エッソウルトラフロースープラが2日目トップに NSX勢の健闘が目立つ今回の富士テスト GT300は今日もARTAアペックスMR-Sがパーフェクト 4月1日、昨日に続きAUTOBACS JGTC合同テスト2日目(最終日)が開催された。この日も午前中に2時間、午後に2時間のセッションが行われた。
開始1時間30分でもNo.18 TAKATA童夢NSXが1分24秒561でトップタイム。2番手にはNo.64 Mobil 1 NSX(松田次生/ラルフ・ファーマン組)の24秒568、3番手はNo.25スープラの24秒601となっていた。残り20分を切って1コーナーイン側にGT300がストップし、走行中断となった。この時点ではNo.18がトップだったが、残りわずかでNo.16 無限NSX(道上龍/伊藤大輔組)が24秒488とセッションのトップをマークした。
20分過ぎにNo.6 エッソウルトラフロースープラは1分24秒386までタイムを縮めトップをキープ。そして2番手には、No.23 カストロールコクピットGT-R(影山正美/エリック・コマス組)が25秒243で飛び込んでくる。これで、トップNo.6、2番手No.23、以下No.16、No.18 TAKATA童夢NSX、No.22 ザナヴィニスモGT-R(本山哲/ミハエル・クルム組)とNSXとスカイラインGT-R勢が続く。 40分を過ぎると、空は雲が多くなりやや肌寒くなってくる。このころからNSX勢のタイムアップが著しくなっていく。まずはTAKATA童夢NSXが25秒784として2番手に浮上。No. 18はさらに24秒792とするが、わずかにトップNo.6のタイムには届かない。そして、1時間経過の3時にはNo.64 Mobil 1 NSXも24秒947を出して3番手に。さらにNo.30 綜警McLarenが25秒048で4番手とするが、これ以上タイムアップは成らず。 1時間半を経過した時点で、1コーナーでGT300の1台がコースアウトしたため、その処理のため約15分間の中断となる。 走行再開は3時45分。残り時間は15分。ここから、アタック想定で走りだすマシンが現れる。No.16 無限NSXが1分24秒385を叩き出して一気に2番手に浮上するが、これもセッション序盤にNo.6 エッソウルトラフロースープラが出したトップタイムに届かず。No.25 FK/マッシモADVANスープラも25秒059まで短縮するが6番手止まり。 このまま延長なしの4時ちょうどにセッションが終了し、このセッションそして今日の総合トップはNo.6 エッソウルトラフロースープラとなった。総合2位にはNo.18 無限NSX、3位がNo.18 TAKATA童夢、4位がNo.64 Mobil 1 NSXとNSXが並ぶ結果となった。 GT300クラスは、午後も序盤からNo.31 ARTAアペックスMR-Sがトップに立つ。セッション中盤には1分32秒348と昨年のポールタイムを更新する。これに続くのはNo.24 EndrlessタイサンアドバンGT3RとPLUS e タイサンAD GT3Rとポルシェが続く。そして4位に昨年のチャンピオンNo.81 ダイシンADVANシルビア(大八木信行/青木孝行組)が入った。
2002.4.1 | 天候:晴/曇 | コース:ドライ | 富士スピードウェイ 4.400km
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