GT INSIDE REPORT
Network Edition
JGTC 2000
JAPAN GT FESTIVAL in MALAYSIA


No.3



6.25 sun. - Race


フリー走行後のコメント(順位はクラス順位)

No.55 イクリプス スリランカ バイパーGTSR(走行せず)
山田英二「(エンジンは)いま(午前9時)もうマレーシアには着いていて、こっちに向かっている最中です。たぶん10時くらいには届くと思うんですが…。それから積むんですからメカニックはたいへんですよ。それでもぎりぎりですね」


No.12 カルソニックスカイライン(フリー走行3位)
本山 哲「いまは気温が低いからこのタイムが出ましたけど(決勝ではもう少し落ちる)。でも、決勝もいいペースでいけそうですね。No.16とNo.18は速いですけど、スープラ勢があまりペースが上がっていないので表彰台に上がれるチャンスは大きいと思います。がんばります。スタートはたぶん星野さんでいくと思います」


No.2 カストロール・ニスモGT-R(フリー走行4位)
ミハエル・クルム「朝は涼しいからいつも速い。決勝は(2分)3秒台から4秒台くらいのペースになると思う。でもレースに向けての状況は悪くないです。天気しだいだけど、あまり暑くならなければトップ3にはいける状態にあります」


No.1 ロックタイト・ゼクセルGT-R(フリー走行5位)
エリック・コマス「いまは満タンのテストをしました。クルマはちょっとアンダーステアがあるけれどだいじょうぶです。ブレーキはちょっときびしいですが、それはどのクルマもいっしょでしょう。暑さは、今日くらいならだいじょうぶ。昨日はきびしかった。クールスーツは20分間くらいしか効かないので、あとはドリンクだけが頼りです」


No.26 シェルタイサンアドバンGT3R(フリー走行2位)
福山英朗「(2分)13秒台だとミスが出やすい領域に入ってくるので、2〜3周はいくでしょうけどあとは14秒台かな。14秒台まんなかくらいだったらだいじょうぶ。(ドライバー交代の作戦は)どうもボク(がスタート)で引っぱるみたいですねェ。暑いから長く乗っていたくないんだけど(笑)。クルマの状態は、欲をいえばってところはありますけど、悪くないですよ」


No.16 Castrol無限NSX(フリー走行1位)
道上 龍「タイムはもうちょっといけたんですけど、ミッションにちょっとトラブルが出たんで…。クルマのバランスもいいし、今回はボクが第2ドライバーの作戦なんです。気温ももうちょっと上がってくれたほうがグリップするみたいですね」


No.18 TAKATA童夢NSX(フリー走行2位)
金石勝智「寿一がタイム出してるし調子はいいみたいですよ。ボクが乗ってすぐ、半周で駆動系からへんな音出たんで、だいじをとって戻ってきました。スタートは寿一でいきます。ノーハンディだし、海外での初のGTレースなんでぜひ勝ちたいです」


No.36 カストロール・トムス・スープラ(フリー走行15位)
関谷正徳「昨日より気温が低いぶんタイヤが固いみたいでグリップしない。つらいところですね。飛び出したのはオレ。日が射さないかぎり状況はむずかしいね。金曜の(トラブルで充分走れなかった)ぶんが響いていたけれど、予選で(土屋武士が)がんばってくれていいところに来たんで、あとは暑くなってくれればポテンシャル発揮できるんだけどね」


No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S(フリー走行3位)
新田守男「ほかも三味線ひいてるだろうし、ウチはこんなもんです。クルマのバランスは今までのどのレースよりもいい状態です。もちろん問題はたくさんあるけど…。決勝はまわりの本番のペースがわからないんで、ようすを見つつ前にいきたいです。ポルシェ(No.26)、セリカ(No.19)に離されないようにいきたいです。ようやくクルマのポテンシャルがわかってきたかなというクルマの状態ですから、その様子を見るのと、帰ってからのレースのためにタイヤのタレなんか含めての大きなテストと考えています。完走がまず第一です」


No.77 クスコスバルインプレッサ(フリー走行1位)
小林且雄「ドライブシャフトを交換してからの確認ができていなかったんで、最初はミッションのギア比と足回りを変えてテストをやってました。ギア比が合って、セットアップがようやくできたかなというところで谷川にバトンタッチしました」





タイヤメーカーに訊く

ブリヂストン
「ドライ用はソフトとハードの2種。No.8がハードを選んでいるほかは、全車ソフトを選択しています。グリップレベルはハードのほうが若干低いと思いますが、ライフはどちらでも問題ないでしょう。テストが充分ではないのではっきりとはいえませんが。車種によって構造とサイズが少しずつ違いますが、コンパウンドとしては同じです。
 ウェット用はヘビー(深みぞ)とノーマル(浅みぞ)、それにインターミディエイトの3種類を用意してます」


ヨコハマ
「GT500クラスは、ドライ用にミディアムとハードの2種。2台(No.25、No.39)ともミディアムを選んでいます。気温はいまより低くても問題はないんですが、われわれとしては上がったほうが有利ですね。というのは全体のラップタイムが落ちたほうがありがたいからです。気温が上がってドライバーがへこたれる(笑)というのがラップタイムが落ちるひとつの要因ですからね。ウェット用はレインとインターミディエイト、それぞれにコンパウンドの違うものを2種ずつ用意してます。
 GT300クラスは例によって1種類のみです」


ミシュラン
「ドライ用としてソフト、ミディアムソフト、ミディアム、ハードの4種類を持ってきました。選んでいるのは2台(No.36、No.37)ともミディアムソフトです。コースについては、4月の2輪のWGPに向けてのテストで数週間走り込んでいるので、路面などのデータはそれなりにあります。気温なども1年を通じてあまり変わらないんですよ。もちろんこのクルマで走るのは初めてですが、それはどこもいっしょですからね。今回はタイヤが熱を持つことを考えてタイムの安定性を重視してきたんですが、一発のタイムもそこそこいくし、パフォーマンスについては心配していません。
 ウェット用はレインがコンパウンドの違いで3種類、インターミディエイトが1種類です。レインのみぞを増し彫りすることもできます」


ダンロップ
今回はサポートクルーは来ておらず、ドライ用は日本であらかじめ組み込んだもの1種類(ハード)を持ち込んでいる。ウェット用は1種類、2セットだけ用意されている。



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