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Round5 GT CHAMPIONSHIP in TI |
9.9 sat. - Qualify
No.1 ロックタイト・ゼクセルGT-R(予選1回目GT500 1位)
エリック・コマス「全部のセッションが終わってトップに立っていることが大事だからね。雨が降らなければ午後はおそらくあと1秒くらいタイムは上がるだろうし。でもあと1セットタイヤは残っているからね。今朝のセッションはマサミ(影山正美)のクオリファイが重要だった。ボクはずっとスリックで走ったけど、マサミはインターミディエイトを履いていい走りをした。それからもういちど自分が乗ったんだけど、いったん最速タイムを出してから順位を落としてしまった。でも最後の20分のためにタイヤを温存していた。そこでは路面はそれまでより乾いていたけど、コース上が渋滞していた。それでも十分にクリアなラップが1ラップとれたんだ。このままトップを維持したいけど、いずれにしてもあとは天気しだいだね」
No.38 FK/マッシモセルモスープラ(予選1回目GT500 2位)
竹内浩典「いいんじゃないすか? テストからそのままの調子を維持してますんで、いいと思いますよ。今回はどっちかというと敵はホンダじゃなくて日産なのかな? そうするとピットストップが向こうは速いんで、そのぶんをどうしようかな。クルマは順調です。スープラで唯一順調なんじゃないでしょうか。強いていえば(問題は)このサーキットでは立川のセットとボクのセットの差が大きいんで、予選は立川のセットですけど、決勝はお互いに歩み寄ったセッティングで妥協しなければならないことですかね」
No.16 Castrol無限NSX(予選1回目GT500 3位)
道上 龍「ほんとうはいちばん最後のラップがいちばんよくて、途中までコンマ3秒ぐらい速かったんですが、ボクスター(No.24)がスピンしてパーツが散乱していたのでペースを落としました。路面はほとんど乾いていましたが、2コーナーだけ最後まで滑りやすかったですね。午後は晴れてほしい。そうすれば昨日の練習ぐらいまではタイムも上がるんじゃないですか? トップは27秒台に入ってくるかもしれませんね。それにしてもNSXはストレートが遅い。FK/マッシモ(No.38)はなんであんなに速いんでしょう? ウチより7km/hぐらい速いし、あれは群を抜いてますよ」
光貞秀俊「突然電話がかかって来たときはビックリしたけど、(タイトルの)可能性があるなかで呼ばれたんだから、責任重大だよね。今年のNSXは去年型よりダウンフォースが安定していると思う。ブレーキが思いきり踏みやすいし、コーナリングも安定してるよ。去年のいいところはそのままで、悪いところは削ったような感じ。セッティングに関してもいろいろいわせてもらってる。道上とはけっこう意見も同じだね。去年は基本的にトム(コロネル)がセッティングしたマシンにボクが合わせて乗っていたけど、いまは共同作業的にやっているって感じだよ」
No.12 カルソニックスカイライン(予選1回目GT500 4位)
本山 哲「最後の20分はタイムアタックしていません。いろいろとセッティングを試していたし、午後にタイムが上がればいいかなと思ったので。今朝の予選はクルマがどうこうより路面状況の変化が大きかったです」
No.64 Mobil 1 NSX(予選1回目GT500 5位)
伊藤大輔「GT300クラスが一緒に走ってたから、自分がいいと思っている周にひっかからないか心配しました。案の定いっぱいひっかかったんですが、ベストの周だけはあまりひっかかりませんでしたね。残り10分をきってからのほうがGT300とのめぐり合わせはいいなと思っていたんですが、連続走行でタイヤのグリップが落ちてしまったので、最後の10分ではタイムアップできませんでした。すでに二人ともクォリファイできているので、午後はそのときの状況でもう1回アタックするかどうか決めますよ」
No.30 綜警McLaren GTR(予選1回目GT500 9位)
岡田秀樹「去年よりはクルマがよくなってる感じ。クルマ的にはここやMINEは不得意なはずなんだけど、思ったよりはうまくいった。ホールベースが長いぶん、こういうミッキーマウスサーキットはつらいからね。午前中いちばんいいときにスピンしちゃったんで、午後はもう1回アタックする。このままだとみんなタイムが上がるから、そういうときにどこまで順位を上げられるかだね」
