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【The Voice_02】
予選上位コメント/GT300
2位
No.2 muta Racing GR86 GT
平良 響(Q1担当/B組)
一発で決めることを意識し、うまくいった
「予選が新方式になったということで結構気にしなければならないことが増えたんですが、Q2で堤選手が同じタイヤを使うのでタイヤをあまり痛めないようにすることと、中古でアタックするとどうなるのかなということを考えながらアタックしました。公式テストの時と比べて路面温度も上がりましたし、新燃料になったこともあって路面状況が大きく変わった感じがするので、その変化にも対応しながら探り探りというところもあったかなと思います。Q1担当としてはアタックを失敗して「もう1周」ということがないように、一発で決めるということを意識していて、それはうまくいきました。
明日の決勝は2番グリッドから(のスタート)ということで、理想はスタートで一気に1位に立って、そのまま逃げるという展開ですけど、そうならなくても落ち着いて走れれば1位になれる展開もあると思っています」
堤 優威(Q2担当)
僕自身のアタックとしてはほぼミスなくいけた
「Q1/A組で61号車がすごく速いタイムを出して、B組では平良選手が僕らが想定していたよりも速いタイムを出してくれて非常にいい感じだなと思っていました。Q2は中古タイヤなのでタイムが落ちることは想定していたんですけど、路面コンディションが向上したことによって、Q1と同様のタイムが出せるような状況でしたし、僕自身のアタックとしてはほぼミスなくいけたんですけど……ポールポジションを獲った蒲生(尚弥)選手(No.65 LEON PYRAMID AMG)が一枚上手でしたね。
(Q2のアタックの難しさは?)練習走行で使うユーズドと違って、路面が良くなった時のユーズドなのでイキすぎちゃうと最後の“粘り”がないところが難しいですね。ニュータイヤなら頼れるところが(ユーズドだと)ないので、そこが難しさだなと思います。
昨年と同じスタート位置なんですが、明日はドライでレースができそうなので、公式練習でのロングのペースも良かったですし、僕らは期待をもって、でも油断もせずに、去年はポール・トゥ・2位が多かったので、今年は2番手から1位を穫れるように、逆をいくように頑張ります」
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3位
No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
山内英輝(Q1担当/A組)
予選3位という結果は現状のなかではベスト
「Q1での僕自身のアタックはうまくまとめられましたし、狙っていたとおり、クルマのいいところを活かせたので手応えとしては正解だったなと思っています。新しい予選方式になって、僕としては「1周でキメる」ということと、Q2に向けてタイヤを温存するということを意識していました。
予選3位という結果は現状のなかではベストを尽くせたかなと思っています。Q1からQ2にかけてのクルマの変化シロという部分でツメがちょっと甘かったなという部分はありましたが、今回でいい勉強になりましたし、今後に活かしていけることなのでいいデータが取れたと思います。ただ、ブリヂストン勢の2周続けてアタックにいっても2周目にタイムが出て、Q2でも同様にタイムが出せるというタイヤの強さを感じていて、そこに対してはダンロップさんとともに負けないタイヤを作っていきたいなと思います」
井口卓人(Q2担当)
細かいツメの部分で悔いが残る部分がある
「何年ぶりかも分からないぐらいのQ2だったのでいろいろイメージしながら走ったんですけど、公式テストの時からQ2のアタックを想定した練習をしていたのでイメージとしてはうまく作れてはいたかなと。ただ、路面コンディションとか、どこにうまく合わせ込んでいけばいいのかという細かいツメの部分で悔いが残る部分があって……Q2は路面コンディションが良くなることが多いんですが、プッシュしなくちゃいけない部分と、ユーズドでニュータイヤほどのグリップがないという部分でのまとめ方というか、そのバランスをドライビングも含めてしっかり見つけて、さらに染みつかせていかなければならないと思いました。
Q1で山内選手が大きなギャップを作ってくれていた分、ポールポジションを獲りたかったので悔しさはありますけど、予選3位でポイントも獲れましたし、しっかりこの経験を次の予選で活かしていきたいと思います。ただ、この抜きづらいサーキットで予選3位はものすごくいいポジションだと思うので、BSは手強いですけどうまく食らいついて、決勝では前に出たいと思います」