2004 Inside Report Network Edition

2004 第2戦 スポーツランドSUGO

Free Practice - 決勝日フリー走行

◎No.25 ECLIPSE ADVANスープラ、微妙なコンディションでトップタイムをマーク
織戸 学「TIでもそうだったんですけれど、ボクらはこういう路面状況でのタイヤに恵まれています。周りには『こういう状況でのヨコハマタイヤはウォームアップが速いけどタレる』と思われてるようですけれど。なんとか表彰台に上がりたい。できれば同じドライバーコンビでオートポリスの再来をねらいたいですね」
◎No.5 プロジェクトμB-1マッハ号320R、クラストップタイムをマーク
三船 剛「運がよかっただけ。今週、レースに入ってからはぜんぜんよくなかったですから。路面がかなり濡れてたんですが、そのなかでいいラインを人より早く見つけただけですよ。今回は作戦を考えて、タイヤに負担がかからないようなセッティングにしてきたんです。それが濡れてるととってもきびしい状態になって、タイヤを発熱することさえできなかったんです。今朝はきれいに乾いているところもあったし、この路面の中途半端さがちょうどよかっただけ。決勝でもこういうコンディションのままがいいとは思いますが、ストレートがすごく遅いんですよ。抜くのがきびしいんで、頭痛いですね。そこが決勝での問題になると思います。SUGOは荒れるんで、堅実にいってチャンスに変えたいですね」
◎No.6 エッソウルトラフロー スープラ「タイヤ交換が遅かった」
飯田 章「(タイムが遅かったのは)スリックを履くのが遅かったから。もっと早く走り出せばタイムはすぐに出せたはず。もちろんガソリンは満タンでした。クルマのフィーリングは悪くないですよ。まったく問題ありません」
◎No.19 ウェッズスポーツセリカ、フリー走行クラス10番手に留まる
谷口信輝「路面状況がどんどん変わっていったから、タイムを出そうと思うなら早めにスリックに換えてガマンしなければならなかった。前にNo.77がいたんだけど、ライン上しか乾いてないから、抜くのがすごくリスキーだったね。今回のトラブルはお天気かな(笑)。あいにくのお天気でまったくテストができてない。マシンのポテンシャルアップよりも、天気と状況を読んだもの勝ちだよね。おもしろくない天気だなぁ」
◎No.16 M-TEC NSXは終始レインタイヤで走行
山野哲也「ボクらはレインタイヤが1種類しかないんで、ずっとレインタイヤで走ってました。いわゆるタイヤの皮むきです。あとレインタイヤがどこまで持つのだろうかっていうのをフリー走行でやったんです。路面がドライになってきて周りがスリックに換えているのがわかってたんですが、レインタイヤでどこまでいけるのかを知ってたほうが安心だろうということで、(タイヤの)切り換え時期っていうのを確かめてました。TIのレースではツラい思いをしましたが、今回、データが取れたんで、不安はなくなりました。あとは天気だけかな」
◎No.11 JIM RodeoDriveアドバンF360、クルマのバランスがよくクラス3番手
松田秀士「ボクが乗ってるときカルソニック(No.12)にぶつけられちゃったんですよ。カルソニックがハイポイントあたりでスロー走行してたんですよ。抜いて(インに)入り込んだら、後ろからドンと来られてしまって…。で、リヤのチェックのためにピットに入って、リヤタイヤだけ交換して、あとは菅くんがキチンと仕事してくれて、最後4分くらいしかなかったのにタイムを出してくれたんです」 菅一乗「正直いって手探り状態ではあったんですが、そのなかではクルマのバランスもよく、それに助けられたという感じですね。あとは決勝に向けて、てるてる坊主をぶらさげるしかないな、というところでしょうか」
◎No.36 WOODONEトムススープラ「SCが入れば大チャンス」
土屋武士「昨日の予選1回目は、セッティングがコンディションに合ってなくて、あまりよくなかったんだよね。予選2回目は走り出してすぐトップに出られたから、アタックでイケるっていう感触があったんだけど、雨が降ってきていけなかったからフラストレーションが溜まったよね。朝のフリー走行では、最初ボクが浅みぞレインでチェックしてからマルコに代わって、マルコがスリックでクルマをチェックしてくれた。クルマはコンディションに左右されないと思うし、なんの心配もないよ。今年のスープラは、雨だと遅いとかいうことはないし、タイヤも(他のスープラと同じ)BSになったし、問題ない。たしかにSUGOは抜いていくのはたいへんだけど、いろいろあるサーキットだからね。SCが出るかもしれないし、ピット作業でドーンと前にいけるかもしれないし。とくに1回か2回SCが入ってくれるとチャンスだね。混戦になると思うし、とにかくトップが見える位置をキープしたい」
◎No.7 雨宮アスパラドリンクRX7、フリー走行クラス8番手でも問題なし
山路慎一「今朝はじめて満タンで走りましたよ。コンディションがウエットで把握しきれなかったけど、自分たちが思っていた以上に重心が低いので、満タンにしたときの影響は少ないですね。新車は基本的にクルマの構造が違っていて、接地感がいいんです。決勝セットがナーバスっていうこともないですし、ポテンシャルは高いと思いますよ。朝のタイムは気にしていません。他よりスリックにするタイミングが遅かっただけ。ウエットでのタイムは悪くなかったしね。決勝は作戦が重要だろうね。これからチームと相談して決めます。それにしても、予選速報新聞のコメントを読みましたけど、青木(No.19)は『スタートで前に出たい』なんて言ってるんだね。山路もナメられたもんだよねェ(笑)」

