2001 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP Round2
カッチャオ ALL JAPAN FUJI GT RACE
5.3,4 FUJI SPEEDWAY

PRACTICE 2001-05-02


練習走行1回目

来た!カストロール・トムス・スープラがトップに立つ
GT300はNo.3 ユニシアジェックスシルビアが本領発揮か?!

 ゴールデンウィークのど真ん中となる5月2日、富士スピードウェイでAUTOBUCS CUP全日本GT選手権(JGTC)第2戦『ALL JAPAN FUJI GT RACE』の練習走行が行われた。この日は、午前と午後の2回、各1時間ずつ行われる予定だ。

 午前の走行は8時ちょうどスタートの予定だったが、5分遅れての開始となった。天候はあいにくの曇り空。雨もこそ降らなかったが、気温は9度と肌寒いほどで、路面温度も12度止まり。
 開始から10分時点でNo.18 TAKATA童夢NSXが1分26秒台に入れ、まずこれが上位陣のターゲットタイムとなった。そして開幕戦のTIサーキット英田でも予選2位と好調だったNo.39 デンソーサードスープラGTが26秒128とトップに立つ。さらにNo.12 カルソニックスカイラインも26秒129と僅差で2番手に。この後、この2台はさらにタイムを26秒0台まで入れる。
 20分経過時点では、トップはNo.39 デンソーサードスープラGTで1分26秒025。これにNo.12 カルソニックスカイライン、No.38 auセルモスープラと続く。ストレートスピードで差を付けられている感のあるNSX勢だが、30分時点ではNo.100 RAYBRIG NSXが1分26秒124までタイムを刻み、4番手となる。

 35分を過ぎた時点で、タイムはついに25秒台に。No.12 カルソニックスカイラインが1分25秒784を記録してスープラからトップの座を奪う。だが、それも10分足らずのことだった。No.39 デンソーサードスープラGTが25秒720を叩き出して、再度トップを奪い返す。だが、これもつかの間。47分時点でNo.36 カストロール・トムス・スープラが1分25秒307と、昨年のこのレースでのポールタイム1分25秒017(No.18 TAKATA童夢NSX/脇阪寿一)と較べても遜色ないタイムでトップに立った。
 そして終了5分前にNo.39 デンソーサードスープラGTも25秒495と25秒台に入れるが、No.36には届かず2番手のまま。そして終了直前にNo.38 auセルモスープラも25秒495を出すが、3番手止まり。だが、開幕戦に真っ逆さまになるという大クラッシュを喫したNo.38だけに、健在ぶりをアピールするには十分なタイムといえる。
 結局、このまま午前のセッションは中断もなく終了。このところ結果を残せなかったNo.36 カストロール・トムス・スープラが久々に快走を見せトップとなった。2番手にNo.39、3番手No.38とトップ3をスープラが占め、4番手にはNo.12とスカイライン。そして5、6番手にNo.18、No.64 Mobil 1 NSXとNSXが、そして7番手にNo.30 綜警McLaren GTRと上位には各車種が混じる形になった。
 開幕を完勝したNo.1 ロックタイト無限NSXは無理なアタックはせずに、決勝想定の走行に終始し、14番手。開幕2位のNo.8 ARTA NSXは走行をせずにセッションを終える。土屋圭市は「気温も低いし、決勝とも時間帯が違うから走る意味がないからね」とコメントした。

 GT300クラスは、今季GT300初参戦となるNo.3 ユニシアジェックスシルビアが序盤から好走を見せ、開始15分に1分34秒252でトップに立つ。これを脅かしたのが同じシルビアのNo.81 ダイシンADVANシルビアだ。No.81は20分過ぎに33秒929でNo.3を抜きトップに。だが、10分後にはNo.3は33秒613で再逆転トップに。この後、No.3は1分33秒369までタイムを縮め、トップを確保した。2番手にはNo.81、3番手にはNo.910 910ロディオドライブアドバンポルシェが。4、5番手には開幕戦を勝利したNo.31 ARTA・アペックスMR-Sと2位のNo.77 クスコスバルインプレッサが入った。


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