SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

News

TOYOTA GAZOO Racingが2026年の参戦体制を発表。小林利徠斗が38号車でGT500デビュー!GT300では2号車が堤/卜部組に、30号車に平良が、31号車には小高が加入

 

 

 12月19日、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は2026年度の国内モータースポーツ参戦体制を発表した。これによるとSUPER GTのGT500クラスは、株式会社トヨタ・ガズーレーシング・ディベロップメント(TGR-D)を通じ、2025年シーズンと同様にTOYOTA GR Supra GT500で6チーム・6台が参戦する。またこのリリースでは「SUPER GT GT500クラスにおいてはドライバーズチャンピオン、チームチャンピオン4連覇を目指します」と、2026シーズンも連続のタイトル獲得が目標とした。

 GT500クラスの各チーム体制で主要部分が変更となったのは2チーム。3連覇を成し遂げた2025年の1号車は、TOM’S固有のゼッケンである「36」に戻るが、ドライバーは坪井翔/山下健太で変更はない。また石浦宏明がGT500クラスを引退した38号車にはGT300クラスで優勝も経験した小林利徠斗がステップアップし、大湯都史樹と組む。

 GT300クラスのチームに関しても、GRおよびLEXUSのブランド車両で参戦する8台が発表された。2号車のHYPER WATER Racing INGINGは、車両は2025年同様にGR86 GTを使用し、堤優威のパートナーには卜部和久が第3ドライバーから昇格。20号車は車両が未定だが、ドライバーは平中克幸/清水英志郎と2025年と変更なし。25号車は2026年もGR Supraベースの車両を使用のみを発表。
 aprの30号車はGR86 GTで第1ドライバーは永井宏明で変わらず。第2ドライバーには平良響が加入し、織戸学は第3ドライバーとなった。またタイヤはヨコハマに変更。31号車はLC500h GT(ハイブリッド)で、小高一斗が第1ドライバーとして復帰して、引き続きの小山美姫とのコンビに。また第3ドライバーとしてチャーリー・ブルツが加わる。
 52号車の埼玉Green Braveと60号車のLM corsaは、2025年同様で大きな変更はなし。96号車のK-tunes Racingは車両とドライバーは変更なしだが、使用タイヤのみ未定となった。

 また、トップカテゴリーで活躍できるドライバーの育成を目的としたプログラムである「TGRドライバー・チャレンジ・プログラム」のリストも発表され、SUPER GT関連では以下のドライバー5名の名前が記されている。
・小林 利徠斗:SUPER GT(GT500クラス) TGR TEAM KeePer CERUMO
・チャーリー・ブルツ:SUPER GT(GT300クラス) apr
・小山 美姫:SUPER GT(GT300クラス) apr
・梅垣 清:SUPER GT(GT300クラス) CARGUY MKS RACING
・鈴木 斗輝哉:SUPER GT(GT300クラス) 未定

 

■TOYOTA GAZOO Racingの2026 SUPER GT参戦体制
TGRリリース「TOYOTA GAZOO Racing、2026年 モータースポーツ活動計画を発表」より抜粋
https://toyotagazooracing.com/jp/pressrelease/2025/1219-01/

 

<SUPER GT>

GT500クラス

・2026年はGR Supra GT500で参戦します。
・株式会社トヨタ・ガズーレーシング・ディベロップメント(TGR-D)を通じ、6チーム・6台に支援を行います。
・小林 利徠斗が新加入します。

チーム名 車両名 No. ドライバー タイヤ
TGR TEAM ENEOS ROOKIE ENEOS X PRIME GR Supra 14 大嶋 和也(Kazuya Oshima 日本) BS
福住 仁嶺(Nirei Fukuzumi 日本)
TGR TEAM WedsSport BANDOH 未定(ベース車はGR Supra GT500) 19 国本 雄資(Yuji Kunimoto 日本) YH
阪口 晴南(Sena Sakaguchi 日本)
TGR TEAM au TOM’S au TOM’S GR Supra 36 坪井 翔(Sho Tsuboi 日本) BS
山下 健太(Kenta Yamashita 日本)
TGR TEAM Deloitte TOM’S Deloitte TOM’S GR Supra 37 笹原 右京(Ukyo Sasahara 日本) BS
ジュリアーノ・アレジ(Giuliano Alesi フランス)
TGR TEAM KeePer CERUMO KeePer CERUMO GR Supra 38 大湯 都史樹(Toshiki Oyu 日本) BS
小林 利徠斗(Rikuto Kobayashi 日本)
TGR TEAM SARD DENSO KOBELCO SARD GR Supra 39 関口 雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本) BS
サッシャ・フェネストラズ(Sacha Fenestraz アルゼンチン)

タイヤ=BS:ブリヂストン、YH:横浜ゴム

 

GT300クラス

・GRブランドおよびLEXUSブランドの車両で参戦頂くチームのカスタマーモータースポーツ活動をサポートします。

チーム名 車両名 No. ドライバー タイヤ
HYPER WATER Racing INGING HYPER WATER INGING GR86 GT 2 堤 優威(Yuui Tsutsumi 日本) BS
卜部 和久(Kazuhisa Urabe 日本)
SHADE RACING 未定 20 平中 克幸(Katsuyuki Hiranaka 日本) MI
清水 英志郎(Eijiro Shimizu 日本)
HOPPY team TSUCHIYA 未定(ベース車はGR Supra) 25 未定 YH
未定
apr apr GR86 GT 30 永井 宏明(Hiroaki Nagai 日本) YH
平良 響(Hibiki Taira 日本)
織戸 学(Manabu Orido 日本)
apr LC500h GT 31 小高 一斗(Kazuto Kotaka 日本) BS
小山 美姫(Miki Koyama 日本)
チャーリー・ブルツ(Charlie Wurz オーストリア)
埼玉Green Brave Green Brave GR Supra GT 52 吉田 広樹(Hiroki Yoshida 日本) BS
野中 誠太(Seita Nonaka 日本)
LM corsa Syntium LMcorsa LC500 GT 60 吉本 大樹(Hiroki Yoshimoto 日本) DL
河野 駿佑(Shunsuke Kohno 日本)
K-tunes Racing K-tunes RC F GT3 96 新田 守男(Morio Nitta 日本) 未定
高木 真一(Shinichi Takagi 日本)

タイヤ=BS:BRIDGESTONE、MI:MICHELIN、DL:DUNLOP、YH:YOKOHAMA
第3ドライバーは確定しているチームのみ記載

AUTOBACS
  • TOYOTA GAZOO Racing
  • Honda RACING
  • NISSAN
  • SUBARU
  • BOSCH
  • J SPORTS
  • PONOS
  • GRAN TURISMO
  • TORAY
  • sevenxseven
To Top