Race - 決勝レース

■決勝スタート直前情報(14時10分現在)
天候:曇り/路面状況:ドライ/気温:13度/路面温度:17度
入場者:決勝日(23日)5万1500人/予選日(22日)1万4800人
*ピットイン・ロスタイムの目安(GT500クラス/JGTCインサイドレポート班調べ)
 ピットロード通過 35秒〜36秒
 タイヤ交換+給油 36秒〜37秒

※No.81 シーウエストダイシンアドバンZがピットスタート(ウォームアップ中にスピンし、ピットに戻ったため)
*リタイア(JGTCインサイドレポート班調べ)
 No.1:駆動系(0L)
 No.22:接触によるダメージ(30L)
 No.70:クラッシュ(42L)

◎No.25 ECLIPSE ADVANスープラ、惜しくも2位
織戸 学「スタートした直後からトップに出られるとは思っていたけど、まさかあんなに離れるとは思ってなかった。だから、タイヤを労わりながらなるべく逃げようと思ってがんばってた。その後でつらくなってくるのはわかってたからね。後ろでガチャガチャやってくれて助かったよ。まぁ、あのままの展開だったら負けてたけど、今日はチームとタイヤメーカーとドライバーと、みんなががんばった結果。いいレースだったと思う」
ドミニク・シュワガー「DENSO(サード)のとき(03年第5戦富士)みたいで怖かった(笑)。交代してから雨が降り始めたけど、最後の5周はコースに留まってるのが大変だった。最終コーナーでスピンしてるクルマも多かったし、ボクも5速に入れるとリヤが出ちゃうし、アクセルを踏めなかったよ。ブレーキもちょっと踏んだだけでスピンしそうで踏めないし、氷の上を走ってるみたいだった。もちろんレインタイヤに換えるためにピットに入りたかったよ。だけど、入ったら表彰台に上れるチャンスはなくなるからがまんしたんだ。今日は完全なドライコンディションでもチャンスはなかったと思う。ゴールしたときはホッとしたよ。ハッピーだね」
◎No.37 DYNACITYトムススープラ、3位入賞
片岡龍也「フォーメーションでタイヤを温めるのに失敗して、オープニングラップはタイヤがグリップしなかったんですよ。それでポジションを大きく落としてしまいました。でも、そのあとはけっこうよかったですね。今回は展開にも恵まれましたが、今後もミスしないように、もっともっとスキルアップしたいですね。表彰台はうれしいですが、その一方で、もっとがんばらなきゃいけない部分もあります。今日は生き残ることが大事という、GTのむずかしさもわかりました。でも、やっぱりうれしいですね」
ジェームス・コートニー「片岡と交代してから少しずつ雨が降り出したけど、クルマのバランスはよかったし、問題はなかった。途中、レインタイヤに換える準備ができたって無線で言われたけど、まだスリックで走れる状態だったからピットには入らなかったんだ。でも、残り6周で雨がひどくなってきたからレインタイヤに換えるためにピットに入った。ポジションはちゃんと回復できると思ってたしね。今後はもっと上のポジションをねらっていきたいね」
◎No.32 EPSON NSX、今季NSX勢最高位の4位入賞
