SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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Rd.2 予選GT300:小暮&元嶋組が嬉しいクラス初ポール!JLOC Lamborghini GT3がQ1/Q2でトップを奪う

Rd.2 予選GT300:小暮&元嶋組が嬉しいクラス初ポール!JLOC Lamborghini GT3がQ1/Q2でトップを奪う

第2戦 富士スピードウェイ:公式予選 GT300レビュー

 2024 AUTOBACS SUPER GT第2戦『FUJI GT 3Hours RACE』の公式予選が5月3日(金・祝)、静岡県の富士スピードウェイ(1周4,563m)で行われた。青空に富士山がくっきり見える好天の下、GT500クラスではNo.17 Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)が、今季初参戦のCIVIC TYPE R-GTにとって初となるポールポジション(予選1位)を獲得。またGT300クラスではNo.88 JLOC Lamborghini GT3が予選クラス1位を獲得し、小暮卓史と元嶋佑弥が嬉しいクラス初ポールとなった。2チームは、明日5月4日の決勝レースを各クラスの最前列からスタートする。

□公式予選 天候:晴れ | コース:ドライ | 気温/路面温度 GT300:Q1開始前24℃/35℃、Q2途中22℃/34℃

 

■Q1のB組ではJLOC Lamborghini GT3が、A組はグッドスマイル 初音ミク AMGがトップに

 爽やかな晴天に恵まれ、朝から多くのファンが訪れたSUPER GT第2戦の予選日。午後2時25分から行われた公式予選Q1はA組、B組に分かれて行われた。前大会優勝会見でのくじ引きによりB組が先に行われ、13台がコースインした。

 まずは開幕戦ポールシッターのNo.65 LEON PYRAMID AMG(篠原拓朗)が1分36秒719を記録。これをターゲットに各車がアタックを展開していくと、午前の公式練習でも2番手につけていたNo.88 JLOC Lamborghini GT3(元嶋佑弥)が1分36秒084までタイムを縮めトップに立つ。そのまま88号車のタイムを上回る車両は現れず、Q1のB組トップが決定。65号車が2番手となった。3番手はチェッカー間際に1分36秒942までタイムを縮めたNo.18 UPGARAGE NSX GT3(小林崇志)かと思われたが、最後にNo.96 K-tunes RC F GT3(新田守男)が1分36秒845で逆転して3番手を得た。

 続いてA組は14台が出走。午前の公式練習は走行できなかったNo.11 GAINER TANAX Z(富田竜一郎)も対応作業が間に合って、ついに今季初走行となる。ここではNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が、チェッカーラップに1分36秒166を記録してA組トップかと思われた。だが、最後にゴール切ったNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(片岡龍也)が1分36秒156までタイムを縮め、56号車を僅差でかわしトップを奪った。3番手には第1戦のウイナーであるNo.2 muta Racing GR86 GT(平良響)が1分36秒450で続いた。初走行でファンの注目を集めた11号車は、なんと1分36秒484で4番手につけてみせた。

 

 

 

 

 

■JLOC Lamborghini GTがQ1/Q2でトップ。Gr.2では777号車が驚きのタイムを記録

 GT500クラスのQ1を終え、午後3時18分にスタートしたGT300クラスQ2のグループ2。Q1各組の9位以下の11台が出走する。予選下位組ではあるが、トップ4に入ればグループ1の下位4台の前にも出られる入れ替えルールを狙っていきたい。
 ここで1分35秒835というQ1両組トップをも超える最速タイムを記録したのはNo.777 D'station Vantage GT3(チャーリー・ファグ)。Q1との合算タイムでは、Q2を中村仁が担当したNo.31 apr LC500h GTが3分13秒313としトップとなる。同2番手にはNo.9 PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMG(冨林勇佑)がつけた。

 続いて行われたのは、GT300クラスQ2のQ1上位16台によるグループ1。終盤No.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥)やNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山内英輝)、No.96 K-tunes RC F GT3(高木真一)といった、予選最速アタッカーたちによる激しいアタック合戦が展開される。この中、遅めにアタックしたNo.88 JLOC Lamborghini GT3(小暮卓史)が1分36秒066までタイムを縮め、これが元嶋のQ1タイムとの合算で3分12秒150となり、第2戦富士のポールポジションを獲得してみせた。元嶋は初の、GT500クラスは“快速男”であった小暮にとっても、GT300では初となるポールポジションだった。

 予選総合の2位は、Q2で谷口信輝がアタックし1分36秒476を記録したNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMGが入った。同3位にはQ2で佐々木大樹が1分36秒548をマークしたNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rとなった。

 またQ2両組の結果から、グループ2からは予選総合13~15位にNo.31 apr LC500h GTとNNo.9 PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMG、No.87 METALIVE S Lamborghini GT3が上がり、グループ1下位をしのぐ結果となった。

※5月4日更新
 

 

 

 

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