チャンピオンの走りで、auセルモスープラがベストを叩き出す! 開幕戦TIはスープラ vs NSXの様相となるのか… GT300はARTA・アペックスMR-Sが完全制覇だ! 昨日に続き、2002年AUTOBACS 全日本GT選手権(JGTC)のTIサーキット英田合同テスト2日目が開催された。最終日となるこの日も、午前中に2時間、午後に2時間の2セッションが行われた。午後のセッションでNo.1 auセルモスープラの立川祐路が記録した1分25秒427が、この合同テストのベストタイムとなった。
1時間後の10時にはNo.39 デンソーサードスープラGT(ジェレミー・デュフォア/織戸学組)が1分25秒902、No.25 FK/マッシモADVANスープラ(山路慎一/荒聖治組)が25秒947と2台のスープラが25秒台をマーク。3番手にはNo.64 Mobil 1 NSX(松田次生/ラルフ・ファーマン組)が26秒006としていた。 残り15分過ぎ時点で、No.64 Mobil 1 NSXのファーマンが1分25秒781をマークし、このセッションのトップタイムを記録。2番手にはNo.39 デンソーサードスープラGT、3番手にはNo.25 FK/マッシモADVANスープラと、昨日に続きアドバンユーザーのスープラがまたしても上位に入る健闘を見せた。 注目のニューカマーNo.15 AMPREX BMW M3(橋本元次/チャールズ・クワン組)だが、こちらは昨日がシェイクダウンとなり、アメリカのレース仕様からJGTCへの適応に苦慮している。さらにエンジンにトラブルをかかえ、満足の行く走りとはいかなかった。
セッション半ばの14時30分では、No.6 エッソスープラがタイムを上げて、25秒994と唯一25秒台となる。2番手はNo.18 TAKAT童夢NSXの26秒053、3番手はNo.16 無限NSXの26秒447と続く。この後No.6 スープラがグラベルにストップして赤旗中断となった。 そして、残り5分を切ってから、No.1 auセルモスープラは1分25秒427まで刻み、2日間の最速タイムとした。No.6 エッソウルトラフロースープラも25秒908とするが、No.1には届かず2番手。3番手はNo.18 TAKAT童夢NSXの26秒030で、昨日のタイムを上回ることなく、セッションを終えた。 GT300は、午後のセッションでもNo.31 ARTA・アペックスMR-Sが好調。1時間経過時点では1分33秒468と好タイムをマークし、そのままこのセッションのトップとなった。昨日のベストは上回れなかったが、今日のタイムも新田がマークした。
2002.3.17 | 天候:晴 | コース:ドライ | TIサーキット英田 3.703km
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