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12月23日、Hondaと株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は、2026年のSUPER GTの参戦体制を発表した。
SUPER GTのGT500クラス参戦車両は、すでに発表されているとおり新型のプレリュードをベース車両にした“PRELUDE-GT”での参戦となる。参戦台数は2025年同様に5台だが、チーム体制が変更されている。
※上の写真は2025年第8戦もてぎでのPRELUDE-GTデモランの様子
チーム体制とドラバーだが、まず2025シーズンは2台を走らせていたARTAは、8号車がHRCとのジョイントとなって「Team HRC ARTA MUGEN」のチーム名になる。ドライバーは今季は海外レースに参戦してSUPER GTには不参加だった太田格之進が復帰して第1ドライバーに、第2ドライバーには大津弘樹が16号車から移動となった。
また16号車は「ARTA MUGEN」としての参戦となり、ドライバーは8号車から野尻智紀が移動し、佐藤蓮とコンビを組む。
17号車のAstemo REAL RACINGは、第1ドライバーを引き続き塚越広大が務める。そして塚越のパートナーには今季GT300クラスに初参戦し、18号車で1勝を挙げ、スーパーフォーミュラ・ライツでは2025年チャンピオンを獲得した野村勇斗が加入。
64号車のModulo Nakajima Racingは、引退した伊沢拓也に代わって第1ドライバーには大草りきが昇格。パートナーにはGT300クラスの26号車で開幕戦表彰台の活躍をみせたイゴール・オオムラ・フラガが抜擢された。
そして、今季CIVIC TYPE R-GTで唯一の勝利を挙げ、最終戦までタイトルを争った100号車のSTANLEY TEAM KUNIMITSUはドライバーに変更はなく、山本尚貴と牧野任祐が継続する。
■2026年のHonda Racing、GT500参戦体制
以下は「2026 年全日本スーパーフォーミュラ選手権とSUPER GT の参戦体制概要」より抜粋。
2026年1月1日付でSUPER GTにテクニカルディレクターを新設します。
またテクニカルディレクターのもとにエンジニアを数名置き、現場での5台のHonda HRC PRELUDE-GTのサポート体制を強化いたします。さらにARTA 8号車をTeam HRC ARTA MUGENとし、専任のエンジニアを数名配置、チームやドライバーと密に連携を図ることで開発に活かしていきます。
| チーム名 | No. | ドライバー | 年齢 | 国籍 | 2025年戦績 |
|---|---|---|---|---|---|
| Team HRC ARTA MUGEN (チーム・エイチアールシー・エーアールティーエー・ムゲン) |
8 | 太田 格之進 (オオタ・カクノシン) |
26 | 日本 (京都府) |
|
| 大津 弘樹 (オオツ・ヒロキ) |
31 | 日本 (埼玉県) |
GT500 8位 |
||
| ARTA MUGEN (エーアールティーエー・ムゲン) |
16 | 野尻 智紀 (ノジリ・トモキ) |
36 | 日本 (茨城県) |
GT500 9位 |
| 佐藤 蓮 (サトウ・レン) |
24 | 日本 (神奈川県) |
GT500 8位 |
||
| Astemo REAL RACING (アステモ・リアル・レーシング) |
17 | 塚越 広大 (ツカコシ・コウダイ) |
39 | 日本 (栃木県) |
GT500 11位 |
| 野村 勇斗 (ノムラ・ユウト) |
20 | 日本 (愛知県) |
GT300 11位 |
||
| Modulo Nakajima Racing (モデューロ・ナカジマレーシング) |
64 | 大草 りき (オオクサ・リキ) |
25 | 日本 (神奈川県) |
GT500 13位 |
| イゴール・オオムラ・フラガ | 27 | ブラジル | GT300 18位 |
||
| STANLEY TEAM KUNIMITSU (スタンレー・チーム・クニミツ) |
100 | 山本 尚貴 (ヤマモト・ナオキ) |
37 | 日本 (栃木県) |
GT500 2位 |
| 牧野 任祐 (マキノ・タダスケ) |
28 | 日本 (大阪府) |
GT500 2位 |