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以前ご案内したように月刊自動車情報誌『CARトップ』においてGT300クラスのチーム紹介が掲載されている。記事内ではチームトリビアなども掲載されており、興味深い内容となっているが、残念ながら記事を読み逃してしまったという方に『CARトップ』誌のご協力により同記事をご紹介する事となった。
第6回となる今回はNo.31 aprとNo.45 PONOS RACINGをご紹介する。
≫ 月刊自動車情報誌『CARトップ』でGT300クラスのチームを紹介
aprの2台目、31号車は2022年までプリウスを使っていたが、翌年からレクサスLC500hをベースとした新車両を投入。ロングホイールベースでダウンフォース量が多く、それでいて重量配分が良いためタイトなサーキットでも戦える、意外にもオールラウンダーなLC500hは昨季、小高一斗、中村 仁のトヨタ育成コンビで5回の入賞を記録してランキング6位に食い込んで見せた。今季はオリバー・ラスムッセンと小山美姫のコンビに体制変更し、根本悠生がサードドライバーに控える。
デンマーク出身の好青年。ルーキーだが、すでにWECハイパーカーの参戦経験もあり、GT500昇格を目標としている。また日本語も勉強中で、ひらがなであれば多少の読み書きもできるとのこと。
スポット参戦で経験を積み、ついにフル参戦デビュー。今季唯一の女性ドライバーでもある。自分の意思をしっかり持つ芯の強さがあり、金曽監督とはしょっちゅう激論になっているとか……!?。
海外のレースでランボ使いとして長く活躍してきた国際派ドライバー。その英語力を活かし、F1日本GPではレッドブルのパドッククラブのスタッフに従事。角田裕毅とともに「2人のユウキ」が活躍。
今季は外国人ドライバーのラスムッセンが加入し、チームメイトは語学堪能な根本、そして最近海外でレースをする機会も増えた小山であるため、レースウイークのコミュニケーションは英語が基本になりつつあるという。ただ、チームスタッフには英語を解する者が多くないため、ドライバー3人が英語で会話をしたあと、それをチームに通訳するという流れができつつある模様。ピットの雰囲気はさながらヨーロッパ?
人気スマホゲーム「にゃんこ大戦争」を手がけるポノスが運営するレーシングチームで、車両は最新鋭のフェラーリ296 GT3。昨年、辻子依旦オーナーと関係の深いケイ・コッツォリーノと、フェラーリの女性ファクトリードライバーであるリル・ワドゥーというパッケージで初参戦すると、雨のSUGOでは優勝を争い、2位表彰台を獲得した。今季はワドゥーに代わって篠原拓朗が加入し、タイヤはミシュランからダンロップにスイッチ。新体制の下でさらなる結果、つまり優勝を狙う。
父は神楽坂でイタリア料理店を40年近く経営しており、日本におけるイタリアンブームを牽引したひとり。自身もレースから離れていた時期に家業を継いだが、「父は超えられない」と悟り、覚悟を決めて再びレースの世界へ戻ってきた。
昨年はLEONでタイトルを争ったが惜しくも初戴冠ならず。今年は同じくレーサーの平川真子と結婚し、心機一転の1年となる。趣味はレゴで、1番の魅力は「買ったときのワクワク感」。大型の作品が好きで、今一番買いたいレゴ商品は「ピラミッド」だ。
辻子オーナーは自らもドライバーとしてレースに参戦しており、23年にはコッツォリーノらとル・マン24時間に挑戦し、見事完走。このときはケッセル・レーシングとしてのエントリーだったが、次なる野望はPONOS RACINGとして参戦して勝利を収めること。富士スピードウェイ近くに自社ファクトリーも構えた。「(辻子氏は)結果を求めて、つねに目標値を高く持つ方なんです」とコッツォリーノ談。
31号車と45号車のチーム紹介ムービーはこちらからご覧いただけます。
次回はNo.48 NILZZ RacingとNo.52 埼玉Green Braveをご紹介します