SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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SUPER GT 2025シーズンを一足先に実感!東京オートサロンは12日まで。GT300の61号車SUBARUと18号車UPGARAGEが今季体制を発表

SUPER GT 2025シーズンを一足先に実感!東京オートサロンは12日まで。GT300の61号車SUBARUと18号車UPGARAGEが今季体制を発表

 日本最大級のカスタムカー&関連製品の祭典「TOKYO AUTO SALON 2025」が1月10日(金)千葉市美浜区の幕張メッセで開幕し、12日(日)まで開催される。SUPER GTでもお馴染みのTOYOTA、Honda、NISSAN、SUBARUといった大手自動車メーカーをはじめ、タイヤなどのパーツメーカーやカスタムパーツやアクセサリーメーカーの多彩なブースが出展されている。
 SUPER GTを運営するGTアソシエイションもSUPER GTブースを展開。そしてAUTOBACSを始め各ブースではSUPER GT参戦車両やグッズ類が見られる他、ドライバーや監督が出演するイベントが多数予定され、4月のシーズン開幕を前に、SUPER GTの魅力が実感できるファン必見のイベントとなっている。まずは、10日に確認した注目ポイントを一足先に紹介しよう。

 

◎TOKYO AUTO SALON 2025の入場料、アクセスなどはこちらで。
東京オートサロン2025 公式ウエブサイト
会場:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)/千葉県千葉市美浜区中瀬2-1

 

 

 

 

 

 

SUPER GTブースに新旧のGT500クラス車両3台が展示

 東ホール2階通路には、今年もSUPER GTブースが設置された。展示車両は2024シーズンを戦い第7戦オートポリスで勝利を挙げたNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra、2024年にデビューし2度の表彰台に上がったNo.17 Astemo CIVIC TYPE R-GT、そしてJGTC時代2003年のNo.22 MOTUL PITWORK GT-Rの3台だ。GTマシンの進化を感じるもよし、懐かしさや往年の激戦に想いを馳せるもよし、それぞれに楽しんで欲しい。

 

 

東ホール7/2階通路 SUPER GTブース

 


No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(2024年)

 


No.17 Astemo CIVIC TYPE R-GT(2024年)

 


No.22 MOTUL PITWORK GT-R(2003年)

 

 

現地プロモーターが来日し、マレーシアラウンドをPR

 SUPER GTブース内の大型モニターでは、昨年のレースシーンやプロモーションの映像を楽しむことができる。
 またSUPER GT公式ファンクラブ「SUPER GTサポーターズクラブ」の専用カウンターが設置され、2025年度の入会相談会や、入会キャンペーンを実施している。東京オートサロンでサポーターズクラブに入会した人には「GT500またはGT300のB2ポスターカレンダー」をプレゼント(先着順、各日無くなり次第終了)。さらに入会後、新規入会の友だちを紹介すればGT500卓上カレンダーが紹介者、友だちの両方にプレゼントされるという特典付きだ。

 

 

 

 

 この他、好評の記念フォトポイントも用意されている。東京オートサロン訪問のGTドライバーたちもサインを加えているので、撮影と共にそちらも確認してほしい。

 

 

 

 

 そして、2025年シーズンに第3戦(6/27、28)で復活するマレーシアラウンド特設コーナーでは、現地プロモーターが来日し、直接来場者にチラシを配布しPRを行なっている。

 

 

 

 

 

 

SUBARUが、GT300クラスタイトル奪回に向け、新車両&参戦体制を発表

 10日はSUBARUのブースでプレスカンファレンス(発表会)が開かれ、スバルテクニカインターナショナル株式会社の賚寛海社長が2025年シーズンのレース活動体制について発表した。SUPER GTに関しては引き続きGT300クラスに61号車として参戦。小澤正弘総監督、澤田稔監督及び井口卓人、山内英輝のドライバーラインナップは継続すると公表した。参戦マシンもSUBARU BRZ GT300で変わらないが、こちらについては賚社長が「2025年シーズンに向け車両は全面的に作り直しており、剛性だけでなく空力性能もしっかりと仕上げています」と語る通り、大幅なアップデートが施されている模様。「昨年はなかなか優勝することができず申し訳ない気持ちでいっぱいでした。エラーも多かったですが、これはチームがギリギリの挑戦をした結果。それらトラブルシュートはしっかりやっていますし、予見性を高める取り組みもしているので、今年は必ずタイトルを奪還できると思っています。ドライバー2人のアグレッシブでステディな走りを皆さんぜひ、ご覧ください」と、意気込みを語った。ブース内には、ニューカラーリングとなった2025年仕様のSUBARU BRZ GT300も展示されている。

