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2006 AUTOBACS SUPER GT Round5
SUGO GT 300km RACE
2006-07-22, 23 / Sportsland Sugo

Race

2006-07-23

■第5戦
■決___2006-07-23

□入場者数 : 50,100 人
□フリー走行
■決勝レース
09:00 - 09:30
14:00 Start
[81 Laps / 300.04474 km]
course ■スポーツランドSUGO
_3.704256km

GT500 クラス 優勝

No.1 ZENTセルモSC

立川祐路
うれしいですね。やっと今シーズン勝てましたから。ここまで勝てるチャンスがあったのに、トラブルや自分たちの失敗で逃していたので。今回は、第3戦の富士のリベンジのつもりで来てました。チームもTOYOTAもTRDもクルマに問題がないようしてきてくれたので、ドライバーも絶対ミスをしない、みんながきっちりやることを目標にしていました。その結果の勝利だと思います。
(No.23)本山選手とのバトルは精神的にも大変でした。こちらも(1分)18秒台という速いペースで走っているのに、向こうも速くて抜くまでにいかない。僕も楽なわけじゃなかったし、がんばっていたんです。交代してすぐはオーバーテイクを試みたんですけど、抜けない。あれ以上無理すると接触してしまう。単独で抜くのは難しいと思ったんで、途中からは向こうが周回遅れに引っかかるタイミングを待っていました。そういう意味では、あのワンチャンス、あれだけだったかもしれませんね。本山選手もうまくて、こっちが行こうとするところをふさぐし、後ろに目が付いているんじゃないかというくらいでした。さすがだなと思いました。
 なんとか目標どおり勝てたんで、チャンピオンの芽も出てきたわけです。去年も最後まで諦めないことがチャンピオンに繋がりました。次は1000kmレースでウエイトも重いんですけど、がんばってポイントを取りにいきたい。そして、もう1回くらい勝って連覇できればと思います
高木虎之介
スタート前、立川に『10秒以上引き離してくる』と約束したんです。それで攻め過ぎちゃって(苦笑)、タイヤを痛めちゃったんで、後半はかなり苦しくなってしまいました。これは次の課題として残っちゃいましたね。
 今年の前半は勝てるチャンスを何度も逃して、ここでやっと来たなという感じです。去年も1度勝った後につまずいて、もうダメかなぁと(思ったが)、土壇場で勝てた。今日も土壇場に追い込まれて勝てた。これで、シリーズ後半を気持ちよく行けます。
 次の1000kmは、700kmぐらいは立川に走ってもらって(笑)、暑いですからね…。去年も(ウエイトが)重くなると結果が残らなかったんで、重いときにどれだけ結果が残せるか、それが重要ですね


GT300 クラス 優勝

No.46 吉兆宝山DIREZZA Z

佐々木孝太
やっとここ(優勝会見)に来れたという感じです。吉兆宝山のチームもがんばってくれたし、みんな諦めずに応援してくれたので、結果が出せてホッとしました。クルマとしては、昨日の予選1回目はバッチリだったんですが、スーパーラップはかっこよく決められなかった。まあ原因は分かっていたんで決勝への手応えはあったんです。SUGOは接触も多いし、抜きにくいサーキットなんで、(序盤に)プッシュして抜いて、できるだけマージンを取っていこうと。余裕を持って番場選手に渡したかったんです。それはできたかな。
 交代してからゴールまでは、気持ちの変化と言うより、つらかったですよ(苦笑)。マージンは使ってもらうために取ってくるんですけど、そんなきっちり使うな! と(笑)。(GT500トップのNo.1)立川君に譲るときも、そんなところ(最終ラップの最終コーナー)で譲らなくてもって、ドキドキしてみてたんですけど、まあ結果オーライです。
 これ(今回の優勝)で、僕らもチャンピオンをねらえる位置に行けたと思います。次の1000kmでもクルマの耐久性には問題がないので、きっちり走ってポイントを取りたい。そして、もう1回勝っちゃいたいですね
番場琢
正直、うれしいのが半分と、孝太さんにも言われましたけど、あとは反省点がものすごくあります。今回の優勝は孝太さんのおかげだと思います。今回のレースを課題として、次は自分でマージンを作れるくらいがんばりたいと思います。
 最後ラップに(No.1に)追い付かれたときは、立川選手より先に最終コーナーに行こうと思ったんですが、SPコーナーのあたりで譲れと言う無線があったんで、これで僕も冷静さを失ってしまって…。なんであんな危険なところで抜かれたのか。もっと簡単に(走行ラインに)戻れると思ったんですけど、ぜんぜん戻れなかった。でも、後ろから(No.13とNo.2が)来ているのは分かっていたんで、絶対抜かれない、と。アクセルは戻さないで、踏みっぱなしだったら(走行ラインに)戻れたんです。もう、反省ばっかりです