松田次生「山田(洋二)選手が乗らなくなったから乗らないかって電話があったのは8月。鈴鹿1000kmの前です。それまで、ハコに乗るということを意識したことはまったくなかったです。いまはすごく緊張しています。乗ってみて、ハコはクルマが重いし、むずかしいですね。Fポンみたいにクルマが融通きかないし、勉強の意味でがんばります。乗りかたも変えなきゃだめだし、とまどいます。ドライバー交替もはじめて。でも岡田さんがいいタイムを出してるし、けっこうおもしろいレースになると思いますよ。TIはF3で2回走ってます。もともときらいなコースじゃないです。でも(クルマの)幅が広いし、コースが狭く感じますね。GT300クラスを抜くのが、速度差もあるから気を遣うしむずかしいです。とりあえず完走をしたいですね。スピンしちゃったら結果が残らないですから、与えられた仕事をキチンとこなしたいです。中嶋(悟)社長も山田さんも『ガンバレ』って送り出してくれました」
No.39 デンソーサードスープラGT(予選1回目GT500 11位)
ラルフ・ファーマン「はじめ8番手につけていたけど、そこから少し落ちてしまった。クルマはいいし、レースセッティングはすごくいいよ。午後ももういちどアタックするつもりだ。でもドライになればホンダ勢が速いだろうから、トップ10以内でクォリファイできれば、と思う。ともかくベストをつくすだけだよ」
No.32 cdma One セルモスープラ(予選1回目GT500 14位)
近藤真彦「ウチはほかのチームよりスプリングが柔らかめなんで、跳ねるのは跳ねるんだけどほかとは跳ね方が違う。硬いものもテストで試したんだけど、柔らかいほうがタイムが安定するんで、そうしてるんです。決勝は雨だときついね。ドライでも複合コーナーが弱点。S字とかタブルヘアピンとか。とりあえずここまでノーポイントっていうのは恥ずかしいんで、とにかくポイントをとりにいきたい」
No.35 マツモトキヨシ・トムススープラ(予選1回目GT500 15位)
山路慎一「コースとのマッチングで苦しんでいます。もっと速く走れるタイヤもあったんですけど、レースラップを考えるとこのへんかなというタイヤ選択でした。チョイ濡れはよかったけれど、ほかがドライでタイムアップしてきたなかでウチが思ったようなタイムが出なかった。がんばりたいけど、(セッティングを)探すのをがんばってる状態ですね。雰囲気としては、せっかくの上り調子が開幕のころに戻った感じですね」
No.25 エンドレスアドバンスープラ(予選1回目GT500 16位)
木下みつひろ「クルマの仕上がりは問題ないです。ポイントが1点でもほしいので、それを意識してやっています。2回目はニュータイヤがあるんでアタックする予定ですが、雨が心配。決勝はどれだけタイヤがもってくれるかですね。テストと比べてタイムはいっしょぐらいですよ」
No.21 ZEROマクラーレンGTR(予選1回目GT500 17位)
中谷明彦「レインで1周走ってすぐスリックをつけたんだけど、みんなとタイミングが合わなくて…。こっちがアタック中にまだほかのマシンはレインだったり、あちらこちらでひっかかってしまいました。追い越すときにライン以外は濡れてるし。混走のときがいちばんコンディションがよかったみたいだね。午後は、天気しだいだけど、いつもどおりやりますよ」
No.81 ダイシンADVANシルビア(予選1回目GT300 1位)
青木孝行「クルマのほうは足回りにセッティングの余地があって、完全に攻めきれた状態ではなかったんです。雨上がりで路面がよくなかったので、そのせいでバランスがくずれているのかな、とも思います。とりあえず昨日想定したタイムは出せてホッとしています。まわりがもっと来るかなと思ったんですけど、意外に来なくて…。シリーズを考えるとMR-S勢(No.20、No.31)が前に来てくれるとうれしいんですけどね。いま争っているのがタイサン(No.26)、RX-7(No.7)とセリカ(No.19)ですから、そこにMR-Sが入ってきて、ウチが前にいれば…。前にいかれるといやですけどね(笑)。タイヤはもう1セット残っているので、午後もう1回アタックします。タイムは上がると思います」
No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S(予選1回目GT300 2位)