 

 

 

 

 


No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(2025年)
SUBARU/STI(東ホール7・No.717)

 

 

 

アップガレージの新車両はメルセデスAMG GT3、FIA-F4王者の野村勇斗が新加入

 アップガレージのブースでも、GT300クラスに参戦するNo.18 TEAM UPGARAGEの2025年シーズン参戦体制が発表された。2024年の最終戦鈴鹿大会でNSX GT3の使用を終え、UPGARAGE NSX GT3の引退を発表していたため、今季は何を採用するかで注目されていた新車両だが、メルセデスAMG GT3に決まった。石田誠監督によれば「いろいろ検討した結果、パフォーマンス、実績、体制などを含めて、我々にとって一番優勝に近づけるマシンだと判断した」。新車両はドイツの工場で数日前に完成しており、空輸、通関がスムーズに行けば2月のテストに間に合う予定だという。お馴染みのブラックとイエローのカーラリングで、これは“虎”をイメージしたものだと言う。

 

 

 

 

 またドライバーだがエースの小林崇志は継続。もうひとりは2024年のFIA-F4チャンピオンを獲得した野村勇斗が新加入し、GTデビューとなる。野村は「ずっと夢に見ていた舞台で走れることになり、本当に嬉しく思います。ハコ車のレースは初めてですが、自信はあります」。小林は「野村選手とは今日が“はじめまして”で、どんなドライバーなのか良くわかりません(笑)。でも自信はあるとのことなので楽しみにしています。メルセデスAMG GT3は見ている限り、常に安定してパフォーマンスを出している印象。今年は安定して上位で戦って、そろそろチャンピオンを獲りたいです」と、それぞれ2025年シーズンに向けコメントした。

 

 


左から石田監督、小林崇志選手、野村勇斗選手

 

 

 明日からの2日間はさらに、各ブースでドライバーや監督が出演するイベントが実施される予定となっている。本日行われたNo.52 Green Brave GR Supra GTの吉田広樹/野中誠太選手がトークショー(VELENO:ブースNo.940)は、11日も開催されるとのこと。この他のブースでも関係ドライバーのトークショーやイベントなどが行われるので、11日、12日に幕張メッセに来場される方は、まずは各メーカー&ショップのブースの予定を確認して欲しい。

 

 

 

 

 

 

東京オートサロン2025の主要SUPER GTマシン

※記事内での紹介を除く、写真下は車両名とブース名

 


No.18 UPGARAGE NSX GT3(2024年)
アップガレージ(西ホール1・No.118 )

 


No.23 MOTUL AUTECH Z(2024年)
日産自動車(西ホール2・No.217 )

 


No.77 CUSCO IMPREZA GT300(JGTC参戦車両)
CUSCO(西ホール3・No.337)

 


No.12 カルソニック IMPUL GT-R(2019年)
ブリヂストン(中ホール3・No.338 )

 


No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(テストカラー)
スタンレー電気(中ホール4・No.433)

 


CIVIC TYPE R-GT(HRCテスト車両)
Honda/無限(中ホール4・No.434)

 


No.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(2024年)
AUTOBACS(中ホール5・No.515)

 


No.88 VENTENY Lamborghini GT3(2024年)
オーリンズ(中ホール5・No.506)

 


No.87 METALIVE S Lamborghini GT3(2024年)
BMC AIR FILTERS(北ホール11・No.1104)

 


No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(2024年)
埼玉自動車大学校(北ホール11・No.1101 )

 

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