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激走でアウディR8初優勝! GAINER DIXCEL R8 LMSが逆転でデビューウイン

激走でアウディR8初優勝! GAINER DIXCEL R8 LMSが逆転でデビューウイン

 

第1戦 岡山 : 決勝レース GT300レビュー

 

4月1日午後、2012 AUTOBACS SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが岡山国際サーキット(岡山県)で行なわれた。GT500クラスはNo.38 ZENT CERUMO SC430の立川祐路/平手晃平組が、GT300クラスはNo.11 GAINER DIXCEL R8 LMSの田中哲也/平中克幸組が優勝した。

 

□天候:晴れ | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始:10度/15度>途中:11度/17度

 

 

エンドレスTAISAN 911がポールから快走

 GT300クラスのNo.43 ARTA Garaiya(高木真一/松浦孝亮)は、予選Q2で使用したタイヤを決勝レースのスタートで使用できないと判断され、交換を許されたが、ピットスタートとなった。このため、23台がダミーグリッドにマシンを並べた。
 決勝レースのスタートでは、ポールポジションのNo.911 エンドレス TAISAN 911(横溝直輝)が好スタートを決め、レースをリード。背後には、やはりポルシェのNo.33 HAKOOK PORSHE(影山正美)、そしてこれがデビュー戦のアウディR8 LMS Ultra、No.11 GAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也)が食いついていく。その後方は新型FIA GT3のNo.88 マネパ ランボルギーニ GT3(織戸学)、No.87 JLOC ランボルギーニ GT3(山内英輝)が続いていたが、なんとこの2台が接触! コースアウトしたNo.88は最後尾に落ち、No.87もペナルティと判断されて、ドライビングスルーを課せられ、優勝戦線から脱落してしまった。No.87はこの後、走行した山西康司もトップ集団より速いペースを刻んだだけに、非常に惜しい事態だった(なお、山西は終盤にクラッシュしてゴールできず)。
 トップを走行するNo.911 横溝は何度か背後に、No.33 影山を抜き2番手となったNo.11 田中に迫られるものの、ピットインする41周までトップを譲ることなく走行。トップのNo.911 エンドレス TAISAN 911(峰尾恭輔)は追うNo.11 GAINER DIXCEL R8 LMS(平中克幸)に一時は10秒以上マージンを築いた。

 

 


終盤に逆転劇!トラブルなどドラマが続出!?

 ところが、残り30周となった頃から、トップNo.911 ポルシェと2番手No.11 アウディの差がぐんぐんと詰まっていく。峰尾のペースは1分32秒から33秒とまずまずだったが、平中は31秒台を連発し、猛追といえる走りを見せつける。68周を過ぎた頃には差は1秒切り、No.11 平中はNo.911 峰尾をロックオン。No.11 GAINER DIXCEL R8 LMSは71周目にトップを奪って見せた。後半、クルマのバランスがいまひとつだったNo.911 エンドレスTAISAN 911は、巻き返すことはできず。
 No.11 GAINER DIXCEL R8 LMS(平中)は見事なレース運びで、ゴールイン。アウディR8 LMS UltraのSUPER GTデビュー戦を初優勝で飾った。田中、平中、チームとしても2009年の第8戦オートポリス依頼の勝利だった。2位はNo.911 エンドレス TAISAN 911。レース終盤まで確信していた勝利を逃しただけに、レース後は両ドライバーも悔しさを滲ませていた。
 3位となったNo.0 GSR 初音ミク BMW(片岡龍也>谷口信輝)は、波瀾万丈のレースだった。昨年のチャンピオンは、予選は7位と苦戦。決勝もまずはポジションキープという堅実な走りを見せる。前半を担当した片岡は、6番手でピットイン。この後、エースの谷口が猛然と追い上げ、接触で脱落したNo.3 S Road NDDP GT-R(接触時は千代勝正、前半は関口雄飛)やクラッシュしたNo.87 JLOC ランボルギーニ GT3(山西)にも助けられ、ポジションアップ。終盤はNo.33 HANKOOK PORSCHE(藤井誠暢)を攻め、表彰台の最後の席を奪い取った。
 予選6位と国産車最上位を得たNo.31 apr HASEPRO PRIUS GT(新田守男>嵯峨宏紀)は、マシンにトラブルが生じ、ピットインを繰り返すことになった。もう1台、こちらもデビュー戦のNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也>佐々木孝太)も駆動系のトラブルでリタイアとなった。

 

 

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