GT INSIDE REPORT
Network Edition
JGTC 2000
JAPAN GT FESTIVAL in MALAYSIA


No.2



6.24 sat. - Qualify


予選2回目終了後のコメント(順位はクラス順位)

No.12 カルソニックスカイライン(予選総合7位)
本山 哲「午後は温度が上がると思って午前中に(ニュー)タイヤを2セット使っちゃったんです。
でも思ったより上がらず、ラバーグリップもよくなったんであわてて古いタイヤでアタックしたんだけど、(午前中のタイムに)近いタイムは出たけど上回るのはむりでした。最後に星野さんが満タンで走って、決勝セットでも問題ないのを確認してます。決勝のラップは(2分)4秒0くらいでいければいいね。コンスタントにいって表彰台にはいきたい。タイヤのタレも問題ないですよ」


No.36 カストロール・トムス・スープラ(予選総合4位)
土屋武士「1回目で(ニュータイヤを)2セット使ったんで午後はタイムアップできませんでした。まだコースに慣れていなくて、走るたびによくなってくるような状態。決勝では(2分)5秒台ならぜんぜん問題ないんですが、4秒台に入れるとハマりそうですね。タイヤは問題ないんですけど、クルマのほうがきびしそう。Gが長くかかる大きいコーナーがあちこちにあるんですよ。(トップ2台と)No.64も含めて3台のNSXが速いですけど、立川(No.32)とうち(のスープラ勢)でどこまでいけるかですね。それと、後ろにいるスカイライン2台(No.1、No.2)はぜったい要注意。(勝つ)チャンスはあると思うんですけど見えない要素があるんでね。どのクルマもふつうでは終わらないと思います。とにかくボクの役目はちゃんとペースを守って走ること。まわりを気にするよりもクルマと相談しながらレースします」


No.8 ARTA NSX(予選総合8位)
鈴木亜久里「ほかはみんなソフト(タイヤ)でいったけどうちだけハードだから。あのタイムでいっぱいいっぱいだよ。ソフトでも30ラップくらい平気らしいから選択をまちがえたかな。でも、ハードでも一発のタイムが出ないだけでいいタイヤだから問題ない。決勝でも、ピットインしたあともハードでいくよ。決勝のラップ? オレは(2分)1秒台(笑)。予選は2秒台だからね」


No.6 エッソウルトロンタイガースープラ(予選総合14位)
ワイン・ガードナー「マシンセットがとってもよくない。クルマがルーズで、まともに走れないくらいだよ。コーナーの入り口でオーバー(ステアで)で、出口ではアンダーになるような状態なんだ。明日の朝までにセットを変えるよ。暑いのはみんな同じ条件だからだいじょうぶ」


No.32 トヨタセルモスープラ(予選総合3位)
近藤真彦「(予選2回目の)後半はボクが10周くらい連続で乗って、決勝セットのテストをしてました。(決勝の)スタートドライバーはたぶんボク。決勝のラップタイムは6秒台かな。まわりはもっと速いけど、ル・マンの勢いで表彰台までいきたいですね。ル・マンからは日本に帰らずに来たんで、そろそろ『和食ほしい病』になってます(笑)」


No.3 ユニシア・ザナヴィスカイライン(予選総合6位)
長谷見昌弘「予選はここんところ田中にやらせるようにしてるんだけど、いいタイム出すよね。抜群の安定感があるね。不利なクルマでよくやったよ。セパンは非常におもしろいけれどむずかしいコース。90%は入り口がゆるくて出口がきついコーナーだから、誘われて入っていくとトットットッて前から出ていっちゃう。いいコースだと思う。日本のと比べてもベストじゃないかな。こういうコースを日本にもつくってほしいよね。日本にはレースを知らない人が設計したコースもあるからね、あそことか、あそことか(笑)。暑さですか? 1時間我慢すれば冷たいものが待ってますから(笑)」
田中哲也「なんとか6番手ですけれど、99年型で新しいスカイラインに勝てて、久々に楽しいレースができそうなので期待しています。コースに来た瞬間からうまくいった感じです。滑り出しからうまくいくとタイムが出るのはどこでもいっしょですよ」


No.16 Castrol無限NSX(予選総合2位)
道上 龍「2回目は大幅にセットを変えたんです。大きく離された2番手と0.1〜0.2秒差とではずいぶん違いますから。明日は日本のGTのおもしろさをマレーシアの人にみせつけるレースがしたいです。いつもと作戦を変えてスタートは中子さんでいく予定です。暑さは、距離がそれほど長くないしクールスーツもありますから、問題ないでしょう」


No.19 ウェッズスポーツセリカ(予選総合2位)
脇阪薫一「ボクら、(午後は)アタックもなんもしてなくて満タンで古いタイヤで走ってます。ホンマは4番手ぐらいに落ちたかったんですけど。FFは軽いほうがいいんで(ウェイトを積まれない4番手以下に)落ちなかったのが残念なんです」


No.77 クスコスバルインプレッサ(予選総合5位)
加勢裕二代表「午後は、ドライブシャフトのトラブルで走れなかったんです。まあ、ウチは予選でトラブルが出ると決勝はいいんですよ。暑さを含めて予定どおりです。日本の夏を走れればだいじょうぶでしょう。真夏にラリーやること考えたらたいしたことないでしょう。このサーキットは初めてですけど、立派ですよね。この部屋(チームスイート)もいいよね。あんな前時代的なテント立ててやることないでしょう。あと、コースには蛇がいるらしいんで、リタイアしても外には出るなとドライバーにいってあります。決勝は、コンスタントに走っていつの間にか上の方にあがっている最近の得意パターンで、安定感のあるレースしたいですね」



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