SUPER GT 2026 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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【2026 SUPER GT規定改定】GT500車両の使用エンジンは更なる耐久性向上を目指し年間1基に制限。またGT500クラスにもサクセス給油リストリクターを導入。

 

 

 2026 AUTOBACS SUPER GTシリーズのスタート(開幕戦岡山:4月11日、12日)を前に、SUPER GTスポーティングレギュレーション(競技規則)のGT500クラスの使用エンジンの基数制限とサクセスウェイト制を変更しましたので、その主な内容を紹介します。

※競技規則抜粋の赤字は今季の変更点。
※掲載の写真は記事のイメージを表したもので、内容とは直接関係ありません。

 

更なる耐久性向上へのチャレンジでGT500車両が1シーズンで使用できるエンジン基数を2基から1基に制限

2026 SUPER GT Sporting Regulations
第22条 車両とエンジン
1. 予備競技車両、またはスペアカー等の使用は認められない。
2. 決勝レース中シリンダーブロック(クランクシャフトケースおよびシリンダー)、あるいは車体を取り替えることは失格となる。
3. GT500シャシーのシーズン連続使用規定
 1) 2025年にSUPER GTレースに投入された新造シャシーは2027年シーズン終了まで使用しなければならない。
  GTAが特別に認めた車両については別途定める。

<略>

4. GT500使用エンジンの制限
 1) GT500クラスに参加するすべての競技車両が使用できるエンジンはシーズンを通じて1基までとし、基数は封印した回数でカウントされる。

<略>

  1基を超えてエンジンを使用する場合は、交換の都度、決勝レーススタート後にペナルティストップの罰則を課す。当該ペナルティストップの時間は5秒とする。

<略>

・GT500クラスでは、コスト低減と耐久性確保を両立するエンジンの開発を推進すべく、参戦3メーカー合意のもと、年間(1シーズン)のエンジン使用基数を徐々に削減してきた。昨季まで1シーズンに使用できるエンジンは2基で、基本はシーズン後半に入ると新たなエンジンを投入して、佳境を迎えるタイトル争いに備えて車両の性能向上を狙ってきた。
・今季からは更なる耐久性向上へのチャレンジとして使用基数を1基に制限する。これにより、ハード的にはシーズン開幕前までに開発を終える必要があり、耐久性の面で更に向上したエンジンが求められることとなる。

 

 

 

GT500クラスにもサクセス給油リストリクターを導入し、レースの安全性確保と均衡化を図る

2026 SUPER GT Sporting Regulations
第23条 サクセスウェイト制
各競技会の競技成績により、各競技車両は次競技会に向け性能引き下げ措置が課される。
1. 1台の車両(競技車両ゼッケン番号単位)に登録されたドライバーが、それぞれの競技会において獲得したドライバーに対するシリーズ得点の累積を基準にウェイト積載が課せられる。下記がGT500、GT300の両クラスに適用される。
 1)参戦6戦目まで;<2025年と同様にドライバー獲得のポイント×2kg>
 2)参戦7戦目;<2025年と同様にドライバー獲得のポイント×1kg>
 3)参戦8戦目;<2025年と同様にサクセスウェイトは積載されない>

<略>

2. 上記1項におけるサクセスウェイトは、100kgを上限とし、この上限を超える分は積載を免除されるが、数値上の累計は行われる。
 1)GT500クラス車両については、課されたサクセスウェイトに応じて燃料流量リストリクター径と給油流量リストリクター(以下「サクセス給油リストリクター」という)径の調整を併用したサクセスウェイトが課される。上記サクセスウェイトの調整内容については、SUPER GTレースブルテンにて公示する。

課されたサクセスウェイト 0-50kg 51-67kg 68-84kg 85-100kg
車載ウェイト 0-50kg 50kg 50kg 50kg
燃料流量リストリクター 90.2kg/h 88.0kg/h 88.0kg/h 88.0kg/h
サクセス給油リストリクター 設定1※ 設定2※

※設定値はSUPER GTレースブルテンで公示

<略>

 2)GT300 クラス車両については、課されたサクセスウェイトが50kg を超えた場合、サクセス給油リストリクター径の調整を併用したサクセスウェイトが課される。サクセス給油リストリクターは、BoPで指定される流量リストリクターに加えて燃料補給装置に装着される。課されたサクセスウェイトの重量に応じたサクセス給油リストリクターの径は、各車両のBoP で指定される流量リストリクターの径に応じて規定され、SUPER GTレースブルテンで公示される。

3. サクセス給油リストリクターは、第28条に従った燃料補給装置の自動遮断弁の直下に装着した状態でGTAによる封印を受けなければならない。サクセス給油リストリクターはカプラーと一体の状態でGTAより配布され、加工や改造は一切禁止される。なお、サクセス給油リストリクターは第28条で定められた給油ホースの最小長さには含まれない。

<略>

・GT500クラスで前述の使用エンジン1基化を推進するにあたり、エンジンの耐久性マージンを確保するために燃料流量を従来より絞る必要があった。
 しかしながら燃料流量を一定値以下にするとGT300クラス車両との速度差が狭まり、競技運営上での安全性が懸念された。
・上記の状況からサクセスウェイト(SW)68㎏以上(燃料流量リストリクター88.0kg/h以下相当)の場合には、従来のSWの実搭載重量、燃料流量リストリクターに加え、「サクセス給油リストリクター」による決勝レースでの給油時間を調整する運用に変更した。
・GT500クラスへの「サクセス給油リストリクター」の導入により、競技の安全性を確保しつつ、SW制でのレースの一層の均衡化を図る。
・GT300クラスでは「サクセス給油リストリクター」は昨季から導入済みだが明文化された。
・「サクセス給油リストリクター」は、SW重量が一定量を越えた場合、決勝レースでの給油流量をリストリクターで制限して給油時間を増やし、ピットストップ時間を長くする。
 ※「サクセス給油リストリクター」の仕組みは、昨季GT300クラス導入時の「GT300サクセスウェイト制の新規定『サクセス給油リストリクター』とは?」で解説しています。

 

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