SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

News

Rd.7 決勝:優勝記者会見

Rd.7 決勝:優勝記者会見

第7戦 タイ : 優勝記者会見

GT500 Class

No.19 WedsSport ADVAN RC F

 

「バーストのロスを最小限に抑えることができた」

関口 雄飛

朝のフリー走行では昨日とフィーリングが違っていてちょっと不安がありましたが、チームと相談してセットを変えてもらいました。すると8分間のウォームアップでトップタイムをマークでき、自信を持ってレースに臨むことができました。スタート直後は2位のクルマをつき離すことができませんでしたが、5周くらいしたら少しずつ離れていったので、自分のペースが一番速いと確信しました。自分がギャップを拡げることで、メカニックたちも(ピット作業での)ミスが出にくくなるだろうし、国本(雄資)選手も落ち着いて走れるだろうから、とプッシュしていきました。
自分のスティントも残り5周となったあたりから、タイヤ(のパフォーマンス)を残したままで交替するのももったいないと思い、すべて使い切ろうと思いっきりプッシュして行ったら、最後の最後でバーストしてしまいました。でもバーストしたのがコースの後半だったし、バーストした状態でもできる限り速く走って、ピットまで帰って来たのでロスを最小限に抑えることができました。
後半を担当する国本選手も、僕と同じタイヤで、僕と同じくらいの周回数を走ることになっていたので、レース終盤に来て少し心配もしましたが、(タイヤメーカーの)ヨコハマさんを信頼していました。国本選手とのコンビで初表彰台が初優勝となりましたが、本当に良かったです。

 

「レース後は何をしゃべっていたのかも覚えていません」

国本 雄資

まずは優勝できて嬉しいです。チーム、そしてクルマを用意してくれたTRDさん、タイヤを用意してくれたヨコハマさんに感謝したいです。今週は走り始めからクルマの調子も良くて、セッティングを変えたら変えたなりの反応をしてくれました。今日は関口(雄飛)選手が10秒くらいギャップを築いてくれて、ピットアウトした時にはそれが15秒になっていて、さらに2位がペナルティで遅れて、後続との差がさらに大きくなっていました。
僕のスティントでは最初からプッシュしていましたが、1秒くらい気持ちで抑えて走っても、後ろとの差は縮まらなかったので“自分のペースが速い”と確信できました。それでもタイヤマネージメントだけは怠らず、結果的にはギャップをすべて使い切ることになりましたが、優勝できてよかったです。正直言って関口選手の時に起きたトラブルが心配にはなりましたが、ヨコハマさんを信じて走っていました。
レースを終えてからマサさん(坂東正敬監督)や関口選手と話したのですが、もう何をしゃべっていたのかも覚えていません。というよりも言葉にならないくらい興奮していました。マサさんも泣いてくれましたが、マサさんのために勝ちたいと思っていたので、僕としても感激しています。このチームで勝つことができて嬉しいし、チームのGT500初優勝に立ちあうことができて嬉しいです。

 

 

 

GT300 Class

No.25 VivaC 86 MC

 

「終盤のギャンブルが良い方に転んでくれた」

土屋 武士

まずは隣のGT500クラスで優勝したLEXUS TEAM WedsSport BANDOHの2人におめでとうと言わせてもらいます。メーカー系のチームが戦う中にプライベートで立ち向かって行って…。(ボクらと同じ)そんな背景があっての優勝だから、本当におめでとうございます。
さてウチの決勝ですが、もちろん勝ててうれしいです。昨日の予選では(松井)孝允との(自分のタイム)差が大きくて、ドライバーとして複雑な気持ちもありました。でもデータを分析して自分自身もインプルーブすることができました。今日のレースは、絶対的な速さでは(3号車に)後れをとってもタイヤ無交換で逆転して、最後は孝允とマーデンボローの勝負になると思っていましたが、本当にその通りになりました。
ただ想定外だったのは最後に来て燃料ポンプにトラブルが出てしまったこと。サードポンプに切り替えて事なきを得たんですが、レースも終盤に来ていたので「もしかしたらガス欠じゃないか?」という心配もありました。大事をとってピットに入れてガソリン補給しようかとも思いましたが、チャンピオンシップのことを考えるとピットに入れるわけにはいかないし、そのまま勝負と思って走らせ続けました。相当なギャンブルでしたが良い方に転んでくれました。孝允の走りがここ(優勝会見)に導いてくれ、本当に嬉しいです。

 

「勝ちたかったレースで勝てて本当に嬉しい」

松井 孝允

やっと勝てました。勝ちたかったレースで勝つことができて、本当に嬉しいです。レース終盤に来て、思っていた通りヤン(マーデンボロー)とのバトルになりました。エンジンが息つきするようになって燃料ポンプのトラブルだったのですが「ガス欠の心配もあるから」と。無線でピットと話しましたが武士さん(エンジニア兼務の土屋武士)がコースに留まらせてくれたので、ここが勝負と思って目一杯プッシュしました。タイヤ無交換で走りましたが、最後の最後までタレることはなかったです。本当に良いタイヤを用意してもらって…。これも今回の大きな勝因になりました。
昨日、予選が終わってからもチームスタッフが、夜遅くまで掛かってクルマを仕上げてくれました。今朝のフリー走行では僕のミスからスピンして、また余計な作業を強いることになりましたが、決勝までにはキッチリと直してくれました。本当にチームのスタッフに感謝したいです。あと、日本から駆け付けてくれた多くのファンの皆さんにも感謝したいですね。このチームで勝つことができて、本当に嬉しいです。

 

AUTOBACS
  • TOYOTA GAZOO Racing
  • Honda RACING
  • NISSAN
  • SUBARU
  • BOSCH
  • J SPORTS
  • PONOS
  • ETS
  • GRAN TURISMO
  • TORAY
  • sevenxseven
To Top