GT INSIDE REPORT
Network Edition
GTC 2000
Round6 CP MINE GT RACE


No.2



9.30 sat. - Qualify


予選2回目終了後のコメント

No.30 総警McLaren GTR(予選総合GT500 14位)
岡田秀樹「この(雨の)状況で走ってもしょうがないんで、GT500の時間帯には走らなかった。混走のときに松田(次生)だけ乗せたけど、オレは終了。前回(TI)に比べてポジションが落っこちてるけど、雨だからしょうがないよね。もともと雨では速くないクルマなんだから。ル・マンとか見ててもそうでしょう。BSのレインも、すごくいいタイヤなんだけど、このクルマに合わせてつくってはいないからね。明日(決勝)もドライならもう少し上位にいけると思うけど、雨だときびしいね」


No.1 ロックタイト・ゼクセルGT-R(予選総合GT500 6位)
エリック・コマス「結果には満足している。ホンダ勢に続いてグリッド3列目。ほんとうはもう少しいけたかもしれないけど、そうそうリスクも冒せないし…。ホンダ勢のように最後の20分でインターミディエイトに換えるという選択もあったけど、ともかく6位からのスタートには満足だ。もちろん第5戦のTIよりは悪いけど、TIが例外的だったわけで、ボクらの通常のスタート位置よりはいい。それに昨年も、ここでたしか8番手からスタートして優勝している。ともかく明日がドライになることを望んでいる。スピンやコースアウトということもあるけど、ウェットでふつうにいけばホンダ勢を追うのはきびしいからね。午後のセッションでは、決勝が雨になった場合に備えてレインタイヤ3セットの"皮むき"をやった」


No.39 デンソーサードスープラGT(予選総合GT500 13位)
影山正彦「ウェットのタイヤもだいぶよくなってきたので、一時期低迷していたのからはずいぶん明るい兆しが見えています。まだ足りないところがあるんで、クルマも含めてもう少しレベルを上げたいですね。午後はずっとレインタイヤで走りましたけど、今日のベストタイムは午前中の最後の20分にインターミディエイトで出したタイムです。明日ですか? サバイバルレースになるでしょうから、じっくりいくしかないですよ。ガマンでしょ」


No.3 ユニシア・ザナヴィスカイライン(予選総合GT500 19位)
長谷見昌弘「セットアップに苦労してる。リアにトラクションかからないし…。あと2戦、とりあえず一生懸命やってるけど、マシンがまとまらずきびしい状況だね。レースも天気だけはわからない。昔からこのコースは大荒れになることが多いしね。ドライのほうが安全でしょう。雨で後ろからいくと水しぶきで前が見えないし…。いいクルマならどこ走っても速いし、決まってないクルマはどこ走ってもダメでしょう」


No.32 cdma Oneセルモスープラ(予選総合GT500 18位)
木下隆之「雨を望んでたけど、アタックのタイミングとかがうまく噛み合わなかった。こんなもんかな…。明日は荒れるだろうから、うまく避けつつシコシコいきますよ」


No.38 FK/マッシモセルモスープラ(予選総合GT500 10位)
竹内浩典「結果を見ていただければわかるように、雨だとスープラはきびしいですね。決勝は晴れを期待するしかないですよ。そうなったらガンガンいくしかない。雨だったら前がつぶれるのを待つしかないですね」


No.21 ZEROマクラーレンGT-R(予選総合GT500 16位)
中谷明彦「タイヤが雨用は浅みぞと深みぞの2種類しかなくて、インターミディエイトはないんです。それに浅みぞはぜんぜんグリップしないので走れない。ですから予選は深みぞで走りましたが、これも浅みぞよりマシっていうていどでグリップはしないんですよ。土砂降りのときはいいんですけど、レースでこの深みぞがいいぐらい土砂降りになったら中止になるんじゃないかな? 晴れても、ウチはここでテストをしていなくてギヤ比も出ていないような状況なんです。決勝は、粘走ですね。それにしても予選は危ないぐらいきびしかった。氷の上を走っているみたいで『いまスキー場に向かっているんだ』と自分にいい聞かせていました。タイヤチェーンつければいいのに…」