アンドレ・ロッテラー「今日はとてもハラハラする展開だった。序盤はちょっとツイてない状況だったね。No.39スープラに追い上げられて、ハーフスピン。次にはイデ(No.12 Z)にも先に行かれてしまった。でも、あの状態ではしかたない。そのあとからはクルマの状態がよく、周りと同様のスピードで走れて、ニッサンのクルマもパスすることができた。マツダ(松田次生)と交代してからは彼がいい仕事をしてくれた。代わった直後はむずかしいコンディションだったから。インターミディエートのタイヤで走行していて、その後、スリックにするかそのままでいくかどうか迷ったんだけれど、スリックはちょっとギャンブルだったんで、そのままいくことにした。残り17周だったからね。インターミディエートが古くなってきて、まるでハーフスリックのタイヤみたいになって、それが結果的によかったんじゃないかな。4位という成績は、ラッキーだったよね」
中嶋悟監督「いまのわれわれにとって4位は最高です。終わり良ければ…という状態ではありましたが、1年を通して考えたら、今日のポイントがいいポイントになってくると思うので、この後もクルマの進歩と合わせて、ガンバっていきたいですね」
◎No.35イエローハットYMSスープラ、5位でポイントゲット
服部尚貴「タイヤ交換のタイミングがちょっと早すぎた。ドライを履いて出ていって、雨が降ってきたからインターミディエートに換えたんですよ。でも、水のないところでタイヤを壊しちゃった。それでもポイントは拾えましたからね。去年、つらかったことを考えれば、今回の5位はベストリザルトじゃないかな。テストもぜんぜんできていなかったしね」
◎No.17エスペリアKoseiセリカ、クラス2位で初の表彰台ゲット
長島正興「メカのピット作業がよかったですね。そこでポジションを上げることができました。その後、雨がポツポツ来て、後半はズルズル来ましたがなんとか抑えていきました。セットもだんだん煮詰まってきました」
松永まさひろ「ピット作業が速かったのと、正興がノーミスでがんばってくれたのが大きいですね。クルマは去年の鈴鹿最終戦がデビューで、TI開幕戦ではギリギリ走れたんですが決勝はホイールが割れてクラッシュ。合同テストは来てないですし、レースウイークも金曜からしか走ってないんです。だから完全ドライは決まっていなかったんです。ただ、落ち込みは少ないんで完走しようかなと思っていました。予選は14位でしたけれど、ちょい濡れとかは良かったんですよ」
◎No.11 JIM RodeoDriveアドバンF360、ペナルティにめげずクラス3位
松田秀士「ドライブスルーペナルティやらいろいろあったのに、上デキですよ。拾った3位でしたね。まだまだオレも使えるなってところですね(笑)。後半、自分に交代したときには5番手ぐらいだったかな? スタートドライバーの菅くんがよくやってくれましたよ」
菅 一乗「ボクはまだまだ勉強中です。松田先生がいい先生なので、覚えること、学ぶことが多いです」
◎No.7雨宮アスパラドリンクRX7、ニューマシンでクラス4位に
山路慎一「予想してたと言ったらなんですが、トラブルが出ましたね。走り始めてすぐにパワステのアシストが切れて、マシンコントロールが効かずアクセルだけのコントロールしかないのが悔しかった。タイヤは良かった。NSXに抜かれるような状況じゃなかったけれど、最終コーナーではハンドルをおさえているのが精一杯で、ストレートで簡単に並ばれて抜かれたんです。32周目に何かを拾ったみたいで、いきなり裏ストレートあたりでパンクしたんで緊急ピットインだったので、バタバタしたピットになって思ったようなコースインができずでした。最後の雨のおかげで4位は上出来で満足です」
◎No.43 ARTA Garaiya、クラス5位
新田守男「想定した路温から大きく外れてしまったので、選んだタイヤはまったくダメでしたよね。やっぱり夏は夏の温度になってもらわないと…。雨が降ってくれるということを考えて、できるだけ前半をひっぱって1ストップでいきたいなと思っていました。基本的には十分にひっぱったけど、そこでは雨が降らなくて、ほんのちょっと遅いタイミングで降り出すことになってしまいました」