新田守男「よくないっす。全体のバランスが全然とれてないんで、タイヤをちゃんと使ってない。悩んでます。クルマが思ってるとおりになってくれたら優勝もねらえるんだけど、今のままじゃきびしいね。よくなってきてはいるんでしょうけどね。MR-Sなりにかなり進化している。富士も、成績には結びつかなかったけどよかったですよ。でもほかはウェイトを積んでるし、それを考えるとまだまだだね」
No.910 ナインテンウェディングアドバンポルシェ(予選1回目GT300 3位)
余郷 敦「まずはよしという感じですね。昨日午後にギアかなんかのトラブルがあったんですが、そのわりにはメカがセットアップも仕上げてくれました。午後にもドライ(タイヤ)を1セット残してます。天気しだいですけどね。1回目は、2コーナーかな、左コーナーだけセミウェットで、他のラインはドライでした。毎回そうなんですけれど、ほかがどうのこうのでなく(自分たちが)キッチリやればおのずと結果はついてくる。表彰台に乗らないときびしいですね。前回の富士ではRX7(No.7)やダイシン(No.81)のウェイト(ハンディ)が軽かったけれど、今回はトップ4のウェイトが同じぐらいなので、残り3戦を占うレースになりそうですね」
No.20 ネッツアペックススピリットMR-S(予選1回目GT300 4位)
松永雅博「クルマは富士のときと変わりないです。まだ煮詰めている最中。アンダーオーバーで攻めきれない。富士もつまらないことでデータを採りきれなかったし、もうちょっとテストをしないといいところがみつけられないでしょう。このレースウィークはテスト代わりという感じです。MR-Sはそれなりのポテンシャルはあると思うんで、もうちょっと煮詰めていけばもっとタイムアップすると思います。エンジンはすごくいい。ストレートも速いです」
No.26 シェルタイサンアドバンGT3R(予選1回目GT300 6位)
福山英朗「今回はきつそうですね。原因はウエイトハンディだけじゃなさそうです。ちょっと足が決まってないんですよね。コースのレイアウトはポルシェにとって悪くないんですけど、バンプがひどい。路面が悪すぎますね。低重心のほうが有利なのかな」
松田秀士「ここは運転が忙しいから(骨折した)足が痛い。富士のようにはいかないね。フットレストで踏んばっちゃうところが多いせいもある」
No.28 イクリプスRDタイサンGT3R(予選1回目GT300 8位)
須賀宏明「重り(ウェイトハンディ)の影響はそんなでもない。でも跳ねが止まらなくてきびしいです。ウチの2台はとくに跳ねるみたい。ダイシン(No.81)みたいにここで十分テストをやっているならいいけど、ウチはいきなりここにきてぶっつけでしょ。コーナリングはMR-Sも速いよね。2台とも似たような問題は抱えているけれど、レースタイムはコンスタントにいいと思うんで、チャンスはあると思ってます」
No.24 986ボクスター(予選1回目GT300 9位)
マルコ・アピチェラ「今朝のアクシデントは西澤サンが乗っているときに裏のストレートでクラッシュしたんだ。おそらくブレーキトラブルだろう。クルマはダメージを受けて、いまリペアしているところ。クルマの開発はかなり進んでいて、レインだけでなくドライでもかなりよくなっている。昨日も好タイムをマークしたし、たぶん6〜7番手のタイムは記録できると思う。エンジンはすでに変更しているけど、それに加えてシャシーを完全にモディファイしたことが大きい」
No.86 BP・KRAFT・トレノ(予選1回目GT300 10位)
田中 実「クルマはなにも変わっていないのに昨日より遅くなっちゃった。午後もう一回いきますよ。(決勝は)雨が降るならひどいほうがいいね。ダンロップのレインタイヤがすごくいいらしいんで、アドバンテージあると思います。午後、予選順位をもうちょい上げといて決勝は雨っていうのがいちばんいいね」
No.19 ウェッズスポーツセリカ(予選1回目GT300 19位)
原 貴彦「S字の先で右前のタイヤが外れちゃったんです。その前から動きがおかしかったんで、ピットに戻ろうとゆっくり走ってたんですが…。それ以外にクルマは問題ありません。午後は、雨さえ降らなければ36秒台前半まではいけると思います。できれば35秒台に入れたいですけどね。前回はボクが大きなミスをしてノーポイントに終わってしまったんで、今回はそれを取り戻したいですね。ぜひ勝ちたいです。こういうストップ&ゴーのサーキットはFFには不利なんですが、ポルシェやシルビアはウェイトハンディが重いですからね。チャンスはあると思います」
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