JGTC2000 JAPAN GT FESTIVAL
6.23-25 / SEPANG CIRCUIT
JGTC2000 SPECIAL STAGE
Practice


00-06-23 JAPAN GT FESTIVAL in MALAYSIA
午後はNo.18 TAKATA童夢NSXが定位置!?を決める!
カルソニックスカイラインが元気に3位
GT300はNo.31 スーパーオートバックスMR-Sが今季初トップ


 セパン・インターナショナル・サーキットでは午前の走行に続き、午後2時15分から1時間30分の練習走行2回目が行われた。午後も青空が広がり、痛いほどの日差しとなり気温は35度まで上昇。路面温度も48度となった。
 このセッションでは今季3連続ポールポジションのNo.18 TAKATA童夢NSXが本領を発揮した。No.18は午前のセッションこそ2分5秒台前半で7番手とNSX勢の最後尾だったが、午後の走行30分経過時点で2分3秒台でトップに立つ。この時点の2番手にはNo.32 トヨタセルモスープラが、3番手はNo.16 Castrol無限NSX、4番手No.8 ARTA NSX、5番手No.1 ロックタイト・ゼクセルGT-Rと続いた。その5分後には、No.18 TAKATA童夢NSXの脇阪寿一が、さらに2分02秒273までタイムを詰める。
12 SKYLINE GT-R
 そして1時間経過時点で、No.12 カルソニックスカイラインが04秒076で2番手にジャンプアップ。だが、直後にNo.16 Castrol無限NSXも03秒247として、No.12から2番手を奪う。そしてNo.16は02秒433まで、No.12も03秒523までタイムを詰めるが、トップのNo.18には届かない。この頃、No.18はエンジンにトラブルが生じたため、ピットで修理にかかっていた。結局、走行時間中には間に合わず、No.18のタイムがこれ以上更新されることはなかったが、後続のNo.16、No.12もこれ以上タイムは伸びずにトップスリーはこれで確定。4番手には今回に限り昨年型に戻ったNo.64 Mobil 1 NSXがつけ、5番手には午前トラブルで走行できなかったNo.36 カストロール・トムス・スープラが入った。
 同じくエンジントラブルから午前満足に走れなかったNo.6 エッソタイガーウルトロンスープラは、エンジンを載せ換えて午後の走行に挑んだが、やはりトラブルがあり午後も10周ほどで走行を終えた。No.55 エクリプススリランカバイパーGTSRはエンジンにトラブルがあり、部品待ちとなったために結局今日はまったく走行することが出来なかった。

26 GT3R
 GT300クラスは、走行時間序盤、午前トップタイムのNo.26 シェルタイサンアドバンGT3Rがそのタイムを更新する2分14秒919でリーダーとなる。これにNo.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7、No.19 ウェッズスポーツセリカ、No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-Sが続く。No.26はさらに14秒753までタイムを詰める。No.7はエンジンが不調で、この後思うようにタイムが上がらない。No.19は15秒159とタイムアップしてクラス2番手に。そして、ラスト5分でNo.31 スーパーオートバックスアッペクスMR-Sの新田守男が2分14秒051と一気にトップNo.26を上回るスーパーラップを叩き出して、ついに1番となった。トップを奪われたNo.26もチェッカー直前のラストラップに14秒550まで迫るが、No.31には届かなかった。No.31にとっては今季MR-Sになってから、テスト、予選を通じて初めてのトップタイムになる。

GT500トップタイム
No.18 TAKATA童夢NSX
脇阪寿一「最後はエンジントラブルで止まっていましたが、明日は問題ありません。タイヤはハードでしか走れていないんで、ソフトがどうなるか分かりませんが、他はソフトだし、予選はソフトでいきます。当然タイムは上がるはずです。1秒台いけるでしょう。満タンでも走っていたから、決勝でも問題ないでしょう」

GT300トップタイム
No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S
新田守男「今年初めて1番になったね(笑)。でも、難しいよぉ、このコース。同じところで何度もスピンしそうになっちゃってさ。今回はマシンをずいぶん変えてきました。僕らとしてはシリーズ後半に向けてのテストというところもあります。ようやくスタートラインに並べたようなもの。勝ち負けというよりしっかり走りたいですね」

フリー走行 1回目レポート


フリー走行 総合結果
| 00.6.23 | Weather : Fine | Course : Dry | SEPANG CIRCUIT: 5.542km |
Po No C-Po Machine Driver #1 #2 Tyre
1 18 500-1 TAKATA 童夢 NSX 脇阪寿一 金石勝智 2'05.111 2'02.273 BS
2 16 500-2 Castrol 無限 NSX 中子 修 道上 龍 2'03.293 2'02.433 BS
3 12 500-3 カルソニックスカイライン 星野一義 本山 哲 2'04.915 2'03.522 BS
4 64 500-4 Mobil 1 NSX 伊藤大輔 D.シュワガー 2'04.764 2'03.577 BS
5 36 500-5 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳 土屋武士 2'12.503 2'03.946 MI
6 32 500-6 トヨタセルモスープラ 近藤真彦 立川祐路 2'04.961 2'04.002 BS
7 3 500-7 ユニシア・ザナヴィスカイライン 長谷見昌弘 田中哲也 2'05.285 2'04.049 BS
8 1 500-8 ロックタイト・ゼクセルGT-R E.コマス 影山正美 2'05.873 2'04.385 BS
9 8 500-9 ARTA NSX 鈴木亜久里 土屋圭市 2'04.802 2'04.575 BS
10 100 500-10 RAYBRIG NSX 飯田 章 服部尚貴 2'05.035 2'04.666 BS
11 2 500-11 カストロール・ニスモGT-R 片山右京 M.クルム 2'06.099 2'04.921 BS
12 25 500-12 エンドレス アドバン スープラ 木下みつひろ 織戸 学 2'05.751 2'05.022 YH
13 37 500-13 カストロール・トムス・スープラ 荒 聖治 山路慎一 2'06.869 2'05.052 MI
14 39 500-14 デンソーサードスープラGT 影山正彦 R.ファーマン 2'07.198 2'05.578 YH
15 88 500-15 ノマド ディアブロGT-1 古谷直広 高橋 毅 2'07.882 2'06.128 DL
16 6 500-16 エッソウルトロンタイガースープラ 野田英樹 W.ガードナー 2'06.156 2'06.352 BS
17 31 300-1 スーパーオートバックス アペックスMR-S 新田守男 高木真一 2'17.436 2'14.051 YH
18 26 300-2 シェルタイサンアドバンGT3R 福山英朗 余郷 敦 2'15.614 2'14.550 YH
19 19 300-3 ウェッズスポーツセリカ 脇阪薫一 原 貴彦 2'16.837 2'15.159 YH
20 7 300-4 RE雨宮マツモトキヨシRX7 山野哲也 松本晴彦 2'17.019 2'15.254 YH
21 77 300-5 クスコスバルインプレッサ 小林且雄 谷川達也 2'19.098 2'15.315 YH
22 70 300-6 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋義三 P.ヴァン・スクート 2'21.527 2'21.238 YH
23 5 300-7 ポルシェ・カレラRS キー・スーン・ユー イラ・リダック 2'21.527 2'40.072 MI
55 500 エクリプス スリランカ バイパーGTSR D.マラガムワ 山田英二 出走せず 出走せず YH

※タイヤ略号=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン