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SUPER GTを運営する株式会社GTアソシエション(GTA)は、今季も各大会で定例記者会見を実施する。
5月20日、2018年第3戦決勝レースを前に、鈴鹿サーキットで、坂東正明GTA代表が日本モータースポーツ記者会(JMS)の代表質問やその他の取材記者の質問に回答した。
■来年のスケジュールはどのようなイメージでしょうか? 今年はスーパーフォーミュラのスケジュールも合わせて5月は4週連続の開催となっていますが。
坂東代表:
基本的に、来年もシリーズ戦としては、国内7大会、それとブリーラムのタイ大会の合計8大会を行いたいと思っている。それとDTMとの交流戦開催も視野に入れ、カレンダーを検討、調整している。
年間のレーススケジュールを決めるには、我々以外に他レースのプロモーター、各サーキットの意向もある。GTAはシリーズ8戦とテストの日程を決めて、それから他のプロモーターの日程が入ってくる。来期に関しては、オーガナイザーとプロモーターが一緒に意見を交わして、あまり過密なスケジュールになってチームスタッフが辛い思いをしたり、ファンが興味を失ったりすることが起きないような状況を作りたいと思っている。
■DTMとの交流戦について、2019年の開催実現に向けた進展等、教えてください。
坂東代表:
DTMを運営するITRと、交流戦について話をしている。Class One(クラス1)規定に関しても、今年6月のDTMのノリスリンクを目処にステアリングコミッティ(関係団体による会議)を開き、調印式もできると思っている。クラス1規定ができあがれば、規定の下に交流戦を2019年に行うことになる。ただし、現状ではSUPER GTのGT500車両とクラス1規定とは少し異なっており、これらを考慮して、特別なルールで交流戦を行う形になると思う。
交流戦に関しては、ドイツ、そして日本で開催することを目標としているので、それを考慮したカレンダーづくりをしなければならないと思っている。これも織り込んだカレンダーを今後各団体とJAFと話をしながら決めていきたい。
■今回鈴鹿のレース距離が300kmになり、富士のレースが500マイルとなりましたが、 これは来シーズン以降もこのスタイルで定着させる予定でしょうか。 それともまた違った大会が生まれる可能性はありますか?
坂東代表:
富士の500マイルレースは、まだ開催前なので終了後にその結果を見て来年以降の開催について検討、判断したいと考えている。
長距離レースでのボーナスポイントがある一方で、年間の走行マイレージ増加などチームの負担も大きい。経済効果も含め、検討したいと考えている。