2002 AUTOBACS JGTCRound1
GT CHAMPIONSHIP in TI
4.13,14 TI Circuit AIDA
TEST DAY 2002-03-17
テストデイ


2002 AUTOBACS JGTC合同テスト 第1回 TIサーキット英田(3月16日, 17日)


○3月17日(2日目)1日目総合結果

1 SUPRA
チャンピオンの走りで、auセルモスープラがベストを叩き出す!
開幕戦TIはスープラ vs NSXの様相となるのか…
GT300はARTA・アペックスMR-Sが完全制覇だ!

 昨日に続き、2002年AUTOBACS 全日本GT選手権(JGTC)のTIサーキット英田合同テスト2日目が開催された。最終日となるこの日も、午前中に2時間、午後に2時間の2セッションが行われた。午後のセッションでNo.1 auセルモスープラの立川祐路が記録した1分25秒427が、この合同テストのベストタイムとなった。

SESSION 3(晴、気温13度/路面温度16度、ドライ)
64 NSX
 ドライコンディションで午前9時からスタートしたセッションは、開始早々にNo.1 auセルモスープラ(立川祐路)がWヘアピンの立ち上がりでエンジンストールからスピン。同じ頃にNo.71 シグマMR-S(Guts城内)も昨日に続くエンジントラブルからコース上にストップし、さらにNo.910 910ロデオドライブアドバンGT3R(松田秀士/アダム・ウイルコック組)も左フロントタイヤを大きく破損させてスローダウン。このため走行が中断された。さらに再開後の9時30分過ぎにNo.31 ARTA・アペックスMR-S(新田守男/高木真一組)がグラベルにストップし、この排除のために2度目の中断となった。エンジントラブルのNo.1 スープラは、結局わずか1周でこのセッションを終えることになった。

 1時間後の10時にはNo.39 デンソーサードスープラGT(ジェレミー・デュフォア/織戸学組)が1分25秒902、No.25 FK/マッシモADVANスープラ(山路慎一/荒聖治組)が25秒947と2台のスープラが25秒台をマーク。3番手にはNo.64 Mobil 1 NSX(松田次生/ラルフ・ファーマン組)が26秒006としていた。
 残り15分過ぎ時点で、No.64 Mobil 1 NSXのファーマンが1分25秒781をマークし、このセッションのトップタイムを記録。2番手にはNo.39 デンソーサードスープラGT、3番手にはNo.25 FK/マッシモADVANスープラと、昨日に続きアドバンユーザーのスープラがまたしても上位に入る健闘を見せた。

15 BMW
 GT300クラスでは、No.31 ARTA・アペックスMR-S(新田守男/高木真一組)が昨日に続いて午前中から好調な走りを見せ、セッション半ばで1分33秒829とトップタイムをマーク。2番手にはNo.26 PLUSタイサンADVAN GT3R(余郷敦/西澤和之組)が34秒217としていた。このまま順位に変動はなく、No.31 MR-Sがトップで午前中を終えた。3番手はNo.61 sports R&D ダンロップGT3R(密山祥吾)の34秒284となっていた。
 注目のニューカマーNo.15 AMPREX BMW M3(橋本元次/チャールズ・クワン組)だが、こちらは昨日がシェイクダウンとなり、アメリカのレース仕様からJGTCへの適応に苦慮している。さらにエンジンにトラブルをかかえ、満足の行く走りとはいかなかった。

31 MR-S

SESSION 4(晴、気温19度/路面温度25度、ドライ)
6 SUPRA
 午後のセッションは13時30分からスタート。気温19度と昨日とほぼ同じコンディションとなった。開始から10分ほど経過した時点では、昨日トップのNo.18 TAKATA童夢NSX(セバスチャン・フィリップ/リチャード・ライアン組)が1分26秒889とこの時点の最上位となる。2番手はNo.6 エッソウルトラフロースープラ(脇阪寿一/飯田章組)の27秒034となっていた。
 セッション半ばの14時30分では、No.6 エッソスープラがタイムを上げて、25秒994と唯一25秒台となる。2番手はNo.18 TAKAT童夢NSXの26秒053、3番手はNo.16 無限NSXの26秒447と続く。この後No.6 スープラがグラベルにストップして赤旗中断となった。

22 SKYLINE GT-R
 残り30分を切り、昨年のチャンピオン、No.1 auセルモスープラの立川が1分25秒827でトップとなる。注目は、昨日のNo.18 NSXが記録したべストタイム1分25秒531を更新できるかに注がれた。
 そして、残り5分を切ってから、No.1 auセルモスープラは1分25秒427まで刻み、2日間の最速タイムとした。No.6 エッソウルトラフロースープラも25秒908とするが、No.1には届かず2番手。3番手はNo.18 TAKAT童夢NSXの26秒030で、昨日のタイムを上回ることなく、セッションを終えた。

