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タイトル獲得に王手!?
本大会(最終戦)を前に1.5ポイント差のシリーズランキング2位につけ、逆転でのタイトル獲得を狙う平手晃平選手(No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R)。GT500チャンピオン経験者&優勝請負人としてGT300に舞台を移し、今シーズンはチャンピオンチームへ移籍。開幕戦こそ3位表彰台を獲得したものの、その後は我慢のレースが続くなか、それでも気づけば、そこに“彼”がいた──。最終戦を前に、GT300のチャンピオン争いを優位に進める56号車の平手選手にその胸中を聞きました。
No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R
平手晃平選手
チャンピオンを獲る自信はある!!
── 昨日の予選で平手選手にタイトルが近づいたと思うのですが、今日の予選を終えての感想を聞かせてください。
「昨日の公式練習ではQ1を突破できるタイムが出ていましたし、バランスも良かったので、自信をもってQ1にいきました。ところがタイヤの温まりが思ったよりもこなくて、アタック1周目、2周目……特に1周目の3コーナーがうまく回れず、そのネガティブなイメージを引きずってしまい、2周目もコンサバティブに攻めたことでタイムを伸ばし切ることができませんでした。
自分のアタックに関しては、100%の力を出し切ったものではなくて、タイヤのウォームがイマイチだったなと。それでも9番手でQ1を突破して、Q2でJP(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が4番手という素晴らしいタイムを出してくれました。チャンピオン争いをしているなかでは予選最上位なので、そういう意味ではチャンピオンにだいぶ近づいたのかなと思っています。決勝ではおそらく僕がスタートドライバーになると思いますけど、いつものようにしっかりつないで、チームの持ち味である“レースペースの速さ”“ピットの速さ”“JPの力強さ”を活かして、勝ってチャンピオンを決めたいですね」
── ここにくるまで、チャンピオンを意識したことはありましたか?
「いや、正直言うと……開幕戦で3位になって、このチームの強さというのも十分に分かっていたので、このままいけば、いいカタチで中盤戦~後半戦といけるかなと思っていたんですが、BoPもあってなかなか思うように結果を残せずにいたので、意識することはあまりなかったですね。実際、シーズン中盤はQ1を突破するのがギリギリだったりこぼれてしまって後方からのスタート、というレースが続いていましたから。それでも、レースペースの速さやレースでの強さという部分では自信を持っているので、メゲずにオーバーテイクして1ポイントでも多く獲ろうという思いでやってきました。その結果、SUGOで2位表彰台に上がって、いまの位置(ランキング2位)にいるんだと思います」
── チャンピオンを獲る自信はありますか?
「あります!!」
── 最後に、その意気込みを聞かせてください。
「“GT300のタイトル”という意味では2018年、aprで嵯峨(宏紀)選手と組んでいた時以来のチャンピオン争いです。去年は全然(チャンピオンに)関係ないところで戦っていましたけど、今シーズンは強いチーム、強いパッケージでここまできて、この最終戦もてぎにタイトル獲得の可能性を残した状況で入りました。表彰台も3位(第1戦岡山)、2位(第6戦SUGO)と獲って、ないのは1位だけですし、今日は4番手と今シーズン最高位からスタートできるので、しっかりと自分のスティントを戦ってJPにつないで……有終の美を飾りたいと思います」
