夏の緑が美しい宮城県・スポーツランドSUGOで2005 AUTOBACS SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」の予選が7月23日に行われた。予選1回目は、午前10時10分から正味60分間が行われた。(観衆:14,600人)
QUALIFY SESSION 1 曇り、気温24度、路面温度25度、ドライ
予選1回目は10時10分から始まった。前夜ぱらついた雨も朝までには上がり、完全ドライでの走行。ただ、上空に雲は多い。開始時点での気温24度、路面温度25度。
最初の20分間はGT300クラス専有。スーパーラップ進出をかけ、10番手までに入ろうと各車アタックに出ていく。7分ほど経ってNo.5 プロμMACH5 B-1 320R TEAM KYUSHUがコースアウト。最終コーナー手前のスポンジバリアに突っ込むが自力で戻り、セッションは継続される。しかし、14分過ぎに今度はNo.52 プロμ太陽石油KUMHOセリカがハイポイントコーナーでコースアウトし、ここで赤旗中断となった。
この時点ではNo.31 吉兆宝山MR-Sの1分23秒377がトップ。2番手にNo.7 雨宮アスパラドリンクRX7、3番手にNo.30 RECKLESS MR-S、4番手にNo.0 EBBRO M-TEC NSXが1分23秒台で並び、以下は1分24秒台。再開後、No.19 ウェッズスポーツセリカ、No.62 WILLCOM ADVAN VEMAC 350Rも1分23秒台をマークし、スーパーラップ進出圏内に上昇してくる。
残り2分、ランキングトップのNo.43 ARTA Garaiyaが1分23秒223をマーク。トップを奪う。その直後、No.27 direxiv ADVAN 320Rが1分23秒049を記録するが、その周にNo.777 梁山泊・高見沢整骨院ADVAN GT3がコースアウト。赤旗が提示され、このタイムは抹消となってしまった。GT300専有セッションはここで終了。
車両回収作業終了後、10時55分から20分間GT500クラスの専有走行。最初に1分17秒を切ったのはNo.6エッソウルトラフロー スープラで、その後No.100 RAYBRIG NSXがこれに続く。
各チームが本格的なタイムアタックに入ったのは専有走行の残り時間が10分を切ってから。No.100が計測4周目に1分16秒443でトップに立つと、No.32 EPSON NSXが1分16秒560でこれに続く。これを上回ったのがNo.18 TAKATA童夢NSXで、計測3周目に1分16秒359をマーク。次の周には1分16秒099までタイムアップする。
残り5分、いよいよタイムアタック合戦が白熱。上位10台がいずれも1分16秒台に並ぶ接戦となる。とりわけ熾烈だったのがトップ争いと10番手争い。トップをねらいにいったNo.12 カルソニック インパルZは1分16秒100と、No.18にわずか1000分の1秒及ばず2番手。いっぽう10番手を争ったNo.36 DYNACITY TOM'S SUPRAとNo.38 ZENTセルモスープラは計測ごとに順番を入れ替えるが、No.36が1分16秒931で10番手となったところで混走の時間帯に入った。
混走の20分間ではGT300クラスのNo.30 RECKLESS MR-Sがタイムアップ。クラス2番手に上昇してくる。専有走行で出したベストタイムが抹消されてしまったNo.27 direxiv ADVAN 320Rも再度アタックし、1分22秒901をマーク。クラストップを確定させた。
残り時間14分となったところで、No.9 Gulf ADVAN FORTUNE MTがS字コーナーでクラッシュ。フロントカウルをコース上に残し、コースサイドにストップしてしまったため赤旗中断。15分あまりの作業後、走行が再開される。その後、GT300クラスで10番手以下に留まっていたNo.10 MACH-GO FERRARI DUNLOPなどがタイムアップしてくるが、ポジションを上げることはできなかった。
この結果、GT500クラスではNo.18 TAKATA童夢NSX、No.12 カルソニック インパルZ、No.3 G'ZOX・HASEMI・Z、No.100 RAYBRIG NSX、No.32 EPSON NSX、No.22 モチュールピットワークZ、No.6 エッソウルトラフロー スープラ、No.8 ARTA NSX、No.37 DYNACITY TOM'S SUPRA、No.36 DYNACITY TOM'S SUPRAがスーパーラップ進出を決定。11番手のNo.38 ZENTセルモスープラ、ランキングトップのNo.1 ザナヴィ ニスモZなどは予選2回目最初の15分間にスーパーラップ進出をかけることになった。
GT300クラスではNo.27 direxiv ADVAN 320R、No.30 RECKLESS MR-S、No.43 ARTA Garaiya、No.31 吉兆宝山MR-S、No.7雨宮アスパラドリンクRX7、No.62 WILLCOM ADVAN VEMAC 350R、No.46 Dream Cube's ADVAN Z、No.13エンドレス アドバンZ、No.19ウェッズスポーツセリカ、No.0 EBBRO M-TEC NSXがスーパーラップ進出を確定させた。