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華やかに、賑やかに!!
決勝レース前のグリッドの様子をご紹介しましょう。
まずは日本とタイの国旗を先導に、SUPER GTとチャン・インターナショナル・サーキットのビッグフラッグの登場です。(写真上)
大役を担ったのはレースクイーンの代表メンバーのみなさん。旗が風にあおられても、必死に大役を務め切りました。
その後、マシンがグリッドに着き、グリッドウォークが始まると、あっという間に賑やかになりました。
次はドライバーたちの表情をご紹介しましょう。ポールポジションスタートのNo.19 WedsSport ADVAN RC Fの関口雄飛選手はひなたぼっこ中。ここまでリラックスできるなんてちょっとビックリですが、関口選手らしいというべきでしょうかね。一方、パートナーの国本雄資選手はちょっと緊張気味のご様子!?
ディフェンディングチャンピオンにしてポイントリーダーのNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rのふたりは100kgのハンディウエイトを積んでいることもあって後方の14番グリッドからのスタート。そのせいかちょっと険しい表情を見せていました。今季ベストグリッドからスタートするNo.8 ARTA NSX CONCEPT-GTの松浦孝亮選手と野尻智紀選手はチームのスタッフさんたちとギリギリまでミーティング。決勝に向けた気合が感じられますね。
グリッドボードは通常、チームのレースクイーンたちが担当することが多いのですが、今回、No.38 ZENT CERUMO RC Fのグリッドボードを担当したのは現チームマネージャーにして、かつてレースクイーンとして活躍していた“桃んが”ちゃん。さすが、ポーズがサマになっていますね。もう1チーム、見慣れない顔を発見。No.4 グッドスマイル 初音ミク AMGのおねえさん(!?)です。意外と人気があるようでしたよ。
そしてこちらは、横浜F・マリノスのマスコットキャラクター“マリノスケ”。“なぜここに!?”と思ってF・マリノスの事業スタッフさんにお話を伺いました。「来週、タイの日本人学校やインターナショナルスクールの子供たちを対象に、サッカーの楽しさを伝える『ふれあいサッカークリニック』を開催するのですが、コーチのみなさんよりひと足先にタイ入りして、相互スポンサーの関係にあるNISMOチームの応援に駆けつけました」とのこと。しっかり応援をお願いしますね~!
こちらのサイトでももうお馴染みとなったレクサスくま吉くんもやっぱりグリッドにいました。空を見上げていったい何をしているのでしょうか!? 自撮り? それとも雨乞い? もしくはまた別の理由があるのでしょうか? 次のもてぎラウンドにもいるはずなので、見かけたらぜひ本人に聞いてみてください。
華やか&賑やかな雰囲気の中、ひとつだけ緊迫した雰囲気のグリッドがありました。ワイルドカード参戦のNo.35 Arto 86 MCのグリッドなんですが、午前中のフリー走行でクラッシュしてしまったために必死の修復作業が行なわれていました。もちろん直前までピットで作業していたのですが、そこでは終わらず、こうしてグリッドでも作業を続行。スタッフや周りのチームの協力もあって、スタート前には作業を完了、無事にスタートできることになりました。
最後にご紹介するのはチャン・インターナショナル・サーキットの観客席の様子です。決勝前にはスタンドがぎっしり埋まったのですが、その中でもひと際目立っていたのがこちら。そう、No.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTの大応援団です。メインスポンサーを務める「KEIHIN」の現地法人のスタッフや関係者ら約600人が応援に訪れ、パネルでつくった「人文字」で熱いエールを送っていました。
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最後の最後まで、全力投球!
熱戦が終わり、静かな夜が戻ってきたチャン・インターナショナル・サーキット。とはいえ、まだまだお仕事は続いています。チームスタッフの皆さんは、緊迫したレースモードから解放されたとはいえ、ここからも気の抜けない作業が待っています。なにしろ、車輌をはじめ、機材一式を遠く離れた日本へ送らなければならないのですから!
クルマそのものをラッピングする作業の一部始終を。緩衝材やラップフィルム、あるいは養生テープを多用するなど、チームによって多少の違いはあるものの、どのチームも手慣れた様子で効率的に作業をしておられました。
ほぼ同時進行で、パドック側の後片づけ作業も進んでいます。この後コンテナに積み込むわけですから、決められた場所にキチンと戻す必要があります。当たり前のことですが、鉄則ですね。余談ですが、これに先立ち、チームマネージャーさんがメカニックスーツを次から次へとお洗濯している姿もありました。これも後片づけの一環です。
ということで、ひと通りの作業が終わったチームのピット内は、このようになります! およそ1ヶ月弱の船便で日本へ。横浜の大黒ふ頭を経由し、チームへ戻ってくるのは、最終戦のもてぎ直前になるのだとか。
雨季のため、レースウィーク中は雨の心配もありましたが、幸いにも予選、そして決勝ともドライコンディションの下、白熱のパフォーマンスを繰り広げることとなった、SUPER GT第7戦タイ。皆さま、コップクンナ!(お疲れさまでした!)