GT INSIDE REPORT
Network Edition
GTC 2000
Round2 ALL JAPAN FUJI GT RACE


No.1



5.3 wed. - Qualify


NEW COMER REPORT

No.69 RGS-MIRAGE
MIRAGE
ディランタ・マラガムワ「このクルマはイギリス製のマシンで、ロードゴーイングカーが100台前後、レースカーはこれ1台しかありません。エンジンはシボレーのショートブロック。もともとMIRAGEのオーナーがレースがしたくてこのマシンを作って、ホモロゲーションをとるためにロードゴーイングカーも作ったという、レースのために生まれたマシンです。一昨年のヨーロッパのGTに出たんですけど、昨年レギュレーションが変わってしまって出られなくなったために1年寝ていた車両を今回日本に持ち込んだかたちです。パートナーのスティーブ・ヤングは1年に1度インドで行われるF3インディアグランプリに一昨年出場してきたのがきっかけで知り合い、それ以来の友だちです。今年はイギリスF3のARP(94年以前の型落ちマシン)シリーズに出場していて、とても速いドライバー。イギリスと日本を行ったり来たりする予定です。今回はシェイクダウンなのでとりあえず完走が目標ですが、今年中には表彰台をめざしたいと思ってます。メカニックも初めて見るマシンですけどすごく作りはいいといってますし、次の富士までには速くなるといってますので」

予選1回目終了後のコメント(順位はクラス順位)

No.16 Catrol無限NSX(予選1回目7位)
NSX
道上 龍「今日は追い風もあってストレートスピードも伸びましたね。昨日はあまり伸びていなかったんですが、エンジンも調整してもらったし、ギヤ比もショート目に変えました。1号車(ロックタイト・ゼクセルGT-R)より前でよかったですね。でも、向こうはレースラップが速そう。午後の予選では、もう1セットありますし、あと0.2秒上げれば予定どおりの4位。25秒台に入れられればいいなと思います」


No.18 TAKATA童夢NSX(予選1回目1位)
NSX
脇阪寿一「アタックはちょっと失敗でしたね。3周続けて同じようなタイムだったから。昨日、今ひとつバランスがよくなかったので今日はそれを直してもらって、それでタイヤの温め方もちょっと変わってたんです。でも、そこを解析できてなかった。それが自分のなかでは反省点ですね。もうちょっと2番手を離しておかないと。メカニックにも安心感を与えたいし。午後は気温の問題がありますけど、もう1回アタックしますよ」


No.30 綜警McLaren GTR(予選1回目6位)
岡田秀樹「もう目いっぱい。25秒台は、条件にもよるだろうけどウチは出ないんじゃないかな? 21番(No.21 ZEROマクラーレンGTR)のほうが速かったけど、ウチがまとまってなかったかといったらそんなことはない。向こうのほうがタイヤとの相性がいいのかもしれないし。朝イチということを考えたら100点近いアタックができたんじゃないかな。ポジション的には6位で前回と同じ。このレースは3列目までにいればいいんじゃない? たしかに今回はもうちょっと前にいきたかったっていうのもあるけど、やることはプログラムにのっとってやってるからね」


No.21 ZEROマクラーレンGTR(予選1回目3位)
McLaren
中谷明彦「クルマはすごくいい。アタックのときはAコーナーでスローカーにひっかかったけどタイムは出たね。25秒台に入るとは思わなかった。10kgもらうならポールを獲れってチームにはいわれたけどね。一応cdmaOne(No.32 cdmaOneセルモスープラ)とランボルギーニ(No.88ノマドディアブロGT-1)が前にいてスリップを使ったかたちではあるけど、ウチのクルマはスリップを使うとラム圧が下がってスピードが落ちるから、それでとくにタイムが伸びたということはない。ストレートは童夢(No.18 TAKATA童夢NSX)やESSO(No.6エッソウルトロンタイガースープラ)のほうが速い。ウチはそれよりもコーナーがいい感じだね」


No.26 シェルタイサンアドバンGT3R(予選1回目3位)
松田秀士「(タイムは)セッティングをやりながらだし、重いの(ウェイトハンディ50kg)をさっぴいたらそんなに悪くない。とりあえず表彰台をめざしたい。午後はセッティングを進めることがだいじなんで、PPとかは気にしてない」


No.910 ナインテンアドバンポルシェ(予選1回目1位)
Porsche
余郷 敦「まあ、うまくいったんで…。午後は雨が降らなければ、気温も下がるだろうしちょっと微調整だけでタイムも出ると思います。もう一発いきますけど、この前の二の舞にならないようにしたいです(笑)。タイサン(No.26 シェルタイサンアドバンGT3R)は重いのになんであんなタイムになるの? 国産勢もこのままじゃないだろうし、セリカ(No.19 ウェッズスポーツセリカ)やセブン(No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7)が来るでしょうね」


No.911 ダイヤモンドアドバンポルシェ(予選1回目4位)
砂子智彦「最後にアタックいったとき、ブレーキバランスが問題というほどじゃないけれどよくなくて、アンダーも出た。ミッションがナインテン(No.910 ナインテンアドバンポルシェ)とは違うんで同じタイムとはいかないけれど、足のセットが決まればあと0.3秒とか0.4秒は上がるんじゃないかな。午後も、もう1回いきますよ。もてぎのときのリアダンパーがハズレだったようで、(第1戦決勝での)クラッシュで換えたらいい方向にいってるみたい。クルマが直ってきたのは先週なんですよ」


No.81 ダイシンADVANシルビア(予選1回目7位)
SILVIA
青木孝行「予選は0.2秒ぐらい足りなかった。昨日からセッティングを大幅に変えたら悪い方向にいってしまいました。これからもとに戻します」


No.77 クスコスバルインプレッサ(予選1回目8位)
谷川達也「5秒前半の予選タイムを予想していたけど、まわりが速すぎますね。昨日の段階でストレートが20km/hくらいほかより遅かったのが、今日はがんばって12km/hぐらいまでになりました。ただ、富士ではブレーキを我慢して突っ込めないので、決勝はつらいかも。(タイヤは)残り1セットあるんで、うまくいけば0.3秒〜0.4秒ぐらい上がると思います」


No.19 ウェッズスポーツセリカ(予選1回目2位)
CELICA
原 貴彦「コンディションもよかったし、メカニックもがんばっていいクルマを作ってくれて、思ったよりもタイムが出ましたね。コーナリング性能のよさを生かしたセッティングは昨日できていたし、そういうとこはよかったと思います。ただ、富士の場合はスリップを使いたいじゃないですか。それで袖山さんのシルビア(No.51 オートスタッフアドバンシルビア)の後ろにうまく入れたんですけど、ウチのクルマはストレートが遅くて離されちゃった。そういうタイミングがうまくとれなかったのがちょっともったいなかったですね」


No.3 ユニシアザナヴィスカイライン(予選1回目15位)
SKYLINE
長谷見昌弘「タイムはもう少しいけると思う。田中が『26秒台半ばはいける』といっていたからね。でも順位的にはあまり変わらないかな。ちょっときびしいよね。だいたいさ、メーカーが作ったクルマ(99年型スープラ)が特認で、しかも今度はリストリクターまで拡げていいっていうのはおかしいよ。NSXは99年型も2000年仕様にしてきてるし、うちだってそうしてるわけだから。マクラーレンも今回は軽くなっているようだけど、あれはいいんだよ。プライベートで、自分でおカネを出して買ってきてるわけだから。特認っていうのは本来そういうプライベートのためにある制度。チーム・スリランカ(No.69 RGS-MIRAGE)みたいな、いろんなクルマが出られるようにね。メーカーが作ったクルマが特認っていうのはみっともない話だよ」


No.25 エンドレスアドバンスープラ(予選1回目18位)
SUPRA
木下みつひろ「予選のことはあんまり考えてません。富士は予選順位が関係ないんで、決勝のことだけを考えて組み立てています。決勝でピット作業、とくに燃料補給の時間のかねあいや、コンスタントラップの組み立てをやってるってことです」


No.38 FK/マッシモセルモスープラ(予選1回目5位)
SUPRA
立川祐路「午前はちょっと失敗しちゃったんでもう少しいけると思うんですけど、4、5番手が一番いいんじゃないですか。ストレートがあまり速くないんで、ウエイトを積むと決勝がきびしくなっちゃいますから。クルマはそんなに悪くないですよ」


No.24 986ボクスター(予選1回目15位)
BOXTER
西澤和之「まだマシンの開発中なんで、データ取りですね。その結果を出したいです」


No.100 RAYBRIG NSX(予選1回目13位)
NSX
飯田 章「これでめいっぱいです。マシンの調子が悪いんじゃなくて、99年モデルじゃこれがせいいっぱい。とくに富士はストレートが遅いと、どうにもならないです。NSXにも救済措置をください。ストレートでペダルをつけて漕ぎたい心境です」


No.32 cdma Oneセルモスープラ(予選1回目17位)
SUPRA
近藤真彦「バッチリ。今年乗ったなかでは今いちばんいい状態ですね。高速コーナーのバランスがいいし、ブレーキング時のリアの不安感もなくなりました。決勝はいいと思うよ」



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