 GT300は、午後のセッションでもNo.31 ARTA・アペックスMR-Sが好調。1時間経過時点では1分33秒468と好タイムをマークし、そのままこのセッションのトップとなった。昨日のベストは上回れなかったが、今日のタイムも新田がマークした。


No.1 auセルモスープラ(GT500/2日目総合1位、今回のベストタイム)
立川祐路「朝はいきなりリアタイヤがロックしてスピンしてしまいました。このトラブルで、午後はあわただしくトライしたんですけれど、なんとか良いところが見つかって、だいぶ良くなってきました。スープラが生かし切れそうなセットがなんとかみつかって、そこそこのタイムが出せたというところです。ただ25秒427と531という僅差でNSXもいますし、自分たちとしても満足のいくレベルには達してないんです。去年もここのテストは良かったんですが、開幕はついていなかったんで今年は開幕からきちっととっていきたいです。竹内さんが今回はいなくて(MINEのS耐に参加)あまり新車に乗ってないので、今度の開幕戦直前のテストではロングでもやってもらおうかと思っています(笑)」
No.64 Mobil 1 NSX(GT500/2日目総合2位、午前1位)
松田次生「昨日よりもセットも良くなったので、あまりよくない路面コンディションもそんなには問題はないと思います。クルマも良いし、ラルフもボクも乗れています。ユーズドタイヤでも26秒台後半は楽に出ています。ラルフはこのコースが好きでタイヤテストをしたいというので、今回は彼がメインでやっています。セットもやりやすいですよ。フォーミュラニッポンでもコンビを組んでいるので気心は知れていますから」
ラルフ・ファーマン「JGTCレースで再び走れて非常に嬉しいです。NSXのドライブは今シーズンが初めてなので、まだまだ習っているところですよ。タイヤもクルマもとても良いです。ここのコースは好きなので開幕戦でも勝つ自信がありますよ(笑)」
No.6 エッソウルトラフロースープラ(GT500/2日目総合4位、午後2位)
飯田 章「ウチもあのへん(No.1のタイム)はいけるんじゃないかな? (今回のテストには)出てないところも上位に入ってくるだろうし、NSXももっと来そうだしね…。まだ、スープラには寿一の20分の1,いや50分の1位しか乗ってないんですよ(笑)。レースはきっと接戦になるんじゃないかな? NSXも来るし、ヨコハマ勢のスープラも速いしね」
No.25 FK/マッシモADVANスープラ(GT500/2日目総合4位、午後2位)
山路慎一「クルマは去年のNo.37でクルマと運命を共にしています(笑)クルマのバランスはすごく良くて、コンスタントラップが上がるようにしたいですね。あとは、荒のセットでどこまで乗れるか。竹内さんの苦労がよくわかる気分ですよ(笑)」
土屋春雄監督「空力関係を02モデルと同じようにしてきた01改のクルマ(*)です。タイムはGT300もいるから引っかかったりするだろうし、そんなには開幕戦では甘くないと思うよ。今日のような位置に予選でいれるわけはないよ」
(注:16日のレポートで00年型改と記しましたが、01年型改の誤りでした。訂正します)
No.18 TAKATA童夢NSX(GT500/2日目総合7位、1日目1位)
セバスチャン・フィリップ「(僅差で逆転されてしまいましたが?)今朝、ギアボックスにトラブルが出てしまい、自分たちの仕事をこなしただけです。これは単にテストだからね(笑)」
No.22 ザナヴィニスモGT-R(GT500/2日目総合9位)
本山 哲「このサーキットはスープラやNSXに向いていて、GT-Rはもっとハイスピードのコースに向いていると思う。セット出して方向性は見つかってきたけれど、あんまり変わらなかったかな…。スカイラインはここではこんなものかなぁ…」
No.31 ARTA・アペックスMR-S(GT300/2日目総合1位)
高木真一「ボクはロング(ランのテスト)担当なんですけど、いろいろタイヤを替えてみて、最後まで楽にコンスタントも行けるタイヤを2種類ぐらい見つけられました。1スティント(給油せず1度に走り切る予定の距離)保ったんで、レースに向けて少しは良いかなと思う。ただ、タレる部分が大きいので、レースまでにつくって来てくれればいいと思いますね。欲を言えばの話ですよ(笑)。クルマの方もタイヤに合わせて優しいクルマをつくろうとしています。ここまでやったことは的確に進んでいると思います」
No.15 AMPREX BMW M3
橋本元次「昨日の朝から走り出した段階で、どうもエンジンがミスファイヤを起こしてしまっています。リストリクターとエンジンがうまく合ってないようで、富士のテストと直前テストとまだ時間はありますから、対策をなんとかしたいですね」
チャールズ・クワン「ハンドリングはとてもいい感触だ。シャシー剛性があって、去年乗っていたBMW(アジアン・ツーリングカー選手権用)よりもフィーリングはいい。ただ、エンジンに問題があって十分走れていない。チームもクルマも新しいのでこれからやるべきことは多い」



