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Race Report
2015.04.04
Rd.1 予選:ポールポジション記者会見

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第1戦 岡山国際サーキット : ポールポジション記者会見

GT500 Class

No.37 KeePer TOM'S RC F

 

「明日はどんなコンディションでもミスをしない」

アンドレア・カルダレッリ

ポールポジションを獲ることができ、シリーズに素晴らしいスタートを切ることができました。今回は午前中のフリー走行からクルマの調子が良くて、僕が走ったQ1では(フリー走行の時から)セットを変更することなく走りました。Q1では8番手までに入ってQ2に進出するだけでなく、タイヤの確認もテーマとしていました。(3/14,15の岡山公式)テストに比べて路面温度などのコンディションが違うから、タイヤの選択には気を遣いました。そしてQ1では、タイヤをどのように温めるのがベストかを探り、3、4周目ではなくもう1周早くアタックすべきだということが分かりました。それで、そのことをリョウ(平川)に伝えて、セットも少しアジャストしてQ2に臨みました。そうしたらリョウが素晴らしいアタックでポールポジションを獲ることができました。
明日の決勝はどんなコンディションになるか分かりませんが、ドライでもウェットでもミスをせず、クリアなレースをするだけです。それができれば結果は付いてくると思います。

 

「ミスがなければ1分18秒台はマークできた」

平川 亮

ポールポジションを獲ることができて嬉しいです。参戦の機会を与えてくれたトヨタ/レクサスとスポンサーの皆さんに感謝したいです。午前中にはドライ路面で十分な走り込みができませんでしたが、それでもクルマの調子が良くて、Q1でのアンドレア(カルダレッリ)の走りを見ていても、快調なことが伝わってきた。もう(自分がQ2で)乗る前から『ポールが獲れる』と確信していました。それが反対にプレッシャーにもなったので、(Q2の)スタート前からクルマに乗りこんで、コクピットの中で(アタックの)イメージトレーニングを続けていました。実際には、ほぼそのイメージ通りにアタックすることができましたが、ベストタイムをマークしたラップは、セクター3で少しミスがあったので、それがなければあとコンマ2、3秒は詰めることができた。1分18秒台は間違いなくマークできたと思います。ミスの内容ですか? タイヤを早く温めすぎて、セクター3ではタイヤのベストな状態を過ぎてしまっていたんです。でもクルマの仕上がりはパーフェクトでした。
明日は『雨のレースとなる』との予報もあって、正直なところウェットでの走り込みが足りなくて不安要素にはなっていますが、それでもミスなくレースしたい。ミスがなければ優勝できる。そう思っています。

 

 

 

GT300 Class

No.10 GAINER TANAX GT-R

 

「チームと一丸になって優勝を狙う」

アンドレ・クート

今朝の走り始めからクルマの調子が良くて「これはポールを狙えるのではないか?」と思っていました。実際にポールを獲ることができて、シーズンに良いスタートを切ることができました。ダンロップ・タイヤの素晴らしいパフォーマンスに『ありがとう!』と、そしてサポートしてくれたチームには『おめでとう!』と言いたいです。本当に感謝しています。
でも、まだ開幕戦の半分(公式予選)が終わっただけで、明日には半分(決勝レース)が残っています。ミスのない良いレースをして表彰台に乗るだけでなく、チームと一丸になって優勝を狙って行きたい。そう思っています。

 

「チーム全員で獲ったポールだと思う」

千代勝正

自分自身、初ポールなので嬉しいです。実は、日本国内でレースするのは1シーズンぶりで、こうして日本語で記者会見できるのはちょっと新鮮で、これも嬉しいですね。このポール獲得で、新しいシーズンに幸先の良いスタートを切ることができました。オフシーズンのテストから2015年仕様のGT-Rは速くて手ごたえを感じていました。速くなったポイントですか? 去年はヨーロッパで走っていてタイヤも違えば路面(の摩擦力)も違うから、単純に比較するのは難しいのですが、まずブレーキのパフォーマンスが素晴らしい。それに前後の重量配分がより適正になったり、よりトラクションが掛るようになったり、まさにあらゆる面で進化しています。スタビリティも随分高くなりましたね。僕が乗ったGT-Rの中で、自分史上最高のGT-Rだと感じました。
今日の予選に関しては、コースコンディションがダンロップタイヤに合っていました。タイヤの温め方も狙い通りで、自信を持ってアタックできました。アタックした1周を通じて大きなミスがなく、ほぼ完ぺきだったと思います。Q1では(アンドレ・)クート選手が素晴らしいアタックを見せてQ2進出して自分に繋いでくれましたし、チームも僕たち2人を上手くサポートしてくれました。本当に、チーム全員で獲ったポールだと思います。明日のレースはどんなコンディションになるか分かりませんが、チームと一緒に優勝を目指していきます」

 

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