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九州の名峰・阿蘇山に連なる山間部にあるサーキットで、周辺には広々とした牧場や風光明媚な観光地、温泉地も多くあります。
全長が約4.7kmと長いコースはアップダウンが激しく、コーナーも低・中・高速コーナーと多彩に配置されて、スピード感あるチャレンジングなレイアウトです。
外国人ドライバーからは「ヨーロッパのコースのようだ」とも言われています。
ピットガレージがメインストレートの左側(コースの外側)にあり、これは他のサーキットにはない特徴です。
01 メインストレート
約900mの長い直線の後半にスタンド席があります。スタートで一団となって第1コーナーへ駆け込んでいくシーンは迫力です。スタンドの裏手にはイベント広場があり、基本の観戦ポイントです。ピットはアウト側で、インフィールド側には屋内観戦ができるロイヤルルーム(別売の専用チケットが必要)があります。
02 ナカヤマ精密コーナー(第1コーナー)
パッシングポイントの第1コーナーは、後半が下りと意外に難しいポイントです。ここを抜けた後の緩い 240R は直線のように加速して抜けていきます。
03 日立 Astemo コーナー(第1ヘアピン)
下りながらのテクニカルな連続コーナーを抜けると日立 Astemo コーナーです。これまでは第1ヘアピンと呼ばれ、その形状通り車速はグッと下がりますので撮影にお薦めです。
04 連続 100R
日立 Astemo コーナーを抜けると上りの連続の100R、大きなS字のコーナーです。2個目の100Rは見通しが悪いのですが、上りなのでアクセルを踏まないとタイムが出ない技術と度胸が試されます。
05 30R(第2ヘアピン)
100Rからの上りで頂点になる30Rは、ドライバーから第2ヘアピンと呼ばれています。入り口はまだ上り、出口は下りで、先が見にくい難しいコーナーです。しかも低速なパッシングポイントであるため、アクシデントも起こりやすいスリリングな場所です。
06 60R
第2ヘアピンの先は急な下りのストレート、通称“ジェットコースター・ストレート”があります。その先はドライバーが「気合いを入れる」と言うきつめの60Rがあります。迫力のコーナリングが見られます。
07 上りの終盤テクニカルエリア
60Rを抜けると峠道のようにコーナーが連続するテクニカルな上り区間です。車種やドライバーによってラインが異なるところが見どころです。
08 最終コーナー
最終コーナーのアウト側には、スタジアムのようなファイナルコーナースタンドがあります。このスタンドからは第2ヘアピン方向やメインストレートも見渡せます。スピードに乗ったコーナリングとレースでは激しい競り合いも見られます。
コース全長 | 4,674m |
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コース幅 | 12〜15m |
高低差 | 52m |
最大直線長 | 902m(メインストレート) |
コースレコード |
GT500 クラス 1'31.131 / 福住仁嶺 / ARTA MUGEN NSX-GT GT300 クラス 1'42.016 / 堤 優威 / muta Racing GR86 GT |