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Honda発表会でサプライズ続出! ARTAにファーマンが復帰
EVENTTweet 小暮のペアはヴァン・ダムに。GT300に無限よりCR-Zが参戦! そして新NSXが!?
2月3日、本田技研工業株式会社は東京・青山の本社で「2012 Honda モータースポーツ活動計画発表会」を開催し、2012年の参戦体制や活動内容を発表した。
SUPER GTでは、GT500クラスに昨年と同様に5台のHSV-010 GTを5チームに供給。「Honda GTプロジェクト」としてM-TECと童夢の協力のもと、本田技術研究所 四輪R&Dセンターが主体となってマシンを開発する。
各チームの体制だが、昨年2勝を挙げたウイダーホンダレーシングはエースの小暮卓史は変わらず。だが、パートナーにGT500初挑戦となる2008年の全日本F3チャンピオンのカルロ・ヴァン・ダムが抜擢された。AUTOBACS RACING TEAM AGURIのエースに2007年のチャンピオン獲得時のドライバーであるラルフ・ファーマンが復帰。昨年から加入した小林崇志とコンビを組む。この他の3チームは昨年と同じドライバーラインナップで、KEIHIN REAL RACINGが金石年弘/塚越広大、EPSON NAKAJIMA RACINGが道上龍/中山友貴、チーム国光が伊沢拓也/山本尚貴となった。また、Honda GTプロジェクトのプロジェクトリーダーには、今季よりF1やフォーミュラ・ニッポン、GTマシンのエンジンを手掛けてきた本田技術研究所の松本雅彦氏が就任。さらにパワフルになるであろうHSV-010 GTで、昨年奪われたタイトルの奪還に挑むことになる。

そして、会場がざわめいたのは、伊東孝紳代表取締役社長(写真)がGT300クラスにハイブリッドカーであるCR-Zで参戦することを発表したとき。M-TECとの共同プロジェクトとして、レーシングハイブリッドシステムを搭載したマシとのことで、「チーム無限」として参戦し、Hondaがレーシングハイブリッドシステムを中心としたトレイン領域を担当する。マシンは現在製作中で、第4戦スポーツランドSUGO(7/27,28)より参戦を予定。開発ドライバーは昨年GT500クラスで活躍した元インディカードライバーでもある武藤英紀が抜擢された。セカンドドライバーは現在未定となっている。

さらに、先日のデトロイトモーターショーで初公開された次世代スーパースポーツHonda「NSXコンセプト」がこの発表会で国内初公開(写真)され、伊東社長は「3年以内にアメリカで発売し、その後日本市場に投入される際は、HSV-010 GTの後継車としてSUPER GT(GT500クラス)への参戦も計画しています」とサプライズを表明。伊東社長は質疑応答で「我々としては新しい技術で新しい時代のモータースポーツを行いたいと考え、GT300クラスにCR-Zを、近い将来にGT500クラスに高性能スポーツカー(新NSX)をベースとしたクルマで参戦したい。もちろん、3年先の車両レギュレーションが決まっているわけではありませんが、新しい挑戦をしたいという希望は持っています」と、Hondaらしいチャレンジスピリットを語っていた。

■リリース「2012年Hondaモータースポーツ活動の概要」
http://www.honda.co.jp/Racing/news2012/01/
■プロジェクトリーダーと選手のコメント
松本雅彦Honda GTプロジェクト
「私もエンジンで携わったHSV-010 GTのデビュー年、2010年は運もありましたが、タイトルを獲ることができました。しかし、昨年はサイドラジエター化という大きな改造で挑み、これを熟成させようとして間もなく大震災で研究所(栃木県の本田技術研究所)が被災し、車体もエンジンも開発が止まってしまいました。これで本来の熟成が出来ずに終わり、これが敗因でもあると思います。今季は大きな改良は施さず、これまでの延長線上で強化していきます」


No.8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI
ラルフ・ファーマン
「私はこのチームで勝つために呼ばれたと思っています。そして、常にHondaにも勝利をもたらしたいと考えています。Hondaのマシンに乗ることは、勝つチャンスが一番多いと信じています。シーズン終了後に、一番良い結果をご報告できるようにしたいです」
小林崇志
「今年はラルフ選手が加わり、大分環境も、クルマのセットアップも変わりました。まず開幕までこのクルマに慣れ、タイムをしっかりと出す。シーズンではもちろん勝ちを目指して、がんばって行きたいです」
No.17 KEIHIN REAL RACING
金石年弘
「広大ともこのチームで4年目。お互い分かり合っている状態です。あとは、早く結果(優勝)を出して、シリーズチャンピオンを目指してがんばりたいです」
塚越広大
「Hondaさん、KEIHINさん、そしてREAL RACINGの支援で、今年もGT500に参戦できました。この皆さんに感謝すると共に、お礼をしたい。そのためには、まず勝たなければいけない。今シーズンも勝ちにこだわって行きたいと思います」
No.18 ウイダーホンダレーシング
小暮卓史
「昨年は2勝を挙げましたが、浮き沈みの激しい成績でチャンピオンを獲ることができませんでした。今シーズンはチャンピオン獲得を意識して、すべて(のレース)でポイントを獲ってチャンピオンを奪い返したいです。ヴァン・ダム選手の第一印象は“タフ”でした。彼はテスト初日にロングランを担当したのですが、速いタイムで安定していて、すでに何年も乗っているようでしたね」
カルロ・ヴァン・ダム
「GT500は初挑戦で、ここまでのテストでもHondaさん、童夢さんからいろいろ教わっている状況です。しかし、シーズンでは最大限を尽くして勝利に貢献してきたい。小暮選手の実績は以前から知っており、日本で一番速いドライバーだと尊敬し、経験も豊富でいい方だと感じました。良い環境のチームだと思っています」
No.32 EPSON NAKAJIMA RACING
道上龍
「このチームに移籍して3年目。ダンロップタイヤの開発を含め、ここまで思うような結果が出せていません。今年は予選でのスピードをつけ、そして優勝に持って行けるようにしたい。今年はなんとしてでも、いいシーズンで終われるようがんばりたいです」
中山友貴
「今年はこのチームで4年目。チームのことも十分理解していますし、ダンロップタイヤへの理解も深まってきました。今年は1勝を早くしたい。そのために予選のスピードが課題だと思います。できることを精一杯やって、がんばります」
No.100 チーム国光
伊沢拓也
「勝てるということもJAFグランプリで証明できましたし、去年の終盤からチームの状況、環境が良くなってきています。このオフは、その力を1年間出し続けられるようにと考えて過ごしてます。テストもすごく手応えがあるので、今年は期待してください」
山本尚貴
「昨年のJAFグランプリで伊沢選手が優勝して以来、テストでもいい流れなので、今シーズンはミスなく100%プッシュしていくことを目標にしたいです。僕は栃木県在住で、研究所が被災して大変な日々を過ごしていたのを知っています。その研究所の皆さんにも優勝というプレゼントをできればと思っています。全力でがんばります」








