SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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【2025表彰式 Part1】“SUPER GT HEROES 2025”開催!熱戦を繰り広げたチャンピオンや関係者が集う

 

 

 2025 AUTOBACS SUPER GTのシリーズ表彰式“SUPER GT HEROES 2025”が、12月5日に都内で開催され、今シーズンの参戦選手たちと関係者が集った。
 約1ヶ月前に最終戦が終わったが、まだ1年の戦いの余韻が残る中、今年もSUPER GT HEROESが盛大に開催された。GT500クラスとGT300クラスのチャンピオン、参戦チームの主要スタッフ、さらにSUPER GTのシリーズタイトルスポンサーである株式会社オートバックスセブン(AUTOBACS)様をはじめ、スポンサー各社、自動車メーカーやタイヤメーカー、開催サーキット、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)、そして日本のモータースポーツを応援する国会議員、関係省庁の皆さまが一堂に集い、熱戦の2025シーズンを締めくくるにふさわしい式典となった。
 このPart1では式典の模様を中心にレポートしていく。

※SUPER GT HEROES Part2「表彰式」の模様はこちらより

 

 

【主催あいさつ】

 SUPER GT HEROESが開会すると、2025年の熱戦と感動を振り返る映像が大型スクリーンで流れる。それが終了すると、SUPER GTの運営団体である株式会社GTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表があいさつ。
 「シリーズタイトルスポンサーのオートバックスセブンさまをはじめ、シリーズパートナー並びにシリーズスポンサー各位のご支援のおかげで、2025年シーズンを成功裏に閉幕できました。ここに深く御礼を申し上げます。また今シーズンは12年ぶりにマレーシア大会を第3戦として開催いたしました。現地プロモーターやマレーシア政府観光局との連携でF1やMotoGPと同じ体制で準備を進められました。初回だけに問題も発生し、参加チームなどにはご不便も掛け、この場でお詫びを申し上げます。一方で、東南アジアとの共同作業でSUPER GTのグローバル化の面に加え、2027年よりタイヤのワンメイク化も発表しました。これは環境負荷の削減と参加コストの削減、さらに持続可能なモータースポーツの成立なども考え自分としては苦渋の決断でしたが、新たな方向性を見出すことができました。
 また、集客数もコロナ禍前に戻りつつあります。さらに多くのファンに来ていただけるよう、私の表現ですが「全ての大会でスタンドを満タンにする」ためにオーガナイザー、サーキットの方々と連携し、プロモーション活動を充実させ、来季に向けた素地を作ることができた一年でした。
 そして、本日開催します「SUPER GT HEROES」は、シリーズ表彰とともに、SUPER GTに関わるすべての皆さまに感謝の気持ちをお伝えするものです。スポンサーの皆様、自動車メーカー、タイヤメーカー、オーガナイザー各位、そして参戦するチーム、ドライバーの皆様、ここにお集まりの皆さまがヒーローであると、それを讃える場だと私たちは考えております」と、今季のSUPER GTの盛り上げへの感謝、マレーシア大会の成功、このSUPER GT HEROESの意義を語った。

 SUPER GT HEROESのMCは、昨年に続きサーキットを場内実況で盛り上げたピエール北川アナウンサーと、J SPORTSのSUPER GT中継で的確なピット情報や選手コメントを届けてくれた竹内紫麻レポーターが担当した。

 

 

【スポンサー/パートナー各社ご紹介】

 

 

 このようにSUPER GTが国内で人気を呼び、再び海外の評価が上がってきたのも多くのスポンサー企業による支援があってのことだ。壇上にはゲストとして、今季SUPER GTのシリーズスポンサーとシリーズパートナーの29社(本日欠席の2社を含む)と、シリーズタイトルスポンサー1社が紹介され、皆さまには坂東代表から記念品が贈られた。