高木真一「総合力で出せた結果かな。今朝、雨の状態でスリックタイヤで何秒台までタイムが落ちてしまったらレインタイヤに換えるか確認してたんです。実際にタイムが落ちてきたのは残り5周くらいでしたから、もういまさらレインに換えることもできなかったんで、がまんして走るしかなかった。だんだん雨が降ってきたんですが、そのときのバランスがいちばんよくて、3位くらいまでポンポンと上がったんです。このままの天気でいてほしいと思ったけど、天気だけは運ですからね。でも、うまくまとめられて結果を出せたから、ひと安心ですね。ミスしないで闘っていくことがチャンピオン争いにつながっていきますから」
◎入賞を逃したNo.6エッソウルトラフロー スープラ
脇阪寿一「ヒロミさんと当たってしまったのは完全にボクのミス。いまのヒロミさんの技量を考えたら、やっぱり普通とは違うかたちでいかなければダメだったのに…。だけど、3コーナーで横まで並んでしまっていたし、あそこしかいくところはなかったからね。あのとき、ヒロミさんはイン側からもクルマが来ていて、ビックリしてアウトにハンドルを切ったんだと思う。それで当たって、左リヤがパンクしてしまった。そのタイヤを交換した後、すぐレインに換えたのは賭け。そのまま雨が強く降ってくれたら前にいけると思ったから。でもあまり降ってこなかった。その後、スリックを履いて、レインを履いてと2回ピットインしたけど、あれはボクらに残された手段として、他のリタイア待ちをするしかなかったから。自分たちがクルマを壊さずちゃんと完走しようというセーフティーのためだった。クルマは、ヒロミさんと接触するまではよかったよ。タイヤが38号車とボクらは違っていて温まりが悪かったけど、温まりきってからはパフォーマンスもあったし、勝てるクルマだったと思う。今回、結果が残らなかったのは残念だけど、救いは他のスープラがみんな上位に来たこと。開幕戦が終わってから、開発の考え方を変えて、いままで以上にオレ中心でやってもらって、それで各チームにデリバリーしたクルマがいい方向にいってくれてよかった。(日産勢優勢だった)TIとは違う勢力分布になったと思うよ」
◎No.16 M-TEC NSX、終盤のスピンで表彰台を逃す
山野哲也「最初の10周くらいは様子を見ようと思ってたんです。タイヤが温まってから、周りの状況を見て1台ずつ料理していこうかなと。ところが意外と早くチャンスがきて、すごくよかったんです。最後、ヴィーマック(No.63 LEYJUNダンロップ320R)を抜いたときは向こうもタイヤがけっこうキツかったみたいで、チャンスを待って一気に抜きました。天候の変化はしかたないですね。ま、でも今回はむずかしかったね」
八木宏之「なんの弁解の余地もありません。すべてボクのせいです。スミマセン」
熊倉淳一監督「他のチームがウエット(タイヤ)に履きかえるのであればウチもやったけど、ウチとしては新人育成だからねぇ。第1戦につづいてむずかしい路面での走行になっちゃった。GT300の経験者から比べるとウチは少し経験不足というのもあったかな。(八木は)ゴールしたときに後ろのクルマより前にいればいいっていうふうに考えて、作ってきたマージンをうまく食いつぶしていくような感じで走ってくれればよかったんだけどなぁ。ま、今後の勉強にはなったと思います。しかし、くやしいのは坂東さんとこに負けたこと。セパンではみてろよっ! って感じですかね(笑)」