No.88 ノマド ディアブロGT-1(予選総合GT500 20位)
古谷直広「中谷さんのところ(No.21)といっしょでレインタイヤでいい動きが出ない。コーナーの入り口でアンダー、出口はオーバーでトラクションがかからない。タイヤのグリップがないんですよ。ドリフトしたりしても温度が上がらないし、昨日からいろいろやってもグリップが出ない。ドライだとスープラともそんな差が出ないんですけれど、今日はきびしいです。ひとつのコーナーとっても、進入から出口までで離されるんです。セットをすべてやっても変わらない。レインではドライほどのパフォーマンスが出せませんね」


No.11 アビリティ・マリオポルシェ(予選総合GT300 3位)
桧井保孝「セット変更してギアを換えたんで、それを確認したという感じです。レースはなるようにしかならないけど、トップで木下さんにステアリングを渡せるようにがんばります。まあ、この予選のポジションはポルシェではふつうはむりですよ。ホントにラッキーだっただけですから」


No.70 外車の外国屋アドバンポルシェ(予選総合GT300 14位)
石橋義三「お天気がすべてですね。どのチームもいってるけれど、雨なら雨、ドライならドライとはっきりしてほしい。MINEとは相性がよくて去年も4位なんですよ。今年はこれまで全戦完走してるし、ポイントも獲れています。ニスモさんにエンジンメンテをしていただいて、強い武器になっています。ここは、いかにうまく速いクルマを抜かせるかで結果につながると思います。来年はポルシェGT3RSが来るので、あと2戦このクルマで走ります」


No.77 クスコスバルインプレッサ(予選総合GT300 15位)
小林且雄「昨日、ほかのメンテナンスをしていたら最後にトラブルが発覚して、今朝は車検に間に合わさなくちゃいけなくて、その後作業したので1回目は間に合いませんでした。タイムは芳しくないですね…。スリッピーだし、ほかを見ててもFRのターボ勢がつらいみたいですね。今回はしょうがないよね。後ろからようすを見て淡々といきます。完走してポイントちょっとでも獲れればというところですね」


No.910 ナインテンウェディングアドバンポルシェ(予選総合GT300 7位)
和田 久「明日はイージードライブですね。予選は過去最下位なんでとりあえずここから欲ねらってペース考えないでいっちゃうと、飛んだり跳ねたりのアクシデント多くなるんで…。ドライバーがミスしないようにそれだけですね。ウチ的には雨の方がいいかなあ。ペースが雨の方がいいんですよ」


No.12 カルソニックスカイライン(予選総合GT500 5位)
本山 哲「ちょうどコンディション的に水が減ってきているところだったので、チャンスを見計らっていました。でも混走の時間だったのでクリアラップがとれなくて、どこかで間合いを計って1周いければと思っていたんです。残り数周になったころから思ったとおり乾いてきて、最後の1〜2周でちゃんとアタックしたいなと思って、すいてる場所をさがしました。ベストラップのときもGT300のマシンに1台引っかかったんですが、あの状況のなかではいいアタックだったと思います。ねらいどおり。ただ、雨だとこのコースはNSXに合っている。たぶんターボのせいだと思うんですが、雨だとGT-Rはいいところを活かしきれていません。レースも予選の順位なりと思いますが、なんとかいいところを探して上位でフィニッシュしたい。タイトルがかかっているし、最後まで全力をつくしたいです」


No.37 カストロール・トムス・スープラ(予選総合GT500 15位)
鈴木利男「ベストタイムは予選1回目の最後の20分、インターミディエイトで荒が出ていったときに出したものだけど、昨日からノーグリップ。テストのときからTIもここもよくなかったけど、今回もあまり変わってないね。レースはなるがまま、なせるがまま。雨でもドライでもきびしいんじゃないの?」


