SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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静岡県警の白バイ9台とパトロールカー4台がGTマシンを先導して交通安全を呼びかける

静岡県警の白バイ9台とパトロールカー4台がGTマシンを先導して交通安全を呼びかける

 SUPER GTでは各国内大会においてサーキットの地元警察と協力して、交通安全の啓発活動を実施している。8月7日に行われた第5戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝レースでは、富士スピードウェイの地元である静岡県警察の白バイ9台とパトロールカー4台がサーキットを訪れた。

 

 

 ピットウォークでは、表彰台下に2台の白バイと1台のパトロールカーが展示された。夏休みとあって多くの子供たちが目を輝かせて、カッコ良い警察車両を取り囲んでいた。女性白バイ隊員たちが笑顔で呼びかけると白バイにまたがってみたり、パトロールカーに乗り込んでいた。また交通警察官の制服も貸し出しており、一緒に敬礼で記念写真に収まるなど、夏休みのとても良い思い出になったことだろう。また、県警のみなさんは「ピカッと作戦」と銘打たれた、夜間歩行の際にクルマのヘッドライトを反射するアイテムを身につける呼びかけも行った。

 

 

 決勝レースの前、SUPER GT公式アナウンサーのピエール北川さんが「静岡県警察からのお願い」を3万3000人余の大観衆に向けて伝える。「高速道路で万が一、交通事故に遭ったり、車が故障したりしても『路上に立たない』『車両に残らない』『安全な場所に避難する』、この3つの点を守りましょう。静岡県は東西に高速道路が長く通っている県でもあります。帰り道は特に疲れも溜まってくると思います。高速道路の運転には充分に気をつけて、いつも以上に安全運転に務めていただきたいと思います。お帰りの際は、玄関の鍵を開けるまで安全運転と、いたわり運転を心掛け、無事にご帰宅ください」と、レースの観客にも配慮した交通安全のメッセージだった。

 

 

 

 そして午後2時35分に、決勝レースのスタート時間となった。スターティンググリッドの最前列、ポールポジションのNo.12 カルソニックIMPUL GT-Rの更に前には、9台の白バイと4台のパトロールカーが並ぶ。そして、白バイの女性隊員3人を先頭にパレードランが始まる。サーキット路面に陽炎が立ち上る中、43台のGTマシンを引き連れたパレードは、サーキットを1周。パレードの間、ピエール北川アナウンサーが、場内のファンに走行する白バイとパトロールカーの隊員たちの名前を紹介すると共に、改めて交通安全を呼びかけた。再び、ストレートに戻ってきた白バイ、パトロールカーはサイレンを高らかに鳴らし、コース外に退場。そこから先は決勝レースの本番となり、SUPER GTの熱戦にサーキットは大いに盛り上がった。

 

 

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