの、NSXと比較すると速さが足りなかった。ただ、抜群の耐久性がありました。ですので、来年は速さを上げて行こうということでやっています。97年モデルから98年モデルへは大幅な変更をしましたが、98年から99年へは劇的な変更はありません。R33と比較するとR34はホイールベースが100 ミリほど短くなっていますし、良くなっている部分をそのまま生かしながら、細かい部分の積み上げをしていくつもりです。来年のレギュレーションでは最低地上高の規定が変わりそうなのですが、重心等についてはもう限界に来ています。空力については今、日産の風洞を使ってウチの鈴鹿美隆さん(R92CP等の空力デザインを担当)がやっています。ストレートの速さは前面投影面積で決まりますが、これは減らすことはできないので、ドラッグを減らしてダウンフォースを増やす方向でやっています。エンジンについてはパワーよりもレスポンスを向上させる方向でチューニングして行くつもりです。開発は今年同様オーテック・ジャパンにお願いすることになる予定です。ニューマシンは開幕戦から全車間に合うように開発する予定です。シェイクダウンはできるだけ早くやりたいですね。1月中にはやりたいと思っています」


HONDA 無限/技術部 永長 真マネジャー
「NSXは、昨年最後の2戦と今年全戦でポールポジションを獲っていますので、速さという面ではかなりのところまでいけたかな、と思っています。あとは強さの面で、いかに強さを持たせるか、というのが今年のテーマでした。そのために(予選/レースが)終わるごとに全チームが集まってデータ持ち寄って公開し合いながら、次のステップへと進めてきました。われわれもそれをもとに対策を講じてきたわけです。これは各チームの協力なくしてはできないことなんですが、それがうまく回ってきたので今シーズン後半、NSXがいつも優勝圏内にいるということになったんだと思います。ただ、まだ熟成させたとは思っていせん。信頼性、耐久性ではまだまだ今年一年では解決していないことがあります。その面では来年も今年の延長上でやっていきます。来年レギュレーションが変更されて、ミドシップカーは50kg重量増となり、リストリクターも今より絞られることになります。つまり相対的な競争力は今より落ちるわけです。ですからその面では来年は今年の延長ではなくなりますが、クルマ作りのコンセプトとしては大きくは変わりません。たとえば1年間使えばどうなるのか、というデータも取ってきていますので、今あるクルマでもポテンシャル的には来年も十分使えるということがわかっています。そこに新しいアイディアを盛り込んでいくというのが一番現実的ではないかと思います。今年駆動系でトラブルが出ましたので、それは変えていきたいと考えています。ほかにも、やりたい部分は片手にあまるほどあるんです。ただ、2000年からレギュレーションが大きく変わる可能性があるので、新しいステップというのは2000年からかな、と思っています。
 来年のマシンの台数については楽観できない状況です。増やせればそれに越したことはありませんが、私としては現状維持かな、と思っています。先ごろ発表されたホンダS2000には個人的には非常に興味はありますが、ああいう素材ですから、われわれ以外でやるところが出てくるんじゃないでしょうか。われわれとしてはNSXの開発をやりながらというのは余裕がありません。
 ところでGTCに参戦するわれわれの目的のなかには、もともとチャンピオンを獲るというのは入ってなかったんです。それが目的なら、たとえば1台だけワークス仕様にするというやりかたのほうがラクだと思いますし、ドライバー編成も違ったやりかたがあると思います。しかし、われわれは4チームイコールで、ハードウエアに差をつけていないんです。ですから無限のクルマもほかのチームと同じ車体、同じエンジンです。目標が変われば別なやりかたもあるでしょうが、少なくとも今年はそうやってきました。4チームに同じものを同じ時期に供給するというのは非常に努力を要することなんです。来年どういうやりかたでやって行くかはまだ決まっていません。シーズンが終わってから検討することになります。今年の夏以降、急激に(経済)環境が変わってきたじゃないですか。今もその状況は変わってないですからね。来年、今の規模が維持できればいいんじゃないんですかね」


