3セッション、3様のコンディションすべてで1番!! Mobil 1 NSX、チャンピオンに手応えあり! 台風接近のため、午後の走行は中止に 10月1日、三重県鈴鹿サーキットでJGTC第8戦(最終戦)に向けての合同テスト2日目が行われた。この日も午前と午後に各2時間の走行が予定されていたが、台風接近によるコンディション悪化により、午後のセッションは中止となった。
序盤のトップタイムは、またしてもNo.64 Mobil1 NSXのラルフ・ファーマンで、2分11秒599を刻んだ。2番手はNo.18 TAKATA童夢の12秒527と2台のNSXが上位に。3番手はNo.23 カストロールピットワークGT-Rのエリック・コマスが13秒315とした。 雨はセッションが後半になると降り方がしだいに激しくなる。1時間30分後の10時30分にはコース上にほとんど走行するマシンの姿がなくなっている状況だった。この時点では気温、路温ともに20度と日差しがないコースは路温も上昇することはなかった。結局、雨の影響の少なかった序盤にタイムをマークしたマシンのタイムが記録されることとなった。 GT300クラスは14台が参加。No.62 Vemac R&Dダンロップ320Rが2分26秒933をマークしてトップタイム。2番手にはNo.21 ダンロップBMW M3GTの2分27秒497と、昨日のクラストップのNo.71 シグマMR-Sとともに"雨は有利"といわれるダンロップ勢が上位となっている。続いて、No.910 910ロデオドライブアドバンGT3Rがポルシェらしい安定した走りで、2分28秒513を記録し3番手とした。
この後、コースの状況をそれぞれ確認するということで約30分間様子を見たが状況は変わらず。チーム代表らとGT-Aの話し合いにより、今後コースコンディションは改善される見込みがないと判断し、13時40分の段階で午後のセッションはキャンセルされることが決定した。
2002.10.1 | 天候:雨 | コース:ウェット | 鈴鹿サーキット 5.821km
タイヤ略号=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/BFG:BFグッドリッチ
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