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2016.08.29
第6戦鈴鹿で三重県警のパトカーがGTマシンと共にパレードし交通安全を呼びかける

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 8月28日、第6戦「第45回インターナショナル鈴鹿1000km」の決勝レースが開催された鈴鹿サーキットで、三重県警察のパトカー3台が43台のGTマシンを先導してパレードを行い、来場した3万4000人余の観客、関係者に交通安全への意識向上を呼びかけた。

 SUPER GTでは、モータースポーツを通じて交通安全を広く啓発するため、開催サーキットの地元警察に協力してキャンペーンを実施している。第6戦鈴鹿1000kmに先立つ7月7日には、鈴鹿サーキットを管轄に持つ鈴鹿警察署に2015年GT500クラスチャンピオンの松田次生選手とロニー・クインタレッリ選手が(No.1 MOTUL AUTECH GT-R)による表敬訪問(クリックで該当記事)も行っている。
 


 


 この日は時折雨の降るあいにくの天候だったが、鈴鹿サーキットに3万4000人のSUPER GTファンが来場。午前中に行われたピットウォークでは、各チームのGTマシンと共にピット前に三重県警のパトカーと白バイが展示された。交通警察隊の隊員たちは訪れた人たちに笑顔でパトカーや白バイの装備について解説。子供たちは体験試乗をしたり、一緒に記念写真を撮ったりと大喜び。併せて、隊員たちは交通事故防止に繋がる夜間の反射材着用の有効性も訴えるなどの啓発活動も行っていた。
 

 


 決勝レースを目前に控えたスターティンググリッドウォークの時間には、場内放送を通じて三重県警からの交通事故防止のお願いが伝えられた。
「三重県内では歩行中の事故が多く発生しています。横断歩道では一時停止をして歩行者を保護しましょう。交通事故の際はシートベルトを着用していなかったため、死亡するケースがあります。後部座席も含めすべての座席でシートベルト、チャイルドシートを正しく装着しましょう。運転中の携帯電話の使用は大変危険です。絶対に止めましょう。歩きスマホも大変危険ですから、止めましょう。三重県警では“交通安全~見える・見せるキャンペーン~”を展開しています。歩行中や自転車運転中は反射材を身につけましょう。ヘッドライトは早めに点灯して、上向き、下向きライトをこまめに切り替えて安全を確保しましょう」
 と、交通安全メッセージをSUPER GT公式アナウンサーのピエール北川さんが、鈴鹿に多数詰めかけたファンへ呼びかけていた。



 決勝レースのスタートに際しては、三重県警察高速道路交通警察隊と鈴鹿警察署の6人の隊員が操る3台のパトカーが、43台のSUPER GTマシンを先導して1周のパレードラップを実施。その迫力ある勇姿と決勝スタートへの期待感に大観衆も釘付けとなった。このパレード中にもピエール北川アナウンサーが「ご来場の皆さま、交通事故を起こさないように、交通違反をしないよう、今日の帰り道も安全運転に努めてください!」と、交通安全のメッセージを伝えていた。
 




 そして第6戦の決勝レースが始まる。雨が降ったり止んだりの難しい天候となったが、SUPER GTドライバーたちは素晴らしいレースを展開し、鈴鹿に詰めかけたファンを楽しませてくれた。

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