2005-10-15
2005 第7戦 公式予選1回目
2005 AUTOBACS SUPER GT第7戦「SUPER GT in KYUSYU 300km」の予選1回目が、午前10時30分から雨のオートポリス(大分県)で行われた。(観衆:12,290人) QUALIFY SESSION 1 雨、気温20度、路面温度22度、ウェット 予選1回目は10時30分から、雨がそぼ降り、霧が視界をさえぎるなか始まった。路面は完全なウエットで、コースのところどころに川のように水が流れている状態。開始時点での気温は20度、路面温度は22度だった。 つづく20分間はGT500専有。このころからさらに雨が強くなり、路面コンディションは悪化。序盤はGT300クラスより遅いタイムでの周回となるが、そのなかでもスピンが相次ぐ。残り5分ほどになったところで連なって走っていたNo.32 EPSON NSX(松田次生)とNo.38 ZENTセルモスープラ(立川祐路)がまったく同じタイミングでスピン。そろって1回転半してしまう。後続のNo.25 ECLIPSE ADVANスープラ(織戸学)は難なくすり抜けるが、No.12カルソニック インパルZ(井出有治)は接触を避けるためみずからスピン。3台がコース上に止まってしまったため赤旗中断となる。 DRIVER INTERVIEWGT500 TOP TIME No.1 ザナヴィ ニスモ Z リチャード・ライアン「予選でトップタイムを出したのは初めてなので、とてもハッピーです。ドライブ自体は楽しみました。たしかにコンディションはとても難しい状態だったけど、こういう状態でもクルマはすごくいいパフォーマンスを発揮してくれて、タイヤチョイスもカンペキですごくグリップしてくれた。コンディションがよくてクルマも決まっていれば、そんなにハードプッシュする必要もなく、ただ走っていればタイムは出る。今回は雨が降ったけれど、ミスもなく、速く走れたということです。雨で速く走る自信もありますしね。今回はすべてがいい方向にむかったってことですね」 GT300 TOP TIME No.43 ARTA Garaiya 高木真一「オートポリスでは雨のテストを何度もやってる。望んだわけではないけれど(苦笑)、雨の方が多いくらいなので、川がどこに流れてるか把握していたんです。タイヤは、いろんな状況を考えて一番安全なヘビーレインをチョイスしていきました。2〜3周はみんなが走って水がはけ、ラインができるのを待っていました。3〜4周目にアタックにいったときにクリアがとれました。トップ10に残れるだろうと判断して、予定よりも1周早く新田さんにかわったらドカンと雨がきたんです。GT300の細いタイヤで重たいウエイトだと、タイヤの面圧とかがいい方向にいってるみたい。スーパーラップは雨だったらボクがいくんだろうけど、ドライになるとまともにウエイトが効いちゃうんで、ウエットでやりたい。ドライはノーウエイトのクルマがいいタイムを出してるからね。ポールが獲れたら明日も雨のほうがいいかな。でもレースは危ないからドライのほうがいいね」
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