チーム・タイサン 千葉泰常監督
「GT500クラスについては、バイパーは来年も続けたいと思っています。来年はレギュレーションが若干変わって、75kg軽くできるということです。これに合わせて軽くするのは簡単ではありませんが、なんとかしたいと思っています。ただ、スポンサーの都合もあるのではっきりしたことはまだ決まっていません。もう1台、新しいクルマを出したいという気持ちもありますが、いずれにしても経済情勢が厳しいなかですので、正式に発表できるのはもう少し先になると思います。
 GT300クラスのタイサンJr.については、土屋さん(土屋エンジニアリング)とのジョイントは続けたいと思っています。それからもう1台、ポルシェRSRを出場させるべく、スポンサー活動を行っているところです。こちらは吉村誠司(27)と田崎貴英(31)の二人が乗ります。吉村は97年のF4西日本チャンピオン、田崎は今年のF4西日本シリーズ2位です。二人とも九州の出身で、オートポリスにタイサン・ミュージアムを開設した縁で、ウチのクルマに乗ることになりました。オートポリスはすばらしいコースですし、地元のかたがたのまとまりもいいのでなにかやりたいということで、今後月2回のペースで走行会を開催していきます。今年、この後は11月28日、12月6日、26日に開かれる予定です。二人の地元でもあるので盛り上げていきたいと思っています。二人はこれまでシングルシーターを中心に活動してきましたが、走る時間が限られていました。これからは、われわれのチームで、ファミリーとして活動していくのが成長の早道になるでしょう。財政的にはラクではありませんが、彼らにとってはレースに出場することが一番だいじですから。
 そのほかのドライバーラインアップについてはまだ決定していませんが、松田秀士と鈴木恵一は来年もわれわれのチームから出場する予定です。舘信吾はGT500にステップアップして、トヨタ系のチームから出場するようになりそうです」
吉村誠司「これまではフォーミュラを中心にレースをしてきましたが、ハコにはハコの難しさがありますね。まだまだ勉強中ですが、来年、1回くらいは表彰台に上ることを目標にがんばります。とくにMINEは地元なので譲りたくないですね」


RE雨宮 雨宮勇美代表
「来年はやるかどうかわからない。半々というところ。一番の問題はタイヤです。これはオールスターが終わってから考えます。それに、レースは勝つために出るんですから、あまりトラブルばかりでは…。周囲に迷惑をかけないようにがんばりたいんですがね。場合によっては、N1になるかもしれません。やるとしたら、ドライバーは、松本晴彦は継続の予定です。もう一人はオーディションをやるつもりです。もしウチが出られなくても、GT500クラスにステップアップする山路慎一を応援してください」


土屋エンジニアリング 土屋春雄代表
「来年のことはなにも決まってない。白紙状態です。希望というか自分の考えではGT300クラスに出たいんだけど、速すぎると怒られそうだし…。かといってGT500はオカネがかかるし、単独じゃできないからね」


キャロッセ(クスコレーシング) 加勢裕二代表
「1勝はしたけど、あとはだらしない1年でしたね。来年もこのまま(継続)の予定ですが、クルマをどうしていくかというのはこれから考えます。(現状では)戦闘力は他車に比べて明らかに不足しています。やりたいことはいっぱいありますが、現実的にできることは限られていますからね…。希望としては重量のバランスを良くしたいですね。
 チームとしては、初めてフルシーズン参戦してみて、各サーキットを1回ずつ回って、レース独特のやりかたがようやくわかってきた段階です。サーキットごとの路面のμの違いとか癖、温度変化によるものなど、少しずつわかってきました。初心者ですから、ほかのチームの皆さんがもう忘れたようなことを、改めて知っているような状況です。来シーズンはコンスタントに表彰台がねらえるチームになりたいですね。1勝はラッキーの固まりみたいなものでしたからね(笑)」



特集・シーズンオフになったらなにをしたい?