 スポンサー各社を代表して、タイトルスポンサーである株式会社オートバックスセブンの堀井勇吾 代表取締役社長があいさつ。
「今シーズン最後まで激闘のシーズンを戦ってきた皆さん、本当にお疲れさまでした。1年を通してドライバーやチームの皆さんはもちろんのこと、主催者や関係各位の皆様、1年間の支援をありがとうございました。最新・最先端の技術を盛り込んでレーシングカーを開発されてきたメーカー各位、そんな皆様の力でSUPER GTは今シーズンも支えられてきました。SUPER GTは速さを競うだけではなく、情熱をかけて挑戦していき、そして多くのファンの夢を実現させていくシリーズとなっています。今年は久しぶりにマレーシア大会も開催されました。そして勝った喜びはもちろんですが、負けた悔しさをバネにがんばっていく。こうしたことがSUPER GTを唯一無二の存在にしていると思います。来シーズンにはワンメイクタイヤのテストも始まります。SUPER GTの新しい歴史を、皆さんと一緒に築いていけることを、今から楽しみにしています。本当にお疲れさまでした」と堀井 代表取締役社長の乾杯のご発声で皆がグラスを掲げ、そして会場は大きな拍手に包まれた。

 SUPER GT HEROESでは提供される会食メニューにも意味がある。今季開催した7つのサーキットに敬意を込め、その地元である宮城県(スポーツランドSUGO)、栃木県(モビリティリゾートもてぎ)、静岡県(富士スピードウェイ)、三重県(鈴鹿サーキット)、岡山県(岡山国際サーキット)、大分県(オートポリス)の特産品や名物食材を活かした料理が振る舞われた。

 

 

 

【自由民主党モータースポーツ振興議員連盟杯の贈呈】

 

 

 SUPER GTをはじめ日本のモータースポーツを支援する企業や各団体の来賓もSUPER GT HEROESに列席した。モータースポーツ振興に尽力する自由民主党モータースポーツ振興議員連盟からは、古屋圭司会長、大岡敏孝幹事長代理の衆議院議員お二方にご来場いただき、古屋会長が代表であいさつ。
古屋会長は「日本は自動車産業が戦後の復興を牽引して今日に至るなど最高のレベルにあるのですが、残念ながら自動車文化というかモータースポーツの認知度がまだまだです。今日ここにお集まりの皆さんと同様、実は私も同じ趣味を持ち、モータースポーツが大好きです。先日のラリー・ジャパンで活躍していた勝田貴元選手のお祖父さん、勝田照夫さんと昔は一緒に走っていたんですよ。最近は主にテレビで観戦することが多いのですが、現地で見るのとは残念ながら迫力が違います。それだけにサーキットに、より多くのファンに来てもらうためにと、Wi-Fi環境を充実させるべく補正予算など(出せるよう)でバックアップしていきます。皆さま、来シーズンもファンをワクワクさせてください」と、モータースポーツへの想いと、SUPER GTをはじめモータースポーツへの支援を約束してくれた。

 続いて、自由民主党モータースポーツ振興議員連盟杯の贈呈が執り行われ、チームチャンピオンであるGT500クラスのNo.1 TGR TEAM au TOM’S(伊藤大輔監督)、GT300クラスのNo.65 K2 R&D LEON RACING(黒澤治樹監督)に、古屋会長と大岡幹事長代理から自由民主党モータースポーツ振興議員連盟杯のトロフィーと副賞の旅行券が贈呈された。

 

 

 

【SUPER GT各戦の運営団体&役員ご紹介】

 

 

 SUPER GTが安全に実施され、全世界のファンに感動的なレースを提供できるのは、ひとえに各大会のコースを整え、運営に携わる方々が陰で努力されているからこそです。その影の“HEROES”でもある競技運営に携わる各サーキットや競技役員の皆さまを壇上にて、紹介された。
 代表して、SUPER GTなど日本のモータースポーツを統括するJAF(日本自動車連盟)の野津真生 専務理事があいさつ。
「今シーズンは、ここにお集まりの皆さんの活躍でSUPER GTは大いに盛り上がりました。本当にお疲れさまでした。(日本の)モータースポーツを統括してきたJAFは、この度、日本自動車会議所に参画しました。SUPER GTに加えて様々なカテゴリーの統括団体と議論を重ねながら、さらなる安全な競技運営を目指しています。ジャパン・モビリティ・ショーでも公開討論を行ったところ、大きな反響がありました。来シーズンもモータースポーツが、より多くのファンの関心を集めるよう、頑張ってまいります」と、皆でSUPER GTをはじめとする日本モータースポーツを盛り上げようと話された。

 


会場には#1au TOM’Sトランスポーターも

 

※SUPER GT HEROES Part2「表彰式」の模様はこちらより

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