Winner - 優勝者インタビュー

○ GT500 : No.38 auセルモスープラ
荒 聖治「(JGTC初勝利まで)長かったですねぇ。でも、棚ボタではなく実力で勝てたことはうれしいです。今年から新チーム、新コンビになったわけですけど、それで勝てたこともうれしい。ありがとうと言いたいです。スタートで失敗して順位を落としたことは、残念というか、くやしかったです。でも、クルマはすごくバランスがよくて、十分な速さがあったので、なんとかトップで渡したかった。周回ごとに(トップの6号車が)くっついてきたので、追いつけると思いました。抜けなかったけど、目の前まで迫ったところで渡せてよかった。ライバルは同じクルマに乗って、いいドライバーばかりです。でも、ボクらのコンビもいいですから。(今後も)この調子でいきたいですね。ウエイトなど、条件がむずかしいレースもあるだろうけど、チャンピオン争いに関わっていきたいです」
立川祐路「久々に勝ててうれしいです(笑)。昨年も何度も勝てるチャンスがあったのに逃してきただけに、ほんとうにうれしいです。今日はむずかしいコンディションだったし、今まででいちばんうれしい勝利かな……。いや、ちょっと勢いで言っちゃった(笑)。スリックでひっぱったのはドライバーとチーム両方の判断です。朝の走行で(スリックとレインを)切り替えるタイミングを見極めていました。だから、スリックでいけるところまでいくつもりでした。最後の(レインへの交換は)緊急でした(笑)。チームも無線で『準備しているから、いつでもいい』と言っていたので、最後は『ムリ!』と言って入りました。まさにここが替えどきという絶妙さでしたね。最終ラップは目の前で(No.16が)スピンするもんだから、焦りましたよ。『またかっ!』って思ったけど、うまくすり抜けられました。スープラは開幕から足回りなどを改良してきました。でもスープラ同士はみな同じものですから、手強い相手ばかり。でも(荒選手は)昔からいっしょにやってますし、仲もいいし、ドライビングスタイルも近いですからね。それにピット作業もいいから。今日は6号車を見て、向こうが入ったら次に入る作戦でした。それもうまくいった。うまくいくときはいくもんですね(笑)。JGTCは連勝するのがむずかしいカテゴリーですけど、悪い流れはこれで断ち切れましたから、今後もいい流れでいきたいです」
○ GT300 : No.19 ウェッズスポーツセリカ
青木孝行「速さと持続性に課題が残ったレースです。勝てたのはピットなどトータルでまさっていたということですね。運よく前に出られましたけど、(速さでは)とくにM-TEC(No.16 )にはまだ追いつきません。今日の作戦は、フル満タンでボクのスティントをひっぱるだけひっぱってピット時間を短くするというもの。だから、1回目のピットで燃費が悪いRX7(No.7)やフェラーリ(No.11)は抜けると思ってました。でも、ビーマック(No.63)やM-TECは見えないほど離されたので、これが(今後の)課題です。テストでは走り込んでセリカも確実に進化しているんですが、飛び級で速いのがいるから(笑)。今回はシリーズ(チャンピオン争い)の強敵がポイントをあまり取っていないので、今後はノーポイントを出さない戦いをします。どんどん勝つというのではなく、シリーズを考えていきたいです」
谷口信輝「ボクの知らないところでドタバタあったみたいですね(笑)。イヤな気配がしていたので、スピンや凡ミスをしないように走りました。すると怒られますし(笑)。コースの場所場所で雨足が違う状況でしたから、ブレーキングポイントも早めにとったけど、それでも滑って『あぶな〜!』って。とにかく絶対コース内にいよう、と。次の周にそこで他のクルマが飛び出しているのを見て『ほら見ろ』って(笑)。これからのシリーズは、青木さんも言うようにノーポイントをなくすこと。綿密な作戦を立てて臨みます。今回も安全策でいったら周りがいなくなったわけですしね。ほんと、(今日の勝ちは)うまくパズルがはまっていた感じですね」

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