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【決勝上位コメント:GT500】
2位
No.1 au TOM’S GR Supra
坪井翔
予選も決勝もこれ以上ない結果になった
「予選で山下(健太)選手がQ1を通過した時にパフォーマンスの高さを感じていましたし、決勝ペースには圧倒的な自信をもっていたので、予選で前にいければという思いはありましたが、40㎏のサクセスウェイトを積んでいたので、正直、こんなレースができるとは思っていなかったです。予選も決勝もこれ以上ない結果になりました。
決勝では、やっぱり重いのでストレートが遅くてなかなか抜くことができなかったんですけど、みんなのタイヤがタレてくるのを待って、1台ずつかわしていって、だいぶ順位を上げてバトンタッチすることができました。ただ、そこまでは良かったんですけど、セカンドスティントの山下選手のタイヤを選ぶのに僕もチームも迷ってしまって、ちょっと間違えちゃったなと。3回目のスティントであれだけ追いついたので、その選択ミスがなければ、もしかしたら勝てたかも!? という悔しさはありますね。タイヤの選択ミスで山下選手には酷なスティントを託してしまいましたが、決して山下選手が遅いわけではなかったですし、“苦しいけど耐える”というところで山下選手の強さを感じました。
次のセパンは久々の海外戦で、荒れるというかいろいろなことが起きるんじゃないかなと思っています。僕たちはさらにサクセスウェイトが重くなる(70kg)のでスピードで戦ったら勝てないですけど、未知な部分があるだけチャンスはあるかなと。ただ、次は表彰台争いとかは無理なので、粘り強く、1点でも2点でも獲れるようなレースをしていきたいなと思います」
山下健太
柔らかすぎるタイヤを選んじゃったかな
「スティント中、別にペースをコントロールしていたわけじゃありません。単純にペースが遅かったんです。実のところ、選択したタイヤの問題でした。ちょっと柔らかすぎるタイヤを選んじゃったかな、という感じです。結果的に、上手く乗ることができなかったんです。
確かに抜かれはしなかったし、うまく押さえることもできたんで良かったですが、第1、第3スティントで坪井(翔)選手がすごくがんばってくれた結果ですかね。なので、自分としてはちょっと微妙な感じでもあります。
次のセパンはサクセスウェイトが相当重くなるなかでの戦いですが、久々の開催だし、いろんなことが起こりそうなので、そういうときに自分たちの強みを活かせるんじゃないかと思っています。そこでしっかりと戦って、ポイントもしっかり獲ることを目標にがんばりたいですね」
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3位
No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT
山本尚貴
牧野選手のスピードとチームの強さに助けられた
「今日は本当に牧野(任祐)選手のスピードとチームの強さに助けられたレースだったなと思います。僕のスティントでポジションはひとつ上げられたんですけど、耐える展開というか、追い上げることができず……後半の牧野選手につなげるためのスティントという感じでした。
次のセパンはサクセスウェイト(38kg)を積むので重量的には重くなりますけど、シーズンオフの(セパンでの)テストでは調子が良かったですし、チャンスはまだ十分にあると思うので、連続で表彰台に上がれるようにがんばりたいなと思います」
牧野任祐
クルマのパフォーマンスがすごく高かった
「今回、僕はセカンドとサードスティントを担当したんですが、前半はフィーリングも良く、またタイヤ選択も良かったと思います。総じてクルマのパフォーマンスがすごく高かったこともあり、なんとか追い上げることができて良かったです。
ただ、2位が(岡山で優勝した)1号車(au TOM’S GR Supra)だから、”やっぱり上には上がいる”わけで。まだまだダメだな、と思う部分もあります。とはいえ、僕らも(岡山を)4位、(富士を)3位とコンスタントには来ているし、次のセパンではサクセスウェイトが少し載ってしまいますが、チャンピオンシップのことを考えて強いレースができたらいいなと思います」