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【Catch Up_04】
日産系チーム、表彰台を独占!
予選ではホンダ系の2台がフロントロウを独占したGT500クラス。一方で、決勝を終えて表彰台を独占したのは日産系チーム__つまりGT-Rの3台でした。中でも、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)は昨シーズンの第3戦および第6戦に続き、鈴鹿3連勝を達成する大活躍! その躍進ぶりを見守った日産系チーム総監督を務める松村基宏氏に話をお聞きしました。
フェアに競い合った上でのワンツースリーだった
──表彰台独占という結果になりました。おめでとうございます。
松村:ありがとうございます。鈴鹿には向いているというのは去年からお話しをしていましたが、逆にその分だけ富士が不得意になっているんですが、今回は全チームがいいレースをしてくれたので非常に喜んでいます。
──予選を終えた時点で、予選3番手につけたロニー・クインタレッリ選手が『すごくいい順位です』とコメントされました。この時点ですでに自信があったのでしょうか?
松村:昨日の予選での温度帯(路気温)はタイヤにとって難しい選択を迫られるものでもありました。今日のレースまで考慮して選択しなければいけないことを思うと、今回(フロントロウの)ダンロップさんが持ってきたタイヤにおいて、あのタイムで最後まで引っ張るのは技術的に大変なのが普通だと思ってました。だから(23号車においては)我々は今まで培ってきた鈴鹿のデータに基づいてレースをきちんとやるということを進めてきたので、チャンスは必ず来るのではないかと思ってやってきました。今日の中でもどのタイミングでタイヤを換えるかによって、ウォームアップ分だけ得をして途中でポジションが入れ替わったりするのですが、最後までラップタイムが落ちないようなタイミングでの交換をエンジニアが(戦略として)選択したあたりが、最後に勝利したポイントだったかなと思います。
──また予選では、GT500クラスにおいて日産系チーム全4台がQ2進出を今シーズン初めて実現しました。
松村:そうですね。応援していただいているファンの皆様からは、『しっかりしてよ!』というお言葉をいっぱいいただいて……。鈴鹿は本来なら3戦目に行われる予定でしたが、4戦目になってしまったので、それを(=優勝を)お客さんにお待たせしてしまったという形になりました。去年、ここで2勝しているということから、クルマの特性としても鈴鹿で勝てるクルマを作ってしまったことが反動となり、(それが他のサーキットで)苦戦している要因でもありますね。それはみんな公に言ってますしね。『クルマって難しいよな』って思ってます。
──では、いままでの結果は、決して”不調”ではないということですね。
松村:去年も(23号車が)ここで2勝していまして、クルマの特性としてほんとうに鈴鹿に合った作り方をしているんです。去年は鈴鹿2戦、富士4戦(もてぎ2戦)という中での戦いでしたが、その中でシリーズ(チャンピオンを)獲れなかったということで。まぁ鈴鹿が4戦になるということはありませんけど、どちらも強いクルマを作らなきゃいけないなという教訓の中で、鈴鹿で復調したというよりは、全チームにおいてちゃんと準備をして鈴鹿に合ってるクルマでレースをしたという形のような気がします。それが全車Q1突破であり、(レースでは)どこが勝ってもおかしくなかった。今日は最終的には(松田)次生選手の頑張りで自力で抜いてレースをしたわけですが、ファンはみんなハラハラドキドキ、『誰が勝ってもいいけど、頑張って!』という感じになったんじゃないでしょうか。フェアに競い合った上でのワンツースリーだったので。全体を見ている私としてはとても満足しています。
──前半戦をいい形で終え、後半戦に弾みがついたのではないでしょうか。
松村:後半はコーナリングの多いサーキットが続きますが、そのほうが得意なので……。SUGOとオートポリスについては、去年レースをやっていないのでデータがないのですが、全力で向かっていきたいなと思っています。