金石勝智(No.18 TAKATA童夢無限NSX)
「オフになったらやりたいことはゴルフ。ゴルフは4年ぐらい前から始めましたが、腕前はまだまだ。最大ハンディの36を越えてしまうようなスコアのときもありますね。それから、12月には家族で海外旅行に行く予定です。え? 場所ですか? もちろん淡路島ですよ(笑)」

脇阪寿一(No.18 TAKATA童夢無限NSX)
「オフになったらやりたいこと? 日々トレーニング(笑)。それから、仲間とみんなでバカンス。時計も外して、太陽が上ってしばらくしたら起きて、沈んでしばらくしたら寝るっていう感じで、ゆっくり過ごしたい。場所はどこでも構わないよ」
本山 哲(No.50 ARTAスカイライン)
「オフはF1のためのトレーニング。今年はトレーナーも雇うつもりです」

土屋武士(No.50 ARTAスカイライン)
「ボクはトレーニングと英会話。速くなるのが義務なので、オフはトレーニングをして英会話にも通います。ARTAのカート合宿にも、指導者じゃなくて参加者として行く予定。今、ボクが関谷さんのカートを管理していて、そのカートで毎年トレーニングしているんです。それから、12月1日に創部予定の湘南台ゴルフ部に参加するのも義務なんですよね」

鈴木亜久里(No.2 ZEXELスカイライン)
「オフはオートバックスレーシングチームアグリの立て直し。スポンサー集めとか、いろいろ仕事しないとね」

影山正美(No.23 ペンズオイル・ニスモGT-R)
「オフになったら休養して、まず身体のオーバーホール。それが終わったらトレーニングと英語の勉強ですね、優等生的に言うと。ちゃんとトレーナーもつけてるし、英語もどこかの教室に通わないとダメでしょうね」

黒澤琢弥(No.12 カルソニックスカイライン)
「オフになったらゴルフしたいね。1にゴルフ、2にゴルフ。なんて、今月はもう6回も行っちゃったけど。腕前? だいたい平均で87〜88ぐらいかな? でも、このあいだ太平洋ウェストゴルフクラブっていうところで、75出したんだよ。そのコースはミドルホールもロングホールも結構距離が短かったからだけどね(笑)」

近藤真彦(No.15 ザナヴィシルビア)
「シーズンオフは海で釣りをしたい。某レース関係者からアメリカのロバロっていう船を買ったから。ロバロって、アメリカの漁船みたいなヤツだけど、カッコいいんだ。もちろんねらいは大物。もう何年も釣りはやってるけど、今まで最大の獲物はオーストラリアで釣った3mぐらいのカジキマグロ。400kgぐらいあったかな? 夢としては相模湾でカジキマグロをヒットしたいと思ってるんだ。でも、釣りにはもう寒すぎるかなあ? だから、実際にやりたいことと言えば、ワンちゃんの散歩。ゴールデンレトリバーを飼ってるんだ。名前は『ディノ』っていうんだよ。それから、正月はちょっと芸能人らしく、海外に行ってきます。ハワイじゃないけどね」

飯田 章(No.100 RABRIG NSX)
「このオフはR32のGT-Rをチューンする予定。クルマはこれから仕入れる予定なんだけど、HKSのパーツで、自分でフルチューンします。あとは、海釣りに行きたい。本マグロねらいで…。伊豆の安良里で親戚が遠洋漁業をやってるので、それに乗るっていう手もあるよね」

道上 龍(No.16 Castrol無限NSX)
「ラジコンが趣味なので、オフはラジコンをやりたいです。ボクがやってるのはエンジン付き。外国製で5台ぐらい持っています。自分でいろいろいじって、セッティングして走らせるのが楽しいんです。奈良にはラジコンサーキットがいっぱいあるので、そこにラジコン仲間と行くんですよ。ラジコン仲間に脇阪兄弟が入っているか? イヤ、寿一と薫一は、二人で勝手に来て、ボクのラジコンカーをひっくり返るようなセッティングにして、潰して帰るだけです」






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