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2022.11.06
環境対応ロードマップ「SUPER GT Green Project 2030」を発表

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 「MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL」決勝日、株式会社GTアソシエイション(GTA)より、今後SUPER GTが取り組む環境対応ロードマップ「SUPER GT Green Project 2030」が公表された。2030年までにシリーズ全体のCO2(二酸化炭素)排出量半減を目指し、プロジェクトを始動させた。
 その骨子としては、
1.シリーズ全体のカーボンニュートラル(CN)化を推進、2030年までにCO2排出量を半減。
2.「いまできること」を全力で。
3.「エキゾーストノート」をこれからも。
 以上が3本柱となる。坂東代表は、実現に向けて、2023年以降2030年までに段階的に取り組む内容を具体的に説いた。

 また「環境とともに、お客さんが見ていて楽しく、ここ(サーキット)へ足を運んでもらえる内容も考えなければならない」と坂東代表は続ける。プロモーターとしてCNF(バイオマス由来の非化石燃料)導入や、持ち込みタイヤセット数の削減など、レース自体における新たな取り組みにとどまらず、サーキット内のゴミ削減やプラスチックゴミ等の再利用促進等においては、「スタンド側のファンもパドック側も一緒になって、取り組みたい」と語り、モータースポーツファンにも、このプロジェクトへの賛同に協力を呼びかけた。加えて、サーキットのある自治体や地域社会との共生可能なモータースポーツイベントを実施しながら、環境対策への理解を深めていきたいとした。

 


 坂東代表は、2023年からの100%CNF導入への着手は、SUPER GTが初となることをアピール。多方面からの積極的な取り組みを進めることで「2030年には音の出せるレースを続ける」ことを目標にしているとし、「先ずは始めることが大事で、そしてひとつひとつ積み上げていく」と関係者みんなで関わっていきたいと言及した。

 なお概要については、下記リンク先の資料を参照いただきたい。

◎SUPER GT Green Project 2030 資料

 

 

 

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