2002 AUTOBACS JGTC合同テスト 第1回 2日目総合結果
2002.3.17 | 天候:晴 | コース:ドライ | TIサーキット英田 3.703km
Po No C-Po Machine Driver Session 3 Session 4
1 1 500-1 auセルモスープラ 竹内浩典/立川祐路 1'50.790 1/1 1'25.427 39/41
2 64 500-2 Mobil 1 NSX 松田次生/ラルフ・ファーマン 1'25.781 34/56 1'26.107 51/57
3 39 500-3 デンソーサードスープラGT ジェレミー・デュフォア/織戸 学 1'25.902 12/51 1'26.222 50/51
4 6 500-4 エッソ ウルトラフロー スープラ 脇阪寿一/飯田 章 1'25.933 30/61 1'25.908 49/50
5 25 500-5 FK/マッシモADVANスープラ 荒 聖治/山路慎一 1'25.928 40/61 1'27.560 8/39
6 16 500-6 無限 NSX 道上 龍/伊藤大輔 1'25.999 58/58 1'26.089 45/58
7 18 500-7 TAKATA 童夢 NSX セバスチャン・フィリップ/リチャード・ライアン 1'26.385 13/25 1'26.030 52/59
8 100 500-8 RAYBRIG NSX 加藤寛規/光貞秀俊 1'26.774 39/53 1'26.484 41/57
9 8 500-9 ARTA NSX 土屋圭市/金石勝智 1'26.717 38/62 1'27.395 8/43
10 22 500-10 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山 哲/ミハエル・クルム 1'26.774 12/58 1'27.369 13/45
11 30 500-11 綜警 McLaren 岡田秀樹/黒澤治樹 1'27.942 22/46 1'26.775 30/34
12 36 500-12 トクホン トムス スープラ 土屋武士/パオロ・モンティン 1'26.779 43/56 1'27.619 15/36
13 23 500-13 カストロール ピットワークGT-R 影山正美/エリック・コマス 1'27.118 29/34 1'27.260 10/54
14 12 500-14 カルソニックスカイライン 星野一義 1'28.137 8/41 1'28.887 24/28
15 31 300-1 ARTA・アペックスMR-S 新田守男/高木真一 1'33.829 10/36 1'33.468 12/56
16 61 300-2 Asports R&DダンロップGT3R 須賀宏明/密山祥吾 1'34.284 34/40 1'33.836 38/44
17 26 300-3 PLUS eタイサンアドバンGT3R 余郷 敦/西澤和之 1'34.217 22/54 1'33.967 11/48
18 3 300-4 ユニシアジェックスシルビア 山野哲也/柳田真孝 1'34.816 22/57 1'34.461 19/28
19 9 300-5 ARC大黒屋ぽるしぇ 下島洋介/日置恒文 1'35.551 14/34 1'34.493 10/45
20 63 300-6 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川隆正 1'37.271 17/37 1'35.291 30/33
21 910 300-7 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田秀士/アダム・ウィルコック 1'35.838 8/39 1'35.342 43/52
22 55 300-8 イクリプスタイサンADバイパー 山田英二/清水 剛 1'35.526 32/32 1'35.962 27/38
23 71 300-9 シグマMR-S Guts城内/竹中正信/澤 圭太 1'37.465 5/12 1'35.625 17/47
24 911 300-10 PCJケルンテンBORO GT3R 平川 晃/橋本俊英 1'37.802 41/56 1'36.264 25/51
25 2 300-11 ベルノ東海ARドリーム28NSX 高橋一穂/渡辺 明 1'38.167 39/41 1'36.964 8/26
26 70 300-12 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋義三/パトリック・バン・スクート 1'37.936 34/47 1'37.713 20/44
27 15 300-13 BMW 橋本元次/チャールズ・クワン 1'38.901 19/19 1'38.479 12/20
33 500 Team UKYO SUPRA 近藤真彦/下田隼成




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