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2025 AUTOBACS SUPER GT Round 8「MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL」の決勝レースを前に、もてぎ大会恒例のF-2戦闘機2機による歓迎フライトが行なわれた。

最大出力70,000馬力、最大速度マッハ2を誇るF110エンジンを搭載した「F-2」戦闘機が、その圧倒的なパワーでモビリティランドもてぎ上空をフライト。まずは「グリーティング・パス」でサーキット場内にいるファンや関係者に“ご挨拶”。その後は時速800kmで8の字旋回する「ハイ・スピード・ダブル・サークル」やランディングギヤを下ろした着陸形態の「ダーティー・パス」、2機の翼同士の距離3mで飛行する「デディケーション・パス」、低速度からフルパワーで急上昇する「ロー・スピード&フルパワークライム」などを披露すると、スマートフォンやカメラで撮影したり、手を振る人たちの姿が見られた。

今回、フライトを担当した松島基地第4航空団第21飛行隊は航空自衛隊のF-2戦闘機パイロットを育成する唯一の部隊で、今回はその部隊の教官パイロットが操縦桿を握り、2000時間、3000時間にも及ぶフライト経験を持つベテランの妙技を披露。1番機パイロットの水野真和3等空佐はパイロットスーツの下にSUPER GTのオフィシャルTシャツを着用、2番機の山下教輔3等空佐はSUPER GTのオリジナル・フェイスタオルを持ち歩くなど、「みなさんと同じ気持ちでレースを味わいたい」とのこと。

そして、決勝レース直前に行なわれるウォームアップ走行開始時には2機のF-2戦闘機が再びサーキット上空に飛来。SUPER GTのモンスターマシンにも負けない爆音を轟かせながらフライパス、サーキットをあとにした。