No.35 マツモトキヨシ・トムススープラ(予選総合GT500 9位)
山路慎一「よかった、予選とおって(注:予選1回目、山路は走行していない)。ウチのクルマには2回目ももうちょっと路面が濡れてるほうがよかったみたい。1回目は最後にインターミディエイトで走れるコンディションになったからピエール(ラファネル)もポジションを上げられたけど、レインで水がハケてくるときびしい状況ですね。2回目は雨にしたら比較的いいコンディションで川ができないぐらいだったんですけど、それがウチのクルマにはよくなかった」


No.86 BP・KRAFT・トレノ(予選総合GT300 16位)
田中 実「むずかしいですね。今回もきびしい。タイヤのマッチングがうまくいかなくて、とくに雨が少ないとマッチングしない。タイトなコーナーがとくにだめ。これだったらどんどん降ってくれたほうがいいですね。でも監督が『明日雨だったらオレ帰る』っていってます(笑)。クルマがコースに合ってないということはないと思います」


No.8 ARTA NSX(予選総合GT500 7位)
土屋圭市「しょうがないよ。インターミディエイトで、残り2周でアタックしようとしたら服部(No.100)が飛び出して、気を取り直して残り1周でいこうとしたら今度はMobil 1(No.64)が目の前でスピン。クルマはほかのNSXと遜色ないと思うよ。最後のほうは進入のラインだけ乾いてきてたので、クリア(ラップ)だったらタイムが出る状況だった。そうしたら34秒前半にはいってたね。40kgのウェイトは雨なら気にならないけど晴れるとつらいかもね。ま、いいんじゃない、7番手。明日雨だったら2、3台飛んでいくだろうし。でもまだセッティングが合ってなくて、ちょい濡れだとタイヤがきつい」


No.20 ネッツアペックススピリットMR-S(予選総合GT300 13位)
佐藤久美「ウチだけでみると進歩しているけれど…。ハンドル切っても曲がらないは、アクセル踏むと回る(スピンする)は、非常に苦しんでいます。MR-Sとしてはいい方向にはいってるんで、カメの歩みで進歩してますよ」


No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S(予選総合GT300 5位)
新田守男「こんなもんじゃないですか? スピンしなくてよかったです。雨でも前よりはよくなってるけど、ちょっと苦しいっすね。ポルシェにはついていけない。ここでの雨のセットが出てないんでさらにつらい。アンダーステアが出てます。No.20がハンドル切っても曲がらないのにアクセル踏むと曲がるって? あ、曲がるじゃなくて回るね。セイム・カー、セイム・カー。そういう意味じゃ5番手は立派じゃないですか?」


No.19 ウェッズスポーツセリカ(予選総合GT300 9位)
原 貴彦「クルマ的には、コースもコンディションもあってない。雨の量の多い少ないは関係なく。FRやRRのクルマよりもトラクションのかかりが悪いからつらい。予選は悪すぎ。できれば決勝はドライになるといいです」


No.16 Castrol無限NSX(予選総合GT500 3位)
道上 龍「ウェイト90kgのわりには雨のおかげで3番手。タイヤが温まっていないときにスローパンクチャーが出て、そのときのタイムですから、実際はもっといいんじゃないですか? スタートは、NSX勢みんなが勝負してますからNSX同士のチームプレーはない。でも選手権がかかってますから日産もチープレーをしてくるでしょうし、ホンダ勢もどこか調子の悪いクルマがあると、たとえば前戦のTIのときの童夢ように、そのクルマがサポートに回るというプレーはあると思います」
光貞秀俊「3番手は悪くない。できればもうひとつ前にいきたかったけど。いかんせん90kgなんで、ポールポジションを望むのはぜいたくというものです。自分としては去年0kgも100kgも乗ってるんで、べつにとまどうことはないです。GTでMINEを走るのって初めてなんですよ。でもどこ走ってもいっしょ。GTの感覚が戻るとか戻らないというのもないです。一度乗ったものを忘れるということがないですから。ひさしぶりに乗ったときに『あー、これね』って感じでした」






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