SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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鈴鹿で白バイ4台とパトロールカー3台がGTマシンと交通事故防止を呼び掛けるパレードを実施

鈴鹿で白バイ4台とパトロールカー3台がGTマシンと交通事故防止を呼び掛けるパレードを実施

 SUPER GTでは国内で開催される7大会の地元警察と協力して、観戦に訪れたファンに向けた交通安全の啓発活動を実施している。8月27日に行われた第6戦「第46回 インターナショナルSUZUKA 1000km」でも来場の4万5000人もの大観衆を前に白バイとパトロールカーがGTマシンと共にパレードを行い、交通安全を呼び掛けていた。
 


 この日行われた“鈴鹿1000km”は46回を数える伝統の耐久レースだが、そのサブタイトルの「THE FINAL」の通り、SUPER GTのシリーズ戦として、1000kmレースとしては今回のレースで幕を下ろす。それもあって4万5000人もの観客が鈴鹿サーキットに詰めかけた。
 


 その中、午前中に行われたピットウォークには、三重県警のパトロールカーと白バイも展示されていた。間近に見るチャンスは少ない警察車両に、多くのGTファンも目をとめていた。特に子供たちには大人気で、体験試乗が出来ると知るとそこに駆け寄る姿も。交通機動隊員が抱えて白バイにまたがらせるとかっこよく敬礼する子供を親たちが写真に収めていた。また、傍らの特設ブースでは夜間の事故予防に役立ててもらおうと、ヘッドライトを反射して夜間の歩行者を目立たせる「反射タスキ」を交通機動隊員らが配布していた。




 また決勝レース前のグリッドウォーク時にはSUPER GT公式アナウンサーのピエール北川さんが場内放送で「三重県では交通死亡事故が急増しています。道路を利用する全ての人が、交通ルールを守り、思いやりと、ゆずりあいの気持ちで交通事故防止に努めましょう」と三重県警からのメッセージを場内のファンに語りかけた。
 特に昨今話題となっている“ながらスマホ”に関しては「運転中や歩行中の“ながらスマホ”は交通事故の原因にもなっています。“ながらスマホ”は、とても危険な行為ですから、絶対にやめましょう」と訴え、他にも「シートベルトとチャイルドシートは必ず着用しましょう」「ドライバーの皆さん、横断歩道は、歩行者が優先です。また、歩行者の皆さんも、横断前には左右の安全をしっかりと確認しましょう」「早めにライトを点灯しましょう。また、対向車などがいない場合はハイビームを活用して、安全運転に努めましょう」と、交通安全の呼びかけを行った。
 


 そして午後0時30分、決勝レースが始まる。その前に、4台の白バイと3台のパトロールカーが決勝出走のGTマシン44台(1台はピットスタート)を先導して、鈴鹿サーキットの国際レーシングコースを1周する交通安全啓発パレード1周を行った。パレード中には、ピエール北川アナウンサーが白バイとパトロールカーを運転する交通機動隊員、高速道路交通警察隊員、鈴鹿警察署員を紹介すると共に、「ご来場の皆さまには、交通事故や交通違反のないように交通安全へのご協力をよろしくお願いいたします」「今日も、これからも無事故、無違反で過ごしてくださいね!」と、重ねて交通安全を訴えていた。
 



 

 鈴鹿サーキットの国際レーシングコース、5.807kmを1周パレードし、大小様々な応援旗が翻るメインスタンド前に戻った白バイとパトロールカーはサイレンを高らかに鳴らして、コースから退場し、決勝レースが開始された。


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