2005-11-05
2005 第8戦 公式予選2回目
11月5日午後、2005 AUTOBACS SUPER GT第8戦(最終戦)「SUZUKA GT 300km」の予選2回目が鈴鹿サーキットで行われた。GT500はNo.38 ZENTセルモスープラの立川祐路、GT300はNo.31 吉兆宝山MR-Sの中嶋一貴がポールポジションを獲得した。(観衆:17,000人) QUALIFY SESSION 2 晴、気温24度、路面温度32度、ドライ 予選2回目は14時ちょうどに始まった。上空は依然として晴れ渡り、開始時点での気温は24度、路面温度は32度と午前中の1回目よりやや上昇した。最初の15分間はGT300クラス専有走行、つづく15分間はGT500クラスの専有走行。1回目に小林且雄が走行できなかったNo.77 クスコスバルADVANインプレッサ、車両規定違反によりタイム抹消となってしまったNo.39 デンソーサードスープラGTの2チームもここで基準タイムをクリア。決勝への出走が可能になった。 コースチェックのためのインターバルをおいてGT500クラスのスーパーラップが始まる。このころには気温21度、路面温度27度とやや下がり始め、タイヤのウォームアップにも微妙な影響を及ぼすようになる。最初の出走は繰上げでスーパーラップ進出がかなったNo.1 ザナヴィ ニスモZ(本山哲)。1分56秒035をマークする。つづくNo.22 モチュールピットワークZ(ミハエル・クルム)は1回目にニュータイヤを2セット使い切っておりタイムアップはならず。3番目出走のNo.100 RAYBRIG NSX(セバスチャン・フィリップ)が1分55秒223でトップを奪う。だが、4番目のNo.3 G'ZOX・HASEMI・Z(金石年弘)は1分54秒914と、1分55秒を切るタイムをマークし、これを逆転してみせる。 POLE POSITION INTERVIEW
GT500 POLE POSITION No.38 ZENTセルモスープラ
立川祐路「まずは第一段階がクリアできたかな。今回の目標は逆転でチャンピオンを獲るということなんですが、ウチらは勝つことが絶対条件なんで、これで可能性が増えてきたのかなと思ってます。ホッとしたと言うより、これで気を引きしめて明日がんばらないといけないなと思います。(#6と僅差だったが)寿一選手は鈴鹿が得意なんで、上にいくのはちょっと大変かなと思っていたんですが、1回目から若干セッティングを変更して、うまい方向にいったんじゃないかなと思います。(脇阪と通算最多ポールで並んだことは)今回とくに意識はしていません。それより頭にあるのはチャンピオンを獲ることだけ。たしか優勝もあと一つで正美さん(の最多勝記録)に並ぶんで、明日勝って、それでチャンピオンも獲れたら最高ですね。明日は天気しだい。正直雨降るとさっぱりわからないですよね、どこが速いのか、どんな展開になるのか。ウチらとしてはチャンピオンを獲るために来ているし、失うものは何もないんで、どんな天候でもいくだけいくということです」 GT300 POLE POSITION No.31 吉兆宝山MR-S
中嶋一貴「スーパーラップ自体久しぶり。(第3戦)セパン以来ですかね。ですけど、緊張せずに、タイムのことを考えずに、自分の力を出すことだけを考えて走れたんで、今は気持ちいいですね。このタイムに関しては、午前中の(各セクション)ベストを合わせると、(2分)03秒台が出るなと思っていましたし、夕方ちょっと涼しくなってきたし、(前走の)2号車もタイムが上がっていたので、ミスなく走れればなにも問題なく出るだろうな、と。ただ、ミスすることは考えないでいきました。明日は、晴れるか雨かわからないですけど、ドライでもウエットでもミシュランのタイヤがいいので、ドライなら今日のポテンシャルをそのまま出せるでしょうし、どっちしろ自信はあります」
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